銃と暴力に支配された近未来の東京で若い男女が狙い殺される。容疑者は不死身の少女、赤ずきん。彼女の願いはただひとつ、運命の人=狼に食べられること… 奇才・玉置勉強が放つダークファンタジー。
3.07
284
発刊: 2010.11.18 ~
完結・全2巻
新刊通知
a中世ヨーロッパで連綿と続き、とりわけ後期では異常なほど発達を遂げた拷問と残酷な処刑の数々。特権階級を持つ貴族たちの際限のない欲望から生み出されたものや、「魔女裁判」や「異端審問」など宗教家たちのエゴから生まれたものなど、多岐にわたるそれらの拷問具や処刑法が使用された様々なエピソードをオムニバスで綴る暗黒絵巻――。
諸星大二郎/著 収録内容・特色 全原画著者監修のもとテーマ別再構成・編集 フル・レストア+リ・マスタリング+最上質紙による原画の質感完全再現 初収録作「鮫人」カラー頁完全再現・「封禅」一部原画・ネーム改訂 新作カバー+口絵+解題 更には本体表紙にカバー原画ノートリミング収録! 諸星版聊斎志異 中国怪異譚集[伝奇編] 「幽山秘記」、「異界録」、「小人怪」、「三呆誤計」、「毛家の怪」、「壺中天」、「山都」、「巫蠱」、「封禅」、「三山図」、「狗屠王」、「鮫人」、「桃源記」以上収録順 諸星作品群を堪能する至福の刻へようこそ 著者紹介 諸星大二郎 1949年長野・軽井沢に生まれ、東京で育つ。1970年「COM」にて「ジュン子・恐喝」でデビュー。1974年「生物都市」で第七回手塚賞に入選し本格的な作家活動に入る。同年「少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」を連載(後に「稗田礼二郎のフィールド・ノートより」と改題)、以後「暗黒神話」、「孔子暗黒伝」と同誌に連載、その後他誌にて「マッドメン」、「海神記」、「西遊妖猿伝」と代表作となる作品群を発表。近作としては「栞と紙魚子」連作、「巨人譚」、「西遊妖猿伝 西域篇」から小説集「キョウコのキョウは恐怖の恐」、「蜘蛛の糸は必ず切れる」等多くの作品が刊行。異形、寓意、そして或る時は〝クトゥルー〟をモチーフに古代から現在に至る物語世界を紡いでいる。[近況]「妖怪ハンター 稗田の生徒たち」連載始動。(2010年12月現在)