田島列島さんの作品の書影

田島列島

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田島列島の作品

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『水は海に向かって流れる』の書影

水は海に向かって流れる

4.05

16181

発刊: 2019.4.4 ~

完結・全3巻

「あの人、本当は怒りたいんじゃないの?」高校への進学を機に、叔父の家に居候することになった直達。だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊さんだった。案内された家の住人は、親に黙って脱サラしたマンガ家(叔父)、女装の占い師、ヒゲメガネの大学教授、どこか影のある25歳OLと、いずれも曲者揃い。そこに高校1年生の直達を加えて、男女5人での一つ屋根の下、奇妙な共同生活が始まった。共同生活を送るうち、日々を淡々と過ごす25歳OLの榊さんに淡い思いを抱き始める直達だったが、彼女と自分との間には思いも寄らぬ因縁が……。少年が家族の元を離れて初めて知る、家族の「罪」。自分もその被害者なのかもしれないが、加害者でもあるような気がする。割り切れないモヤモヤした思いを抱きながら、少年は少しずつ家族を知り、大人の階段を上っていく。前作から4年の沈黙を破った田島列島が、ユーモラスかつセンシティブな独特の筆致で描くのは、家族の元を離れて始まる、家族の物語。家族の元を離れて始まる、家族の物語。高1春、曲者揃いの住人たちと男女5人の共同生活を始めた直達。彼が淡い想いを寄せる25歳OLの榊さんとの間には、思いも寄らぬ因縁が……。「別冊マガジン」連載時より作家、著名人、漫画読みから絶賛の声が続々!宝島社「このマンガがすごい!2015」オトコ編第3位、マンガ大賞2015第2位など各漫画賞を総ナメにした名作『子供はわかってあげない』の田島列島、待望の最新作!

『子供はわかってあげない』の書影

子供はわかってあげない

3.93

5169

発刊: 2014.8.1 ~

完結・全2巻

水泳×書道×アニオタ×新興宗教×超能力×父探し×夏休み=青春(?)。モーニング誌上で思わぬ超大好評を博した甘酸っぱすぎる新感覚ボーイミーツガール。センシティブでモラトリアム、マイペースな超新星・田島列島の初単行本。出会ったばかりの二人はお互いのことをまだ何も知らない。ああ、夏休み。

『田島列島短編集 ごあいさつ』の書影

田島列島短編集 ごあいさつ

3.52

1291

発刊: 2019.11.1 ~

完結・全1巻

「どうすればお金のもらえる漫画が描けるのかそればかり考えていました。それでも今見れば好き放題に描いて幸運にもお金をもらえた漫画たちです」(田島列島) 連載デビュー作『子供はわかってあげない』で各マンガ賞に上位ランクインし、現在は別冊少年マガジンで話題作『水は海に向かって流れる』を連載中の田島列島、初の短編集。表題の「ごあいさつ」は、姉の交際相手の奥さんが突然部屋を訪ねてくるという”大事件”を瑞々しい感性と言葉で切り取り、かわぐちかいじ氏、さだやす圭氏に絶賛された2008年の新人賞受賞作。その後10年の月日をかけて発表され続けた珠玉の短編全7編に加え、「モーニング」誌上に時々掲載されていた1P漫画やイラストも収録。ファン必読、オールアバウト田島列島とも言える一冊です。

