巨人がすべてを支配する世界。巨人の餌と化した人類は、巨大な壁を築き、壁外への自由と引き換えに侵略を防いでいた。だが、名ばかりの平和は壁を越える大巨人の出現により崩れ、絶望の闘いが始まってしまう。
悪魔のポチタと共にデビルハンターとして借金取りにこき使われる超貧乏な少年・デンジ。ド底辺の日々は、残忍な裏切りで一変する!! 悪魔をその身に宿し、悪魔を狩る、新時代ダークヒーローアクション、開幕!
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
3.92
47707
発刊: 2012.02.17 ~
完結・全14巻
新刊通知
a“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種(グール)」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!
3.89
33806
発刊: 2020.12.11 ~
完結・全8巻
新刊通知
a動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか? アツい人間を描かせたら敵ナシの『ひゃくえむ。』魚豊が描く、歴史上最もアツい人々の物語!! ページを捲るたび血が沸き立つのを感じるはず。面白い漫画を読む喜びに打ち震えろ!!
『氷の魔女』によって世界は雪と飢餓と狂気に覆われ、凍えた民は炎を求めた──。再生能力の祝福を持つ少年アグニと妹のルナ、身寄りのない兄妹を待ち受ける非情な運命とは…!? 衝戟のダークファンタジー、開幕!!
どこにでもあるような街のどこにでもいそうな少年、「プンプン」の人生の波乱を描いた作品。 この作品の大きな特徴に、主人公である「プンプン」やその家族、親戚のみ“落書きのようなヒヨコ”で描かれており、その名前に加え、周りの人物や情景などの高い描写力からは浮いた存在となっている。加えて、作品内でコラージュ的な表現を用いたり、一部の人物に話の進行とは無関係な奇行を描いたりと、実験的なシュルレアリスム表現がみられる。 作家、伊坂幸太郎が単行本の帯に「前衛でありつつ王道を走り抜ける」と語っている。
恋というには強(したた)かで打算というにはあまりに脆い……。浅野いにおが描く、身勝手で切実な十四歳の青春。海の近くの小さな町に暮らす平凡な中学生・小梅。小梅に思いを寄せる、内向的な同級生・磯辺。思いよりも先に身体を重ねてしまった二人。秘密の時間を過ごせば過ごすほど、心の距離は遠ざかっていく――。
情景が美しい。セリフの掛け合いが素晴らしい。言葉がグサグサ心に刺さる。思春期の子供とも大人ともいい難い人間たちの葛藤が胸を締め付ける。自分も若い時は抱えていた出口のないフワフワした暗闇。今思えば何故あんなに悩み苦しんでいたのか… 主人公の2人に起こる事の順序が違えば、タイミングが合えばこの話はどこにでもある純愛ラブストーリーになっていたのか…イヤ、その幻想は大人になった私の願望でしかないな。でもどんな恋だってお互いの血となり肉となり根付いていくんだ。人生なるようにしかならい、思い描いた道と違ってもどんな風に歩んだとしても大丈夫と思える作品だった。 それにしても少年少女が時々見せる大人の表情がドキッとするくらい魅力的で驚く。
by シュン (784)驚愕!戦慄!興奮!工場の煙に覆われた蛍光町の片隅にある、「光クラブ」と名づけられた少年たちの秘密基地。その場所で、ある崇高なる目的のために作られた「機械(マシン)」が目を覚ました。鳴り響く笛の音、狂気をはらんだ叫び声…。熱狂する彼らの目的は!?「機械(マシン)」の正体とは―!?80年代、伝説の劇団「東京グランギニョル」の舞台を、鬼才古屋兎丸がマンガ化した衝撃作、ついに単行本化!
【第1回 トーチ漫画賞】大賞作品。 平成30年の愛知県、26歳の牛乳配達員。 戻りたくないけど懐かしい日々の記録。 自分とは全く違う生活をマンガで追体験してみませんか<? br> 「漫画みたいなことがあって面白かったので漫画にしました」 というツイートから始まった牛乳配達員のエッセイ調マンガ作品。 200ページを超える作品が【第1回 トーチ漫画賞】に投稿されて、 見事に大賞作品に輝いた本作が満を持して出版。 とある配達員の仕事内容、できごと、心情、同僚たちとのエピソード… それらが作者の可笑しくも優しい「まなざし」で見事に切り取られ、 牛乳配達の仕事をしている作者の経験が真に迫ります。