啓久(ひらく)、19歳。ジジ、ババ、両親、妹と離れて楽しいはずの1人暮らし。でも心には1つ埋められない空間があるのだ。おまけにあの女が現れ…。いくえみ風21世紀シングルライフ。 【同時収録】いちごの生活/しつもんしよう。
ピアッシングや刺青などの身体改造を題材に、現代の若者の心に潜む不気味な影と深い悲しみを、大胆な筆致で捉えた問題作である。埋め込んだピアスのサイズを大きくしていきながら、徐々に舌を裂いていくスプリットタン、背中一面に施される刺青、SM的なセックスシーン。迫力に満ちた描写の一方で、それを他人ごとのように冷めた視線で眺めている主人公の姿が印象的だ。第130回芥川賞受賞作品。 <p> 顔面にピアスを刺し、龍の刺青を入れたパンク男、アマと知り合った19歳のルイ。アマの二股の舌に興味を抱いたルイは、シバという男の店で、躊躇(ちゅうちょ)なく自分の舌にもピアスを入れる。それを期に、何かに押されるかのように身体改造へとのめり込み、シバとも関係を持つルイ。たが、過去にアマが殴り倒したチンピラの死亡記事を見つけたことで、ルイは言いようのない不安に襲われはじめる。 <p> 本書を読み進めるのは、ある意味、苦痛を伴う行為だ。身体改造という自虐的な行動を通じて、肉体の痛み、ひいては精神の痛みを喚起させる筆力に、読み手は圧倒されるに違いない。自らの血を流すことを忌避し、それゆえに他者の痛みに対する想像力を欠落しつつある現代社会において、本書の果たす文学的役割は、特筆に価するものといえよう。弱冠20歳での芥川賞受賞、若者の過激な生態や風俗といった派手な要素に目を奪われがちではあるが、「未来にも、刺青にも、スプリットタンにも、意味なんてない」と言い切るルイの言葉から垣間見えるのは、真正面から文学と向き合おうとする真摯なまでの著者の姿である。(中島正敏)
3.15
6
発刊: 2014.07.04 ~
完結・全1巻
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a拓狼は転校続きの高校生。かわいいさやかちゃん目当てでバスケ部に入ったものの、体の事情で夏の合宿は無念の不参加。満月のため参加できない彼は実は人狼だったのです!表題作ほか5編を収録。
3.08
6
発刊: ~
既刊2巻
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a3.17
6
発刊: ~
既刊1巻
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a月ジャンで連載されていたギャグ漫画。 基本的に一話完結で、形式としてはギャグマンガ日和が近いと思います。 ただ、ギャグマンガ日和と決定的に違う点として、描かれているギャグの下ネタ率が非常に高く、オタクやロリコンをネタにすることが多いです。 ネタに困ればちんことババアに頼るという最低っぷり、最終回もちんこに仕掛けられた時限爆弾を娘が解除するという酷い内容でした。 ええ、私こういうの大好物です。 文句無しの五つ星ですよ。 存分に笑わせていただきました。 タイトルの"黒いラブレター"と内容は関係なく、魔王の座を奪われて地球にやってきた元魔王の話や、祖父から貰った髪が伸びる人形にビビって滝のような小便を漏らす少年の話、田舎のおばあちゃんの家に遊びに来た子供たちの話など、一話完結の話が続くものとなります。 中盤以降は、過去の話の続きが描かれるものが増え、各話の登場人物同士が繋がってストーリーができるような話も登場します。 後半ではネタが尽きてきたのか、魔界の強者が地球の人々といざこざを起こすストーリー性があるものが出てきたりしますが、ストーリー性出しちゃったやつはぶっちゃけあんまりおもしろくなかったです。 とにかく勢いだけのお下劣ギャグを連発する回が神がかっていて、読んでいて非常に楽しかったです。 ただ、ギャグは下品で、暴言が飛び交う内容のため、子供に読ますと大喜びすると思いますが、悪影響が必至だと思います。 また、女性に勧めると勧めた私が蔑んだ目で見られること至上の喜びのため、うら若き乙女には是非是非ご一読いただきたい (そして蔑んでもらいたい) と思います。
by うにたべたい (581)3.39
6
発刊: 2006.11.02 ~
既刊1巻
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aField of colors―アイシールド21イラスト集 (ジャンプコミックス) の書籍です。
こんなに素晴らしいのに絶版だなんて信じられない… もしワンパンマンで作品集を発行されるなら、一緒にこっちを増版してほしい 私が村田先生の作画で好きなところは ・生を感じられるような動きがある作画 ・とてもリアルなのに漫画らしい顔つきとその書き分け の2点 1点目はスポーツ漫画の時点で言わずもがな 現在作画を担当されているワンパンマンでは動きの表現力がさらに跳ね上がっていて本当に素晴らしい 読むだけで心拍数が上がる 2点目は栗田の作画がわかりやすい 目がゴマ粒のようなキャラクターなのに、あの巨体が世界のどこかにいるような気がしてくる セナの大きな目、ヒル魔の長い指など、特徴を活かしつつリアリティを追求した作画は何度見ても惚れ惚れする
by マルカ (68)3.29
6
発刊: 2003.06.19 ~
完結・全2巻
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aここはあなたの知っている”東京”とは少し違う“トーキョー”。グラフィティーライターの裸武とひょんな事から芸能界入りした桃子の甘く切ないラブストーリー!! TOKYO TRIBEの世界観とリンクする、TT2ファンも必読の作品!!第1巻。
3.05
6
発刊: 2004.12.01 ~
既刊1巻
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a原作&アニメを完全フォロー! 『GANTZ』の謎を究明する、初の公式ファンブックが登場! コミックパートでは、玄野からホイホイまで全キャラクターを徹底紹介。さらに宇宙人&世界観を検証し、さらにメカニックも初公開! アニメパートでは、全26話を完全収録! そしてアニメ版『GANTZ』の裏に隠された真意を、板野一郎監督、恩田尚之(キャラクターデザイン)、十川誠志(脚本)が熱く語る! 恩田氏渾身の描き下ろしポスター付きの充実の内容だ!
3.28
6
発刊: 2006.08.18 ~
既刊5巻
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