発刊: 2020.09.11 ~
既刊3巻
新刊通知
a"「ボク、豆柴太。ボクは東北の港町で、お弁当屋を営む柴ばあと、二人で暮らしてる。この町では、たくさんのひとが、何かを背負って生きているんだ……。大地が揺れて、大きな波がやってきたあの日、ボクと柴ばあは出会った……」死者1万5899人、行方不明者2529人、国内最大級の被害をもたらした東日本大震災までもうすぐ10年。悲しみを背負いながら、ゆっくり確実に日々を生きる人々を、豆柴犬の目線から、暖かく切なく描きます。自分を人間で、柴ばあの孫だと思っている豆柴太。娘と孫を津波で失い、たった一人遺骨を探している柴ばあ。人々を助けられなかった消防士。小学生のころ、自分のせいで、同級生を死なせてしまった女子高生。みんながそれぞれこの港町で、一生懸命、毎日を生きています。この港町は、あの日のすべての港町です。「あたたかさに涙する」とネットで超話題。ストーリーと4pと4コマで構成される新しい形の単行本。社会が大きく変わっている今だからこそ胸にせまる「日常は永遠じゃない……今だからこそ読むべき再生の物語」。"
3.14
(5件)
発刊: 2022.12.09 ~
完結・全2巻
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a西炯子が「男の涙」に全方位から切り込む!「初恋の世界」「娚の一生」の西炯子最新作は、年齢もタイプも様々な男たちの涙を描く、コメディタッチオムニバス。鋭い観察力で描き出す、美しくもちょっと笑える「涙」をお楽しみあれ!<収録作>「そこでは誰もがひとり」会社のトイレから毎朝泣き声が。泣いていたのは意外な人物で・・・!?「ハルと嵐」バレエに邁進する少年。だが気になる女の子ができてから心境に変化が。「父が暮らせば」断絶していた親子だが、父の死で強い絆があったことがわかる。それは・・!?「推しの次郎」妻を亡くし、一人静かに暮らす85歳の男性は死を待つばかりと思っていた。だが彼は出会ってしまった、「彼女」と!「港区生まれ港区育ち」地方へ出張へ向かう車中、予想外の事態がエリートサラリーマンを襲って!?「めぐり逢えたら」有能な課長と中途採用の社員。二人にはある過去があるようで・・・。
湖底に沈んだ”過去”へ…時空を越える!猛暑による異常渇水で、湖底に沈んでいたかつての集落、青旗村が姿を現した。その村の出身だった主人公・拓郎は、かつてダム建設による廃村直前に、同級生が行方不明になった事件を思い出し、湖へ向かう。湖に到着した拓郎は懐かしさから干上がった湖へと降りていくのだが、目前に広がるひまわり畑を抜けると…そこは、廃村直前の1995年だった!!大人の心を持ったまま、1995年当時の子供として過ごすことになっ拓郎は、行方不明になった友達の運命を変えることができるのか…!?過去と現在が交錯する、ノスタルジック・ファンタジー開幕!!