▼第1話/万福丸 ▼第2話/隠し子 ▼第3話/磔(はりつけ) ▼第4話/武士の子 ▼第5話/沢瀉(おもだか) ▼第6話/出発 ▼第7話/つり橋 ▼第8話/二人の日吉 ●登場人物/日吉(木下藤吉郎の幼名と同じ名を背負い、野心も人一倍)、双六(農村から雑兵たちの群れに加わった小心者)、トンボ(一雑兵として幾多の戦に参加しながら生き延び、伝説となった男)、木下藤吉郎(主君・織田信長の命により浅井長政の嫡男を処刑するため探索中) ●あらすじ/天正元年(1573)、織田信長に攻められた小谷城主・浅井長政は自刀し、その妻お市の方は三人の娘とともに兄・信長の元へ連れ戻された。しかし、浅井の嫡男・万福丸は秘かに城から連れ出されていた! それを知った信長は木下藤吉郎に命じ、万福丸を探させる。黄金一枚という破格の恩賞に目がくらんだ雑兵たちは血眼になって万福丸を追う。そんな雑兵の中に、日吉、双六、トンボという三人の男がいた。日吉は木下藤吉郎と同じ名を持ちながら出世できずに雑兵でいることに我慢がならない男。雑兵の群れに加わったばかりの双六は、出世への夢を膨らませる。そして、五十年もの間雑兵として生き延び、雑兵たちから“生き神様”と呼ばれるトンボ。まさに、三者三様、個性も全く異なる、彼らも万福丸探索に乗り出したのだが…… (第1話)。 ●その他の登場人物/竹中半兵衛(織田信長の軍師)、万福丸(浅井長政の嫡男)、万菊丸(浅井長政の生まれたばかりの子)
原作は累計部数60万部をほこる超人気作品 『僕僕先生』(新潮文庫刊)。 時は中国・唐の時代。 裕福な家に生まれた王弁は、 働きもせず、ぐうたらな生活を送る日々。 そんな息子を見かねた父親は、 ある日、王弁に近くの山に住みついたという 仙人のもとへ、捧げものを持っていくよう申し付けた。 いやいや登った山の上で王弁が出会ったのは、 仙人も敬うといわれる大仙人・僕僕だった。 しかも驚くほどの美少女だったから、さあ大変! 摩訶不思議だらけの チャイニーズ・ロードストーリー、開幕!
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発刊: ~
完結・全1巻
新刊通知
a1940年パリ。子供たちを率いて窃盗団まがいのことをして日々を食いつないでいたマリオン。 そんな時、マリオンの唄声を聞いたひとりの男に「ジャンヌ・ダルクの役で舞台に立ってみないか」と誘われる―――――。 近づいてくる大戦の足音。激動の時代に少女の運命は飲み込まれていく。