作品レビュー

一覧

5.0

大好き

水は海に向かって流れる

レビュー(200)件

完結・全3巻

サさんのアイコン

fn2xm46khq
2ヶ月前

3.5

2巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

「水は海に向かって流れる」から先に読んでいたが、そちらよりは少しパッとしない印象
宗教、性別、家族観などがドロドロに混ざり合っていくこの作者らしいストーリーになるかと思いきや、新興宗教の教祖の要素は特に深掘りされるわけではなく、あくまである一団体の事件が関係するといった感じで宗教であることにこだわりは無さそうだし(能力の部分で必要かもしれないが)、性転換した兄の要素は、マイノリティの価値観など社会的視点から描くわけでもなく終盤にサラッと触れる程度で完結するため、全体的に軽い作品となっています。
恐らくこの作品のジャンルやテーマが見えてこないことからハッキリとした印象をもてなかったのだと思います。
・高校生がフワッとした闇をもつ家族の問題に向き合う話というより、それらを通して最終的に爽やかな恋愛に落ち着くようなストーリーなのかな?と考えたが、自分にはあまりその恋愛部分については脈絡は無い様に感じられたため、経緯はわかるがその唐突さからいまいち腑に落ちない。
・事情がある人々が関わり合って成長、変化していくヒューマンドラマとして読んでも、特に主人公達は問題を自力で解決して人間的成長をするわけでもないし、人々が抱える問題もそこまで重くなく、なんだかんだで解決してしまうという展開のため、納得がいかない。
・とある宗教団体の事件を扱うサスペンスや探偵モノとしてみても大した推理や謎はなく、むしろご都合的な展開なので多分これも間違い。

と言った具合にこの作品に一貫したテーマは無いと言える…
むしろそのような穿った読み方をする方が間違いなのかもしれないです。
挟まれる小ボケや愛らしい人物像、緩い雰囲気などによるものか、この謎の爽やかな読後感が唯一無二の魅力、であり、細かい考察などはいらない、そんな不思議な漫画なのだという結論に至りました。
「水は海に向かって流れる」やその他読み切りでも発揮されていたが、少しクセのある話を日常のように描くこの空気感が心地良いのかもしれません。

子供はわかってあげない

レビュー(80)件

完結・全2巻

5.0

3巻まで読みました

最高な人生にしたいよ私だって

水は海に向かって流れる

レビュー(200)件

完結・全3巻

4.6

3巻まで読みました

2021年マンガ大賞のノミネート作品。
別冊少年マガジン掲載作品ですが、主人公は高校生男子であるものの、どちらかというと大人の女性向けのストーリー展開とタッチの作品です。

高校入学を機に、叔父の家に厄介になることになった主人公「熊沢直達」は、最寄り駅の迎えとして「榊千紗」という女性が現れ困惑します。
彼女は叔父の彼女などではなく、実は叔父の家は共同住宅となっていて、そこには叔父と千紗、そして直達の他に女装占い師の「泉谷」と大学教授の「成瀬」が住んでいました。
そんな折、直達の歓迎会を兼ねたバーベキューで、直達は千紗と成瀬の会話を立ち聞きしてしまう。
その内容によれば、直達の父と千紗の母は過去に不倫関係にあり、それ以来、千紗の母は帰宅していないということでした。
直達の両親と千紗の両親、両親が過去に犯してしまった過ちと、千紗の思い、何も知らずにのうのう生きてきた直達の複雑な感情が入り混じり、過去に引きずられる千紗と、直達の決断が描かれる展開となっています。

ストーリー展開を読むと両親の不倫と今の自分達の切った張ったで殺伐とした暗い展開が続きそうな感じがしますが、シリアスなシーンは一部で、基本的にはのほほんとした大人たちが面白がって煽り立てるような内容となっています。
問題となった出来事は過去であり、今生きている彼らは上る以外に道がないわけで、わかりやすく清々しい物語でした。
暗いテーマですが、一本道でテンポが良く、バトルやファンタジーはなくても、中高生の男子が読んで楽しめる内容だと思います。

登場人物の複雑な心境を描きながらも、男女として惹かれ合う様が丁寧に描かれています。
タッチは素朴ですが、女の子はちゃんと可愛く描かれていて、照れる仕草などとても良い感じです。
ボーイ・ミーツ・ガールな部分も魅力的なので、ラブコメとしても期待できる作品だと思います。

全3巻でキレイに完結しています。
ラストは、個人的には良かったと思いますが、人によっては別のキャラとくっついて、青年期の思い出として語られるENDの方が良かったと思う可能性がありますね。
私的には、遠回りしながらも収まるべきところに収まったので、この後も考えると最も幸せな終わり方だったんじゃないかなと思いました。
読む前と読んだ後で、結構印象の変わる作品です。
評判通りの名作でした。

水は海に向かって流れる

レビュー(200)件

完結・全3巻

3.8

3巻まで読みました

記録

水は海に向かって流れる

レビュー(200)件

完結・全3巻

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