23巻
角界きっての暴れ者、坂口松太郎が大暴れする痛快・大相撲コミック!▼第1話/荒駒関ってば!!▼第2話/いっただきま~す▼第3話/令子しゃんっ!!▼第4話/心技体万全!?▼第5話/誰がために勝つ??▼第6話/しゅ、酒ら場▼第7話/綱が怖くて……▼第8話/本命はどっち? ●登場人物/坂口松太郎(四股名・荒駒。伊勢駒部屋の前頭。入幕後初の優勝を果たし、念願の賜杯を手にする)。田中清(四股名・駒田中。前頭。ふだんは寡黙だが、酒が入ると別人に)。西尾留次(松太郎とは腐れ縁の仲。伊勢駒部屋に居候している)。伊勢駒親方(元・幕内九枚目。心配性な親方)。南令子(元・中学校の教師。松太郎の憧れの女性) ●あらすじ/記念すべき蔵前国技館での最後の場所で、みごと横綱を破り優勝した松太郎。田中とともに、それぞれ荒駒、駒田中と四股名(しこな)を名乗るようになる。しかし、例のマイペースぶりはあいかわらずで、夏場所の千秋楽も、4勝10敗と負け越した状態で迎える(第1話)。▼千秋楽での対戦相手は、角界の若きプリンス・貴華田。しかし、いくら相手が上り調子であろうと、懸賞金が12本(36万円)もついた取り組みを松太郎が落とすはずもなく、勝負はあっさりカタがつく。そして、上機嫌で部屋へ戻る途中、松太郎はなんと初恋の女性・南令子と再会するが……(第2話)。 ●本巻のハイライト/憧れの南先生と再会した松太郎。一度は恋に破れたものの、いまだ令子が結婚していないことを知り、がぜんやる気に。そして迎えた名古屋場所では、万全の体制で取り組みにのぞむ。一方、同じく令子に恋する田中は……?(第4話)