サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編

本宮ひろ志

3.40

461

発刊:2006.04.19 〜

完結・全5巻

『サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編(0)』巻の書影
『サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編(1)』巻の書影
『サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編(2)』巻の書影
『サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編(3)』巻の書影
『サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編(4)』巻の書影
うにたべたいさんが読んでいます

あらすじストーリー紹介

あの『サラリーマン金太郎』が帰ってきた!!“ニッポンサラリーマン”矢島金太郎が転職した先は、グローバルにビジネスを展開する外資系投資銀行・インターナショナルバンク(INB)日本支社。INBの会長を務めるのが自らの親族、グレート・モーガンであることはおろか、外資系銀行がどんな仕事をするのかすら知らず、面白そうという理由で面接を受ける。INB日本支社CEOを務める田崎紘一は、金太郎の脳が運動神経でできていることを察知し採用を決めるが……。「サラリーマンとして、ありとあらゆる仕事をしてみたい」と言う金太郎は、はたして外国為替ディーラーとしてどんな活躍を見せるのか!?

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この漫画のレビュー

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5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
3.40

9件の評価

4.5

5巻まで読みました

サラリーマンとなった元・漁師「矢島金太郎」を主役に据えたビジネスマンガ『サラリーマン金太郎』の続編です。
サラリーマンが主役のマンガは多々ありますが、金太郎の行動は破天荒を通り越して現実味が無く、他と一線を画したものとなっています。

タイトル通りマネーウォーズを繰り広げるのは本作中盤までで、以降は別業界になっています。
サラリーマンにこだわり続けていた金太郎ですが、本作ではサラリーマンと呼ぶには大きすぎるポジションについており、後半では"サラリーマン"でも、"マネーウォーズ"でもなくなっています。
そのため、一般的サラリーマンとしてのしがない生き方、あるいは活躍の仕方を学ぶことは本作ではできないと思います。
もし金太郎の生き方を参考にサラリーマンをしている方がいれば、それはよほど大物か、あるいはクビ直前かのどちらかですね。

マネーウォーズ編の序盤は『マネーウォーズ編プロローグ』として別作品となっています。
『サラリーマン金太郎』の続編作品ですが、本作の前に"プロローグ"を読んでおく必要があります。
金太郎は『サラリーマン金太郎』の終盤でヤマト建設を退職し、『プロローグ』で外資系投資銀行会社・INBに転職します。
そこで、外国為替で兆円単位の利益を出し、100億ものボーナスを得ますが、その金にそれほど興味もなく、釣りなどをして日々を過ごしていました。
そんな折、銀行役員に呼び出され、金太郎はファンドマネージャーになることを誘われます。
金太郎は、金太郎ファンドを立ち上げ、再びマネーゲームの世界に飛び込んでゆくが、彼の前に世界的な投資家「ジョー・ロス」が立ちはだかる、という展開です。

作中では国家が買えるほどのお金が飛び交っていて、一介のサラリーマンが動かせる金額を飛び越えていきます。
内容も難しく、投資の知識が無い私には、正直なにがどうなって勝利した、あるいは敗北となったのか理解が追いつきませんでした。
展開は非常に早く、テンポが良くて読みやすいのですが、そもそも投資に興味がない私のような人向けではなかったですね。
それこそ外資系投資銀行に勤めている方が読めば面白いかもしれないですが、外資系投資業界に暴走族上がりの元漁師が飛び込むという異色のマンガなので、ストライクとなるターゲットは狭いかもしれないです。

マネーウォーズ編は中盤までで、中盤以降、金太郎は高知の港町で漁師に戻ります。
とはいえ漁師マンガになるというわけではなく、今度はその高知の町の立て直しに尽力する展開となります。
個人的にはマネーウォーズ編よりこちらの方が面白かったです。
メタンハイドレートに着目して、具体的に収益を上げるプランを立てる展開は現実味のある夢であり、興味深く読みました。

面白かったですが、全4巻と短く、もう少し金太郎の活躍を見たかったですね。
これから軌道に乗るという時にフラッと去ってゆく、それが金太郎らしいといえばそうなのですが、読むとあっという間という感じがします。
ラストはまた更に続編に続く終わり方になっています。
マネーウォーズ編は全4巻ですが、サラリーマン金太郎は続編に続くので、引き続いて金太郎の活躍を追っていきたいと思います。

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