3.64
18
発刊: 2016.11.22 ~
既刊8巻
新刊通知
a幼なじみのイマドキ男子3人が我が身の不幸を嘆いていると、風変わりな美女が現れた。「セカイ」という組織のエージェントを名乗る彼女に誘われ、3人は「300日後、3人の中で最も不幸になった者はどんな願いも叶う」というゲームへの参加を決める。『失恋ショコラティエ』『脳内ポイズンベリー』の水城せとながキレッキレの台詞で描く、友情・嫉妬・悪意……。さまざまな感情あざなう300日のゲームが始まる。
将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう?勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!
将棋界トップ棋士である渡辺明名人のノンフィクションコミック。なんと著者のマンガ家 伊奈先生は名人の奥様であり、マガポケで現在本作を連載中。 渡辺名人はなんとなく寡黙なイメージがありましたが、本作を読んでガラリと変わりました。最も身近な存在である奥さんが、普段ありのままのユニークな将棋生活を 赤裸々に本音で描かれていて、そのライフスタイル・趣味嗜好・考え方など リアルな一面を存分に知ることができます。 棋士になる前の学生時代から振り返っていたり、実は結構マンガや?が好きだったり、また将棋界の出来事や よく関わる他の棋士(羽生善治先生や藤井聡太竜王など多くの方々)も出演されていたりと、見応えあるとても面白い作品です? ちなみに2015年に1巻が発売されていて、伊奈先生は32才からマンガを描き始められ 3年で単行本を出されたのは素晴らしいですね。 また5巻までは未掲載ですが、2020年8月渡辺先生は遂に念願の名人となられました? おめでとうございます? そのお話は6巻掲載予定のマガポケ2020年11月号にあります (5巻は8月号まで) 評価についても、いつもどおり初見は最大☆4.5スタートでしたが、飽きずに読み返すことが多くなってきたため☆4.8まで評価を上げました。 将棋ファンはもちろん、将棋マンガが好きな方も一読する価値がある秀作です。
by シン (1394)28歳、独身、職なし。わたしを救う、ごはんがある。 「私たちは何度も生き返る。小さく小さく、くりかえし生まれ変わる」 心が折れて仕事を辞めた千春(ちはる)。バリキャリだが男でつまづくナカムラ。恋人との関係がうまくいかないゲイの英治(えいじ)。同級生の自死をきっかけに再会をした、美大の同級生3人。つらくて心が死にそうになっても、みんなで集い、ごはんを食べれば生き返ることができる。それはとても温かで、幸福な時間――。ひとは食べる。嬉しい時も、悲しい時も。男女3人、にぎやかおウチごはん。「サプリ」「&」のおかざき真里最新作!簡単レシピもたっぷり収録。
3.44
18
発刊: 2018.04.28 ~
完結・全3巻
新刊通知
a1967年7月、日本初の週刊青年マンガ誌「漫画アクション」が誕生―― その約2年前、後の初代編集長である清水文人は、「漫画ストーリー」編集長として新しい漫画を世に送り出そうと悩んでいた。 そんな中、ゴミ箱から拾い上げた一冊の同人誌「マニア」に“何か"を感じる。 徹底した取材と漫画への愛情から紡ぎだされる「漫画アクション」創刊秘話!
3.21
18
発刊: 2018.07.14 ~
通常版・他1作品
新刊通知
aはな、四葉、小栗、穂紀香。4人は、いつも仲良しの中学2年生。ある日、はなの元に届いた、差出人不明の手紙。それは少女たちの“性”と“純粋さ”を蹂躙する戦いの始まりを意味していた。うわべだけの日常が消え、あらわになる歪み。堰を切るように壊れだす世界。秘密と陰謀がうごめく中、少女たちは生き残れるのか――?
楡屋敷家で働くメイド・森永永森子。通称は黒ウサ。ふだんは仕事をしていないように見えるけれど、お屋敷のひとり息子の叶夢からは絶大な信頼を寄せられている。そのため、屋敷の人々からも一目置かれるようになった黒ウサは、いつだって叶夢坊っちゃまのために、お屋敷を駆け回っているのです…!!
個性際立つ人が多い芸術学部――その中でも尾崎流星(18)が入ったのは、強烈な生徒ばかりの「俳句ゼミ」で!? 切れ字って? 季語って? 淡々とした性格の流星と濃ゆ~い俳句ゼミメンバー俳句は果たして上達するのか。『ガイコツ書店員 本田さん』の本田が描く、本格<俳句>青春グラフィティ!!
体操に夢中な中学3年生・天原満月。今まで試合に興味がなかったものの、ひょんなことから中学最後の大会に出場することに。そこで強豪クラブのエリート選手・堂ヶ瀬朔良の演技を目の当たりにし、満月の体操人生は一変。自分の意思通り体が動く体操を求めて、満月は朔良と同じ高校に進学するが…!?
しがないゲームディレクター・橋場恭也28歳。なんとか支えてきた会社はついに倒産、ゲーム作りに憧れながらも人生を後悔していると、何故か10年前…2006年の自分に戻っていた!? 恭也は憧れのトップクリエイターの出身芸大に進み、今度こそクリエイターへの道を目指すが…。
喘息で学校を休みがちだったタケ。ある日発作が起きたところを同級生のまっちゃんに助けられたことがきっかけで、彼と少しずつ親交を深め、いつしか自然と惹かれていく。そしてタケの幼なじみの梅子もまた、まっちゃんの優しさに触れ、彼を好きになっていって…。幼なじみ二人とクラスの人気者による、ちょっぴりビターな三角関係の行方は!?
