家族においしいごはんを食べさせることこそ母の喜び!だけど反抗期の息子・たけしにはウザイとうっとうしがられて…。つっ走りすぎオカン&たけしの愛と満腹のダイアリー!!
秋本治の短編集。 5編の短編が収録されていますが、どの作品も完成度が高くリリーダビリティーに優れています。 収録作は以下の5作。 ・こちら人情民生課 強面のヤクザが労働に憧れて、役所の民生課に就職する話。 対応は無茶苦茶だけど、名物職員としてやっていけそうなところを乱暴者が現れて、懲らしめたところで正体がバレるという、お約束な展開です。 お約束展開が水戸黄門的にハマっていて、爽快感のある作品だと思います。 ・日本一の世直し男 テキ屋の2人組が、日本の行く末を案じて自衛隊に入り、日本の改革を目指すという話。 こちらも無茶苦茶やってクビになるという、いい意味でお約束展開となっています。 銃器や戦車の描写が秀逸です。そちらがメインではないので、銃や戦車の解説は入らないのですが、取材の元に根拠のあるモデルが描かれているんだろうなぁという気がします。 ・こちら交機の本田 赤のZ追跡中!よろしく! こち亀に出てくる、バイクに乗ると性格が変わる白バイ隊員の本田が主役のスピンオフ短編。両さんは出てこないです。 ギャグといえばギャグですが、展開はシリアスで、白バイ隊員による逮捕劇となっています。 ひき逃げを隠蔽するため平気で人をコンクリートで固めようとするヤクザの親分が、漫画好きでおちゃめという設定が、秋本治らしいといえばそうなのですが、もうちょっと極悪だと良いのにと思いました。 ・ライブ 田舎から歌手を目指して上京した青年と、同じ郷里から上京し活躍中のボクサーが偶然出会い、挫折しながらも励まし合って戦い続ける話。 終わった後の話は読者の想像に任せる形になっていますが、成功することを暗示させる終わらせ方となっているところが良いと思います。 努力は実る、その頑張りは誰かが見てくれるという希望を持たせられるいい作品だと感じました。 ・デスマッチ 感動作です。本書収録作中では一番好きな作品です。 捕まえても何度も逃走する犯人と、それを追い続ける老刑事の話。 その日も護送中に取り逃がしてしまい、取っ組み合いをしながら2人は滝から落ちてしまう。そして、気がつけばある田舎の村にいた。 犯人の男は、刑事の気を失っているのをいいことに逃げ出そうとするが、村人に刑事と間違われてしまう。 よくある展開といえばそうなのですが、そのお約束がとても効果的に効いている作品だと思います。 事情を知ったあとでラストを見送る地元駐在の敬礼がすごく印象的です。
by うにたべたい (585)2305年、地球から遠く離れた植民惑星・ティノス。過酷な環境に荒廃したこの地で、無惨に殺された少年・ブルー。だが300年の時を生きた作業用ロボット・ファッツの手で超人として甦り…。
3.32
6
発刊: ~
既刊1巻
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a3.07
6
発刊: ~
既刊1巻
新刊通知
a1868年、明治政府が発足した。サムライガンを擁する反幕府組織・評議会は、新政府に吸収される事となる。しかし権力の争奪が行われた後に組織は新政府側の赤軍と反逆集団の黒軍とに二分。だが赤軍に戦争を仕掛けた黒軍は敗北した。それから数年後…再び黒軍が現われた。そして黒き逆賊・月光が動き出す!!
本名・キクチタケオ。暗号名・毒狼〈どくろ〉。幼い頃、熱心な母親に連れられて宗教団体・涅槃創生会に入信。その後、教団の保安局粛殺班にて最強の暗殺者として暗躍。得意な武器は、特殊金属でできたファングブレードワイヤー。ある時、教団に背いて脱会。現在、逃亡中…。
3.37
6
発刊: 2006.04.19 ~
通常版・他1作品
新刊通知
aあの『サラリーマン金太郎』が帰ってきた!!“ニッポンサラリーマン”矢島金太郎が転職した先は、グローバルにビジネスを展開する外資系投資銀行・インターナショナルバンク(INB)日本支社。INBの会長を務めるのが自らの親族、グレート・モーガンであることはおろか、外資系銀行がどんな仕事をするのかすら知らず、面白そうという理由で面接を受ける。INB日本支社CEOを務める田崎紘一は、金太郎の脳が運動神経でできていることを察知し採用を決めるが……。「サラリーマンとして、ありとあらゆる仕事をしてみたい」と言う金太郎は、はたして外国為替ディーラーとしてどんな活躍を見せるのか!?
