私は天音(あまね)、中学生。パパは神父でスゴ腕のエクソシストなんだ。パパに幽霊に近づくことは止められてるんだけど、問題が。それはクラスメートの真由(まゆ)の存在。幽霊に興味のある真由が、幽霊退治すると言いはじめて、私も巻き込まれちゃって…。果たして私の運命は? ミラクルファンタジー第1巻。
3.50
22
発刊: ~
通常版・他3作品
新刊通知
aドラゴンボールが連載終了し、週刊少年ジャンプにとって試練じみた時期にジャンプで連載されていた恋愛マンガ。 といっても、この頃のジャンプは"ラッキーマン"とか"マサルさん"とか、"SLAM DUNK"に"るろ剣"、"BOY"と、十分黄金期だったと言えるラインナップでした。 本作もその中において見劣りせず、ジャンプ連載の恋愛マンガという難しいジャンルながらもポジションを確立していたと思います。 主人公の高校教師「端島密」は、同僚で元教え子の女性教師「星崎理都」にプロポーズをする。 元々相思相愛だったので、理都はこのプロポーズを受諾するのですが、その直後に、密は川で溺れている高校生を助けようとして一緒に溺れてしまう。 そこを、偶然通りかかった僧侶「寅午」に魂だけを溺れていた高校生「鳴神源五郎」に移しかえられる。 密は、源五郎として生き、理都ともう一度恋愛するため、理都の生徒として転校するというストーリーです。 源五郎(密)は密としての記憶を持っているのですが、魂と肉体が分離してしまうためそれを他者に言うことができないという設定で、源五郎は理都の中の密に打ち勝って理都と結ばれないとならず、しかも自分は密を殺したような人間であるという最悪のスタートで始まります。 様々なドラマやエピソード、恋のライバルの登場なんかがあり、少しづつ惹かれゆく展開がとてもおもしろかったです。 また、源五郎のことを好きになる「鶫原ちなみ」というキャラがいるのですが、このキャラがすごくかわいくて積極性があり、ドラマを盛り上げてくれました。 このまま連載が進めば名作だったと思うのですが、中盤以降にテコ入れが入り、大きく路線変更がされます。 密は復活するのですが、理都の魂が封じ込められてしまい、理都の転生後の肉体を探すべく霊能力を使った探偵事務所を開くという展開になり、その後、ストーリーはバトルよりにシフト。 然る後打ち切りで終了するという、残念な終わり方になります。 編集部が本作を「幽遊白書」にしようとしたという話もありますが、そういったわけで序盤と中盤以降で内容が大きく違っています。 序盤の源五郎(密)、理都と周囲の仲間たちの恋愛マンガのままいって欲しかったですね。 最後は駆け足感はありますが、ハッピーエンドで終わったのが救いです。
by うにたべたい (585)3.22
22
発刊: ~
通常版・他1作品
新刊通知
a時計坂高校一年の順菜正太郎は、入学式当日すれ違った美少女・日比野真琴に一目惚れ! しかし彼女の後ろ姿を追い、演劇部の部室へたどり着いた正太郎を待っていたのはなんと体は男で心は女、そして三頭身の部長・徳大寺ヒロミだった! 部長ヒロミに気に入られてしまった正太郎の高校生活は…波乱の予感!?
みにくいアヒルの子・次五郎が手にした翼は魂宿った伝説の妖車“S13”。それは、ナンパ成功率100%の、人呼んで「ラブマシーン」だった!!高速道路のサービスエリア。目指すは「ココで一番目立つこと」!白い翼を持った運命の相棒・シルビアに乗って石川次五郎、いよいよ公道デビュー!!ラグ系、VIP、ヤン車も勢揃い!『カメレオン』の加瀬あつしが、全ての愛すべき「車バカ」に放つ、天下無敵カーアクション!
"カメレオン"の加瀬あつし先生の作品。 カメレオンの次に連載されていた"ポリ公マン"は短期で終了したため、実質カメレオンの次回作という印象です。 無類の車好きで、エンジン音だけで車種を当てることができる特技を持つ「石川次五郎」が主人公。 ある日、バイト先の洗車場に現れたVIPカーチーム「加麻呂」の会長「岡田秀樹」の愛車"プレジデント"に微細な傷をつけたバイト仲間を庇い、次五郎は岡田と溜まり場のSAでナンパ勝負をすることになる。 だが、運転は下手で自分の車持っていない次五郎は、なけなしの50万で買える車を探すが、その50万も鬼兄「石川九州男」に使い込まれてしまう。 途方に暮れる次五郎だったが、九州男の案内で訪れた解体屋で見つけたスクラップ寸前のS13シルビアに運命的なものを感じる。 そのシルビアが魔性の"妖車"で、次五郎を乗り手に選んだシルビアが様々なミラクルを起こしてイカれた公道ジャンキーを相手取り大活躍する展開です。 運とハッタリでヤンキーの頂点にのし上がる"カメレオン"とストーリーのフォーマットとしては似ていますが、決定的に異なる点として、次五郎は向上心があり、シルビアにおんぶ抱っこの状態から脱却すべくドライビングテクニックを努力で身につけます。 また、ストーリー中盤よりケンカも弱いわけではないことが判明し、彼のかっこいいシーンがあります。 中盤以降は運転技術についてシルビアに頼ることもほぼ無く、彼の成長ドラマともいえる作品かと思いました。 ただ、ギャグの下劣さは本作も健在で、最低のオヤジギャグが隙あらばねじ込まれています。 そのおかげでテンポよく読みやすいですが、女性には読ませられない男向けの内容だと思います。 キャラは多いですが、過去キャラも大事にして終盤までちゃんと見せ場があるのもよかった。 "カメレオン"を読んで良かった方には本作もおすすめします。
by うにたべたい (585)