武富 健治(たけとみ けんじ、1970年8月21日 - )は、日本の漫画家。佐賀県杵島郡江北町生まれ。東京都立駒場高校を経て、青山学院大学文学部二部教育学科を卒業。代表作は『漫画アクション』で連載した『鈴木先生』。自らを「文芸漫画家」と称している。2007年、『鈴木先生』により文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した。
鈴木先生が苦悩すればする程、我々はワクワクする(江口寿史談)。新聞・雑誌の書評でも大絶賛の本作。ささやかな問題も重大な試練も全力で挑む、まったく新しい教師像。平成18年度文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品。鈴木先生の流す脂汗と身に帯びたループタイは「誠実の証」!
失踪したルームメイトは多重人格者だった――「麗子」こと「麻美」の正体と行方を探る、主人公・春海と大学の先輩・工藤。しかしようやくたどり着いた麻美のマンションで待ち受けていたのは、彼女の変わり果てた姿だった。工藤は従兄のフリーライター・武原に相談。武原は殺された麻美と、「英会話スクール校長殺害事件」の関わりを疑い、事件調査に乗り出すが…異なる二つの事件――麻美を殺した犯人は一体誰なのか!?その輪郭をたどるうちに、事態は更に恐ろしい様相を呈していく―――!!!
あの芥川賞受賞作、奇才により完全漫画化! 文学史を塗り替えた金字塔―― あの芥川賞受賞作を、原作者・又吉直樹氏のラブコールに応え、奇才・武富健治氏が本格漫画化。 上下巻同時発売!! 2000年代初頭、熱海での花火大会の夜… 売れない漫才コンビ「スパークス」の徳永は、芸人の先輩「あほんだら」の神谷と出会う。 ひりひりするような神谷の生き方に触れた徳永は、弟子入りを志願。 神谷の伝記を書くことを条件に、ふたりは師弟の杯を交わす。 これは、有り余る純粋を抱え生きる、ふたりの芸人の十年にわたる物語である―― ボーナストラックとして、又吉直樹氏が本作のために新規書き下ろしをした「スパークス」「あほんだら」の漫才ネタも収録!
第1話~第4話収録古代の伝承が残る陸の孤島「赤目村」。都会の喧騒を嫌って赴任してきた青年医師「三沢勇人」は、赴任早々村民同士の対立に巻き込まれる。そんな中起こる事故、明らかになる村に隠された「秘密」、そして三沢自身にも秘められた「秘密」が…。「鈴木先生」武富健治が放つ恐るべき伝奇ホラー・サスペンス、ここに開演…!