サラリーマンとなった元・漁師「矢島金太郎」を主役に据えたビジネスマンガ『サラリーマン金太郎』の続編です。 サラリーマンが主役のマンガは多々ありますが、金太郎の行動は破天荒を通り越して現実味が無く、他と一線を画したものとなっています。 タイトル通りマネーウォーズを繰り広げるのは本作中盤までで、以降は別業界になっています。 サラリーマンにこだわり続けていた金太郎ですが、本作ではサラリーマンと呼ぶには大きすぎるポジションについており、後半では"サラリーマン"でも、"マネーウォーズ"でもなくなっています。 そのため、一般的サラリーマンとしてのしがない生き方、あるいは活躍の仕方を学ぶことは本作ではできないと思います。 もし金太郎の生き方を参考にサラリーマンをしている方がいれば、それはよほど大物か、あるいはクビ直前かのどちらかですね。 マネーウォーズ編の序盤は『マネーウォーズ編プロローグ』として別作品となっています。 『サラリーマン金太郎』の続編作品ですが、本作の前に"プロローグ"を読んでおく必要があります。 金太郎は『サラリーマン金太郎』の終盤でヤマト建設を退職し、『プロローグ』で外資系投資銀行会社・INBに転職します。 そこで、外国為替で兆円単位の利益を出し、100億ものボーナスを得ますが、その金にそれほど興味もなく、釣りなどをして日々を過ごしていました。 そんな折、銀行役員に呼び出され、金太郎はファンドマネージャーになることを誘われます。 金太郎は、金太郎ファンドを立ち上げ、再びマネーゲームの世界に飛び込んでゆくが、彼の前に世界的な投資家「ジョー・ロス」が立ちはだかる、という展開です。 作中では国家が買えるほどのお金が飛び交っていて、一介のサラリーマンが動かせる金額を飛び越えていきます。 内容も難しく、投資の知識が無い私には、正直なにがどうなって勝利した、あるいは敗北となったのか理解が追いつきませんでした。 展開は非常に早く、テンポが良くて読みやすいのですが、そもそも投資に興味がない私のような人向けではなかったですね。 それこそ外資系投資銀行に勤めている方が読めば面白いかもしれないですが、外資系投資業界に暴走族上がりの元漁師が飛び込むという異色のマンガなので、ストライクとなるターゲットは狭いかもしれないです。 マネーウォーズ編は中盤までで、中盤以降、金太郎は高知の港町で漁師に戻ります。 とはいえ漁師マンガになるというわけではなく、今度はその高知の町の立て直しに尽力する展開となります。 個人的にはマネーウォーズ編よりこちらの方が面白かったです。 メタンハイドレートに着目して、具体的に収益を上げるプランを立てる展開は現実味のある夢であり、興味深く読みました。 面白かったですが、全4巻と短く、もう少し金太郎の活躍を見たかったですね。 これから軌道に乗るという時にフラッと去ってゆく、それが金太郎らしいといえばそうなのですが、読むとあっという間という感じがします。 ラストはまた更に続編に続く終わり方になっています。 マネーウォーズ編は全4巻ですが、サラリーマン金太郎は続編に続くので、引き続いて金太郎の活躍を追っていきたいと思います。
by うにたべたい (585)3.10
6
発刊: ~
完結・全8巻
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a▼第1話/すごい男▼第2話/すごい男▼第3話/少年救出作戦▼第4話/希倫のキモチ▼第5話/ミスタークール●登場人物/椿天司(父の多額の借金返済のために、室戸調査事務所で働く高校生)、室戸信乃(才色兼備な室戸探偵事務所の所長)、室戸雪(信乃の妹で、探偵事務所の調査員)、立花希倫(天司が探偵であることをばらさないかわりに、助手になったクラスメイト)