鬼滅の刃の作者の短編漫画集。吸血鬼や呪術師をモチーフにした作品が多く、これが後の鬼滅の刃に生かされてるんだなぁと思うと感心しました。主人公それぞれが何らかの特殊能力を持っています。
　
話の内容は…読み切りって数十ページにまとめなければならないので、その苦労が作品に伺えました。主人公が活躍するまでが結構長いので、誰が主人公なんだろう…と思う場面が多々ありました。

吾峠呼世晴

週刊少年ジャンプの俊英・吾峠呼世晴の軌跡――　アニメ化も果たした連載デビュー作『鬼滅の刃』の前身となる『過狩り狩り』、本書のカバーを飾る異色作『文殊史郎兄弟』、掲載当時も話題を呼んだ『肋骨さん』『蠅庭のジグザグ』の読み切り四作品を収録。鬼才・吾峠呼世晴の神髄、ここにあり!!

吾峠呼世晴短編集

名作の気配

宮崎駿

   宮崎駿が描き下ろしたオールカラーの絵物語。1982年「アニメージュ」にて『風の谷のナウシカ』の連載を開始したのとほぼ同時期に描かれた作品である。水彩の淡い色をいくつも重ねて着色した絵が美しい。 <p>   作物の育たない貧しい国の王子シュナは、大地に豊饒をもたらすという「金色の種」を求め、西へと旅に出る。つらい旅の途中、人間を売り買いする町で商品として売られている姉妹と出会う。彼女らを助けた後、ひとりでたどり着いた「神人の土地」で、金色の種を見つけるが…。どんな状況にあっても、生きようとする人間のたくましさ。強い心だけが生みだすことのできる、やさしさ。そして、弱さと無力さ。宮崎は、短い物語のなかに、そんなものを、ただそのまま描き出してみせる。 <p>   世界観の作りこみとそれを表現する絵の力は圧巻。特に「神人の土地」にあふれる虫、植物、巨人、月の造形には、一切の迷いが見らない。彼の頭のなかに広がる原風景を見せられているようで、生々しいほどの迫力に満ちている。死と生、喜びと恐怖の一体となったこの世界観は、以降の宮崎作品にも幾度となく登場する。 <p>   チベットの民話に感銘を受けた宮崎が「地味な企画」ということでアニメ化を断念し「自分なりの映像化」を行ったものが、本作である。だがアニメという万人に向けた形をとっていれば、また違うものになっていたはずだ。淡々と、厳かに物語が進行する本書の独特の雰囲気は、絵物語という形態であればこその魅力といえるだろう。（門倉紫麻）

シュナの旅

名作

「火の7日間」とよばれる戦争によって、巨大文明が崩壊してから千年。荒れた大地に腐海という死の森が広がっていた。主人公・ナウシカのいる風の谷が、恐ろしい巨神兵を使い腐海を焼き払おうとするクシャナたちに侵略された。腐海の森と共に生きようとするナウシカと、腐海を焼き払おうとする人々。だが、その腐海には、秘密があって……。

風の谷のナウシカ

埼玉に対するディスりがとにかく酷い(笑)安定の魔夜峰央ワールドでした。最後は「えっ！？」ってところで終わってしまいます。映画がされてよかったです。

ワハハハ！

魔夜峰央

翔んで埼玉

話のオチも綺麗にまとまっていて、シュールなギャグに全ページ通して笑いました(笑) 今まで読んできた読み切り作品の中では個人的に1番好きです。

TV番組で紹介されると共に大きな話題となっている「翔んで埼玉」の全３編を収録！　魔夜峰央先生が埼玉県在住だった当時、埼玉県全体をおちょくった快作３編をはじめとして、SFテイストも加味したサスペンス・コメディ「やおい君の日常的でない生活」「時の流れに」の２編も収録の読み応えアリの１冊です。「パタリロ！」ファンならずとも必読必笑の、魔夜峰央の辛口コメディ集です。

やおい君の日常的でない生活

耽美な絵柄でシュールなギャグで笑わせてくるのはさすがだなと思いました。じわじわと笑いがこみ上げてきます(笑) 最初の方は普通に面白くて良かったんですが、後半になってくると毒が強くなって微妙になってきます…。魔夜先生は続き物よりも短編を描かせた方が上手いのでは？

インドに住む美少年・ラシャーヌ。破壊的行動力と見事な推理力を武器に数々の怪事件を解決！だけどその裏には、いつも一途な恋心が…!?

ラシャーヌ!

ドラマ化おめでとうございます！
　
もう1話のシシレオーが電車の中に現れるところからもう面白くて、特撮オタクじゃなくても、色んなオタクに読んで欲しい、そんな漫画でした。(笑)

丹羽庭

隠れ「特撮オタク」OLのガハハ爆笑デイズ 

仲村さんは26才のOLさん。
職場では女子力が高いと見られているけど、
実は女死力滾る「特オタ(特撮オタク)」!

オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。
人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、
一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり…
ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道! 


トクサツガガガ

「こういう恋愛漫画もあってもいいよね」って思える漫画でした。恋愛しない恋愛漫画です。アセクシャル(恋愛感情・性的感情がないこと)ってものすごく少数派だし、なかなか理解されない趣向だと思うので、この漫画に出会えてよかったです。もっとこういった漫画が増えますように。

小野ハルカ

桐生ふたば（32）はアニメ化もされるラブコメ漫画の作者であるが、自分自身は“恋愛感情”がわからない人間である。「そもそも女性が恋愛を好きだって、誰が決めた!?」かなり拗らせたふたばだが、そんな彼女に対して、職場の寡黙な年下アシスタント、通称アサシン、そして年上のアニメの脚本家、通称軍師が突如としてアプローチを始める…!!!　「私の人生、いつから乙女ゲームになった!?」“恋愛感情”がわからないアラサー女子による新感覚ラブコメ、スタート!!