さっちゃん、僕はあのとき君とセックスをしていれば こんな破滅的な道に進もうとしなかったのかもしれない――。 大学進学に伴い、北海道から上京した片桐京介。故郷に残した彼女・小山内早智とは交際して四年が経つ。そんな中、隣人の人妻・国木田紫乃に次第に惹かれていく京介は、ついに一線を越えてしまい――。この恋の行き着く先は幸福か、それとも破滅か。不純愛な遠距離恋愛物語(ストーリー)。
3.69
18
発刊: 2020.03.06 ~
既刊2巻
新刊通知
a【電子限定!描き下ろし特典マンガ1P収録】『浪費図鑑』の劇団雌猫が贈る話題書をコミック化!メイク道を爆進するうちにあだ名が「叶美香」になった女、“推しネイル”にハマって猛練習する女、仕事場での“アドバイス”にうんざりしている女など、メイクを通して見えてくる、「社会」や「自意識」と戦う女たちの悲喜こもごも。「自分がどうありたいか」と向き合う、共感必至のオムニバス・ストーリー!
3.37
18
発刊: 2021.03.23 ~
既刊17巻
新刊通知
a脳疾患が招く麻痺、記憶障害、失語症――。脳外科医が診るのは、脳ではなく人生。元・脳外科医が書く超本格医療ドラマ!/日本における脳血管疾患の患者数はおよそ112万人。そして患者の多くが何らかの後遺症と闘っている。アメリカの病院から郊外の主幹病院にやってきた三瓶友治は空気を読まない。それは、少しの遅れが人生を左右する脳外科医ならではのふるまいでもあった。「脳内血腫」「第4脳室腫瘍」「失語症」の症例を収録。
3.14
18
発刊: 2021.10.21 ~
完結・全3巻
新刊通知
a離婚した妻と数年ぶりに再会した。「コイツはもう他人」以前より魅力を増した元妻・千歳を前に自分にそう言い聞かせる武文だったが、うっかり一緒に飲みに行っちゃって、今夜はもうちょっと一緒にいたいなとか思っちゃったところに、とんでもない事実が発覚する。…別れた妻がすでに子持ちで、しかも俺の子でした。大ヒット新婚ストーリー『未熟なふたりでございますが』のカワハラ恋、最新作!離婚してから始まる、最高のホーム&ラブコメディ!!
スローフードって楽じゃない。手間ひまかけて、汗かいて。だけど、そうやって辿り着いたひとくちには、本当の美味しさが満ちているのです。都会から生まれ故郷の小森に戻り、農業を営むいち子。四季折々の収穫に舌鼓を打ちながら、彼女は自分の生き方を模索する――。当世きっての漫画家が描く、本物のネイチャー・ライフ。
島耕作シリーズは、『課長島耕作』から現在連載中の『相談役島耕作』までモーニング連載なのですが、課長昇進までの過去編は、モーニング連載の島耕作と同時進行でイブニングで連載されていました。 本作『ヤング島耕作』はその第一弾で、連載時期としては2001年から2010年なので、『部長島耕作』と並行して連載が開始しました。 なお、『ヤング島耕作』は途中で主任に昇進し、『ヤング島耕作 主任編』として、タイトルとナンバリングが新しくなっています。 『ヤング島耕作』では、島耕作が初芝電器産業へ新卒入社して、肩書なしの一般社員として、歯車として働く姿を追ったものとなります。 新入社員の島耕作が、学生ノリから社会人としてのいろはを叩き込まれ、社会の汚さや我慢を覚え、時には、明らかに間違っていることに対して明確に自分の考えを伝えながら、少しずつ成長していく展開となります。 島耕作を主人公に据えたドラマではありますが、会社が一社員の動きでどうこう変わるというものでもなく、彼と、彼の周辺に及ぶ物語となります。 極端に非現実的などんでん返しや、特殊能力の類、どこかのビルの屋上でワイングラスを傾けながら、経済を思うままに揺り動かしてほくそ笑む謎の集団が現れるでもなく、あくまでも、一会社員が彼の力の及ぶ範囲で粉骨慢心します。 そんなマンガおもしろいのかというと、これが意外におもしろかったです。 私自身、週休8日を希望している側の社会人なのですが、様々なトラブルに遭遇し右往左往している彼の状況は、読んでいてとても先が気になり、ページが進みました。 また、島耕作の活躍により事態が決着した時には、喜びのようなものも感じられました。これが働く喜びというものなのか。 作中には、後に課長編以降でも登場するキャラが数多く出てきていて、そういう意味でも読んでいて楽しかったです。 初芝電産創始者の吉原初太郎、同僚の樫村建三、大泉裕介と馬島典子、そして、後に島耕作が最も信頼を置くこととなる中沢喜一等々、課長編以降を読んでいればおなじみの面々の過去の姿が登場します。 島耕作も若く描かれているのですが、女性を惑わすフェロモンはこの頃から健在らしく、女性関係は特に見習いたいと思いました。 昭和後期が舞台のサラリーマンマンガなので、言葉や通信手段も然り、文化や考え方も現代に則さないと思う部分があります。 それでも、こういう時代は確かにあったのだというなということを踏まえて、温故知新、学び取ることができる作品だと思いました。 主任の昇進辞令を受け取り、本作は引き続き『ヤング島耕作 主任編』に続きます。
by うにたべたい (581)