10巻
偶然、太郎のバックの中からコンドームを発見してしまう森崎。すぐに太郎とあゆの関係に気づく、と同時に自分が太郎を一人の「男」として見ていることに気づく。そして太郎のボクシングのように「自分にできるもの」を探すため会社を辞めることを決心する。一方、太郎は対早見戦のため、サウスポー対策に取り組む。早見のパンチは骨に響くように重い。また自分には早見を倒すような強いパンチをもっていない。焦る太郎。そこへライバル、ガルシアのトレーナー、柴田がやってくる。柴田は太郎の師、今は亡き花形と戦ったことのある男である。柴田は太郎に「眠れるパンチ」があることを告げる。果たして「眠れるパンチ」とは?