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『おやすみプンプン』の書影

おやすみプンプン

3.86

25649

発刊: 2007.7.5 ~

完結・全13巻

どこにでもあるような街のどこにでもいそうな少年、「プンプン」の人生の波乱を描いた作品。 この作品の大きな特徴に、主人公である「プンプン」やその家族、親戚のみ“落書きのようなヒヨコ”で描かれており、その名前に加え、周りの人物や情景などの高い描写力からは浮いた存在となっている。加えて、作品内でコラージュ的な表現を用いたり、一部の人物に話の進行とは無関係な奇行を描いたりと、実験的なシュルレアリスム表現がみられる。 作家、伊坂幸太郎が単行本の帯に「前衛でありつつ王道を走り抜ける」と語っている。

『惡の華』の書影

惡の華

3.72

25303

発刊: 2010.2.3 ~

完結・全11巻

ボードレールを愛する少年、春日高男。ある日、彼は、放課後の教室に落ちていた、大好きな佐伯奈々子の体操着を、思わず盗ってしまう。それを、嫌われ者の少女・仲村佐和に見られていたことが発覚!! 盗んだことをバラされたくない春日に、彼女が求めた“契約”とは‥‥!?

『ピンポン』の書影

ピンポン

4.16

15645

発刊: 2014.3.2 ~

通常版・他1作品

月本(通称・スマイル)と星野(通称・ペコ)とは幼馴染み。小学生時代に駅前の卓球場タムラでラケットを握っていた頃からの仲だ。天才肌の星野はいつも好き勝手やり放題。今日も部活をさぼっていた。先輩たちに「星野を部活に連れてこい」と命令される月本だったが…

『ハイスコアガール』の書影

ハイスコアガール

3.87

11897

発刊: 2012.1.6 ~

完結・全10巻

話題沸騰! 面白さ100メガショック超え!! 『ポリゴン』って何? 食えんの? そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凜と座していた──。

『さよなら絶望先生』の書影

さよなら絶望先生

3.52

7028

発刊: 2005.8.5 ~

完結・全30巻

桜咲く4月。希望に胸を膨らませた登校途中の少女が、桜並木で出会ったのは、新クラスの担任の先生だった‥‥。そこまでは良い話。その先生の名は糸色望。学校から飛び下りたり、すぐ不登校になったり、超迷惑なネガティブ教師だった! 通称「絶望先生」が引っかき回すクラスでは、予想不能な事件が毎回毎回起きるのです!

『月曜日の友達』の書影

月曜日の友達

3.93

6403

発刊: 2017.7.3 ~

完結・全2巻

まばゆい中学生ガールミーツボーイ物語! みんなが少しずつ大人びてくる中学1年生。 そんな中であどけなさが抜けない女子・水谷茜。 水谷はひょんなことから「俺は超能力が使える!」と 突拍子もないことを言う同級生の男子・月野透と 校庭で会う約束をする。決まって月曜日の夜に。 大人と子供のはざまのひとときの輝きを描く、 まばゆく、胸がしめつけられるガールミーツボーイ物語。 阿部共実、最新作にして最高傑作、誕生!

驚愕!戦慄!興奮!工場の煙に覆われた蛍光町の片隅にある、「光クラブ」と名づけられた少年たちの秘密基地。その場所で、ある崇高なる目的のために作られた「機械(マシン)」が目を覚ました。鳴り響く笛の音、狂気をはらんだ叫び声…。熱狂する彼らの目的は!?「機械(マシン)」の正体とは―!?80年代、伝説の劇団「東京グランギニョル」の舞台を、鬼才古屋兎丸がマンガ化した衝撃作、ついに単行本化!

好きなものは世の中にいっこでいい。大切なものに代えがあるのは、さみしいから。…第一話「明日も触らないね」よりこれまでにないマンガ表現を模索する絵柄や描写で、評論家や目利きの書店員から2010年代を牽引する逸材として注目を集める宮崎夏次系の最新作。今作では、人間のあらゆる種類の「さみしさ」を描いた短編九本が収録されている。

『芋虫』の書影

芋虫

3.62

1127

発刊: 2009.9.1 ~

既刊1巻

手塚治虫文化賞受賞作『パノラマ島綺譚』で、世界を震撼させた漫画界の魔神が、再び、巨星・乱歩の原作に挑む。今度は、乱歩全作中…いや、日本文学史上、最高に危険な問題作。グロテスクでエロティックな漫画表現の極限に向けて、世界的アーティスト・丸尾末広が今、恐るべきその本領を全面開放する。

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