レズ風俗でしか性的経験が無く、誰一人とすら交際経験の無いアラサーメンヘラ漫画家が結婚及び愛し愛されることへの憧れをつのらせジタバタします?
柳田國男遠野物語を水木しげるがコミカライズした作品。 遠野物語は何度か読んでいて副読本もいくつか読んでいるのですが、中でも本作が一番読みやすかったです。 遠野物語は岩手県遠野地方に伝わる逸話や伝承を柳田國男が民俗学者の佐々木鏡石より聞き取り記した本で、民俗学の黎明と呼ばれる作品です。 一続きの物語ではなく、“これこれこういうことがあった”というだけのオチのない話が119編が収録されていて、中には数行で終わるものもあります。 有名なところではザシキワラシやカッパ、マヨヒガなどに関する伝承が登場し、妖怪漫画を描いてきた水木しげるとは親和性が高いと感じました。 遠野物語は文語で書かれているため非常に読みにくいのですが、本作は作品にビジュアルが加わって読みやすくなっています。 ただし、遠野物語の全ての話がコミカライズされているわけではなく、また水木先生が話者として登場するなどアレンジが加えられているので、ちゃんと読むのであれば遠野物語を読んだ方が良いと思います。 絵は、水木しげるの漫画を読んだことがある方であれば知っていると思いますが、非常に緻密です。 それでいてオドロオドロしく且つコミカルな水木しげるでしか出せない雰囲気が、民俗学と非常にマッチしていて、基本的に難しいイメージの遠野物語を楽しく読むことができました。 遠野物語の文語の文章はそれはそれで味があるのですが、本作は水木しげるが遠野物語と化学反応を起こしてできた素晴らしい名作だと思います。 民俗学の入り口としても非常におすすめします。興味のある方は是非。
by うにたべたい (525)3.00
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女子中学生達の日常は、日々“笑い”に溢れてる!ギャグ原作という新分野を築いた『一條マサヒデ』に、「いぬみみずかん」「はたらく!おねえさん」で人気を博する美少女マンガの最先端『いぬぶろ』という最強の絵師を迎えた失笑必至のショートギャグ!“じょしちゅー”達の悩ましく艶かしい思春期ライフをお楽しみに!
時が止まっているかのような、佇まいからして尋常じゃない。でも、気になる。 アナタの行くいろんな所。そこに、なんだか気になる『謎のあの店』はありませんか? その醸し出している雰囲気が心にひっかかって抜けない店。 入ってみたい。こわいけど。。。 その心、果たしてきました! なぜか気になる怪しげなお店に突撃レポ! “鉄"づくしのあの立ち飲み、 ホンモノの猛禽を愛でるあのカフェ、 男女の激情が交錯するあの居酒屋、 強烈店主が出迎えるあのバーガー屋、 個性あふれるあの店あの街を著者独特の視線で描いた実録エッセイ。 一度読んだら病みつきになること間違いなし!!
3.00
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発刊: 2016.03.31 ~
既刊1巻
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a水木サンはどこから来たのか――。古代霊と目玉の親父の導きで、武良家の先祖をめぐり隠岐から鎌倉時代へ境港から戦国時代・古代出雲へと旅する中で明らかになる、水木しげると日本人の“源流”。
いさま屋こと居佐間一成は、逗子の海で朱美と出会う。体調を崩していた伊佐間は、朱美の家で休息するが、そこで語られた朱美の過去話に衝撃を受ける。飯島基督教で寝起きをしている降旗弘は、信者の懺悔を聞く仕事をしている。そこに現れた朱美と名乗る女性。首を切断された夫が蘇るという……。これは事件か、それとも幻覚か。伊豆を舞台に京極堂の新たな物語が始まる……。
突然神様になった中学生、一橋ゆりえ。彼女の周りで起こる日常/非日常を描く青春恋愛コメディ。同名アニメのコミカライズ作品。