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発刊: ~
既刊1巻
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a「このおもしろさが判る奴は本物だ」。かの宮崎駿監督は黒田硫黄作品をこう評したが、その魅力が凝縮された12タイトルの中短編を収録した本書を一読すれば、誰しもその評価に納得するに違いない。 <p> 18世紀を舞台とした海洋冒険譚である中編「鋼鉄クラーケン」や、江戸時代にベトナムから日本にやってきた象とその飼い主の物語である「象の股旅」は、紆余曲折のドラマがはるかなロマンを感じさせる。一転して、現代の平凡な女学生の日常風景「年の離れた男」や料理マンガ「肉じゃがやめろ!」では、ひょうひょうとしたユーモラスな展開を見せつつ生活感も感じさせる。内容は非常にバラエティーに富んでいるが、そのどれもが厚みのあるおもしろさを発揮している。 <p> 独特の筆絵調のタッチはとても絵画的である。少なくとも写実的ではない。しかし、黒田硫黄作品の登場人物には、まるですぐそこに存在しているかのごとき躍動感がある。それを生みだしているのが、登場人物の表情の豊かさだ。気をつけてみると、1カットたりとも同じ表情をしていることがないのには驚かされる。構図取りの見事さも特筆モノだ。1コマ1コマがまるでカメラマンの作品のようで、一瞬の風景をとても印象的にとらえている。本書収録の「わたしのせんせい」は、主人公の少女が自転車で走っていくシーンで終わる。ここではたった2ページの間で前後左右、上下、アップ、俯瞰の構図を巧みに使い分けており、気持ちの良い余韻を演出している。 <p> 本書収録作品は1話2ページの短編から90ページ超の中編までがそろっている。じっくり読みたい人も軽く試してみたい人も、これ1冊で黒田硫黄の魅力を存分に味わえるはずだ。(芝田隆広)
海の底に住んでいた純粋無垢な人魚の女の子・ピアは、大好きなおばあちゃんの遺言で自分の父親が人間だと知り、人魚の国からデンマークへ父親捜しの旅に出発! 道中で出会った詐欺師のグリーン、少年マルコと意気投合し、賑やかに旅を続けていたところ、なぜかハプニングに巻きこまれ…! 80年代りぼんの傑作ロマンチック・ファンタジー!! 第1巻!
人間離れしたプレイを見せる9人の超人による野球チーム「アストロ球団」のダイナミックな活躍を描いた熱血スポーツコミック。交通事故で重傷を負った阪神タイガースのエース・江夏(えなつ)になりすまして登板した謎の少年は、変幻自在の投球で巨人打線を翻弄していく。彼こそ、名投手・沢村栄治(さわむら・えいじ)の意志を受け継ぐフィリピン人・シュウロが探していた超人の一人・宇野球一(うの・きゅういち)で……!?
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発刊: 2004.07.30 ~
既刊1巻
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発刊: 2004.07.10 ~
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a何の取り柄もない中間管理職(課長)の田中王児はロックギタリストとしての過去を持っていた。突如現れた宇宙人レイラは凶悪(?)なエイリアンと戦って欲しいと伝える。何と武器は彼のロックと熱いソウルだった!?
しがないサラリーマンが宇宙をギターで救うTVアニメ『課長王子』のコミカライズ。 コミカライズなはずなのですが、ロックでかっこいい原作の雰囲気は欠片も残っておらず、課長王子を元にしたほぼオリジナル作品と言っていいです。 原作の設定が残っているところはあるので、アニメ視聴後の方がわかるところはあるはありますが、原作未視聴でも田丸浩史のノリがわかってる方は楽しめると思います。 都内の社宅に妻と息子と住む課長補佐・田中王児が主人公。 彼は元ギタリストで、伝説のロックバンド「ブラックヘブン」のギタリストだったが、ヒットが出ずに解散。 元グルーピーの妻にも見限られ、不遇の日々を送っていたが、ある日、宇宙戦争に巻き込まれ、ピック代わりのギザ十で愛機・フライングVを奏でて宇宙を救うというのがアニメ版のあらすじです。 それはそれとしてマンガの方は、社宅で商大節を爪弾くも妻に怒られ、息子はそんな父に影響されてデスボイスで首を小刻みに揺らしながら日がな一日歌うクセがついており、"ギターで宇宙を救った"という妄想垂れ流す夫に妻は限界、そんなドタバタな日々を描いたコメディとなってます。 王児と妻の良子、それとレイラが主に登場します。 宇宙戦艦でギターをうならせるシーンなど無く、ギターを弾いたのは序盤の商大節のみという潔さやよし。 左遷のような形で地球に飛ばされたレイラは拾った万札をネコババし、金欲しさに強盗を計画したり、牢に入れられたと思ったら電気で振動する大人のおもちゃで脱獄を企てるという、原作崩壊もいいところな内容です。 あまりにも堂々と原作崩壊させるので、こちらが本当なんじゃないかと勘違いしそうになるほどですね。 相も変わらぬ田丸浩史流な最低の下ネタギャグのオンパレードですが、テンポは良く楽しく読めます。 一応、アニメ・課長王子のこぼれ話や、登場人物、ストーリーガイドが最後についています。 原作はヒドい(褒め言葉)ですが、元アニメは名作なので、アニメも併せておすすめです。
by うにたべたい (585)