桐生先生は恋愛がわからない。

「なにこれ！？」っていう話はあるけど、全体的に見れば普通位かな…。部分的に見れば面白いけれど、ラストの畳み方はよくわからなかったです。実験作ってかんじ。

そうきたか！

冨樫義博

地球にやってきたドグラ星の第一王子は、最高の頭脳と最悪な性格の持ち主だった！　王子はディスクン星人と手を組み、地球人の高校生をもまきこんで、親衛隊員の忠誠心を試そうと大芝居をうつが？

レベルE 文庫版

意外と普通かな…。つまらなくはなくて面白いけれども「これ！」って言う作品は無かったです。

普通

尾田栄一郎

史上最大の賞金首ギル・バスターに、幽霊がとりついた!?幻の処女作『WANTED！』、大人気作品『ONEPIECE』の原点、もう一人のルフィがここに！『ROMANCEDAWN』ほか3編を収録!!

Wanted!

グロテスクな見た目のロボットの方が正義側っていう発想は面白いですね。邪鬼王に対する一般人の反応も面白かった(笑)
 
打ち切りだから仕方ないと思うのですが、最終話に向かうにつれて話がドタバタしてくので、作品としてはうーん…？って感じでした。

うーむ...

石川賢

破天荒な天才科学者・島本平八郎は、S・O・C（セルフ・オーガナイズ・チップ）という生物と同じ働きをするメカを生み出した。産業スパイに狙われるほどの画期的な発明だったが、制御することができず、S・O・C自らが巨大化していた。その頃、海底に沈んだはずのムー帝国総統、ルイ・イオナ18世が日本への侵攻を開始して……。石川賢が精緻な筆致で挑むアクション巨編!!

スカルキラー邪鬼王

可愛い絵柄でやばいことがサラッと描かれています(笑)
 
基本的には自叙伝といった感じですが、話に起伏があまりなく、全編通して淡々と話が続いてくので、1冊読むのに時間がかかりました。

吾妻ひでお

失踪日記

ビーストになってしまった人たちの背景が悲しくて胸が痛みます。悪い奴はだいたい報われる点もスカッとしてよかったです。考えさせられる話が沢山あります。
　
ただ、話が重すぎる(笑) え、昭和ってこんなに闇が深い時代だったっけ？と疑ってしまいました。

ギャー！

永井豪

ダイナミック・プロ

デビルマンレディー

戦後の昭和SFっぽい本作の世界観が好きです。1話完結になってて読みやすいところも個人的に高評価でした。
　
ですが、話はどこに感動すればいいのか、見せ場はどこなのかがいまいちピンときませんでした。

面白い！

横尾公敏

戦争終結から四半世紀……繁栄を謳歌する日本に忍び寄る影!!「ロボット残党兵」の三船の新たなる活躍！

大昭和怪人伝

グロいけど、話は綺麗にまとまってて良かったです。最後いい話だけど感動するかと言えばもう一歩…かな…。

小畑健

人類は今、かつてない戦争をしている。敵は「ギタイ」と呼ばれる化物。ジャパンの南方、コトイウシ島で繰り返される戦闘。初年兵であるキリヤ・ケイジと戦場の牝犬と呼ばれるリタ・ヴラタスキは、まだ見ぬ明日を求める戦いに身を投じていく──。

All You Need Is Kill

もうネイティブ部族と大学職員っていうカップリングがおかしいんだけども(笑)、おかしいんだけれども、それを愛とかそれ以外のとにかく色んなもので作品を押し切ってしまうのはさすがだなと思いました。カルタカくん大好きだー！！2人ともお幸せに！！

エンゾウ

理事長に留学生の世話を命じられた大学職員・稜一郎。なんと留学生・カルタカは、
言葉も通じない未開の地に住むネイティブ!! 一族の戦士で超美貌の持ち主だが、
スマホやテレビ、果ては水洗トイレを恐れる彼に稜一郎はうんざり…。
だが、つたない言葉で「リョウイチロー」と呼ばれ懐かれるうちに、次第に心が傾いて!?

マザーズ スピリット

短い話なのに、どんでん返しがあったりして意外と面白いです。読んでからだいぶ時間が経ってしまったので、もう一度読み直します。

拓狼は転校続きの高校生。かわいいさやかちゃん目当てでバスケ部に入ったものの、体の事情で夏の合宿は無念の不参加。満月のため参加できない彼は実は人狼だったのです！表題作ほか5編を収録。

狼なんて怖くない!! 冨樫義博短編集

約束のネバーランドと同じ作者だそうで、あまり知られてない作品ですが、話も綺麗にまとまっていて面白いです！
　
話は、様々な勇者が戦う王道の少年漫画といった感じですが、1巻からホロリとさせられる話があったり、バトルがとにかく熱くて感動しました。
　
1巻と3巻は、それぞれ1冊を通して物語が続きますが、2巻は1話完結です。個人的に色んな話がまとまった2巻が好きです。

出水ぽすか

オレカモンスターズ冒険烈伝

真島ヒロ

RAVEプルーの犬日記

魔王だゼッ!!オレカバトル

katsudon さんは『吾峠呼世晴短編集』、 『シュナの旅』、 『風の谷のナウシカ』、 『翔んで埼玉』、 『やおい君の日常的でない生活』など、21作品を読んでいます。各作品の新刊情報、無料漫画、試し読み、レビュー（口コミ・感想・評価）、ネタバレも見ることができます。