時は7世紀、中央アジアの一隅で……。炎の名を持つ山の地下深く、縦横に広がる秘密の水路。さらわれた子供を救出すべく潜入した孫悟空の前に、誘拐犯たちが「あの人」と呼ぶ怪人の巨影が立ちふさがる。その頭部には…角! 果たして悟空の金箍棒(きんこぼう)は勝てるのか!? 天竺(てんじく)は未だはるか、シルクロードの彼方に。しゃく熱の山で待つのは大いなる謎と王宮の闇、そして…最・強・の・敵! 孫悟空を「呪われた宿命を変えようと戦う人間の少年」として描く西遊記漫画の異端にして金字塔、最激章の開幕。 『西遊妖猿伝』の孫悟空や猪八戒は動物の妖怪ではなく、唐の時代を生きた人間です。「西遊記」の物語をモチーフに、史実と空想を精妙に絡めて展開する大冒険旅行記なのです! ※本作は、1~6巻が発売中の『西遊妖猿伝 西域篇』の続きとなる新章です。
「未来を知る」という謎の老人と出会い、1995年から2020年にタイムスリップしてきてしまった天才ゲームディレクター・宮友雄一。かつての右腕だった岩間は出世して会社の社長となり、仲間たちは業界のレジェンドになっていた。岩間から頓挫しかけたプロジェクトの立て直しを依頼された宮友は、過去と現代のギャップに四苦八苦しつつも、持ち前のひらめきと行動力で難題を乗り越えてゆく。かつての仲間たちの協力も得て、いよいよゲームの完成が目前に迫る。しかし、その宮友の姿を密かに監視する、謎の人物の影が見え隠れし――。果たして、岩間の首をかけて掲げた、初週300万ダウンロードの目標は達成されるのか? 宮友を監視する謎の人物の正体は? 『ドラレジェ4』を大ヒット作に導いた、追加仕様の企画書は誰が書いたものなのか? すべてが集束する、感動の完結巻!!