3.27
5
発刊: ~
既刊1巻
新刊通知
aぱにぽにの登場人物「桃瀬くるみ」を主役にしたスピンオフ。 商店街にある喫茶店・エトワールでバイトをしているくるみの日常を綴った内容となっています。 くるみが主人公ですが、くるみ視点の話はあまりなく、どちらかというと喫茶エトワールの店長視点となる話が多いです。 ぱにぽに同様、基本は4コマで、特にストーリー展開はなく、非日常な日常が展開されるあたりもぱにぽにっぽいです。 ぱにぽに本編と異なる点として、"萌え系"に特化した電撃萌王で掲載されており、主にオタクな店長によるマニアックな会話が繰り広げられます。 連載は2002年から2008年だったので、今読むと非常に懐かしい内容となっています。 『宇宙のステルヴィアのしーぽん』とか、そんなキャラ流行ってたなーというキャラの話題が登場したり、『週刊わたしのおにいちゃん』という、今販売したら100%アウロリフィギュアが付属された雑誌の話題が出てきて、記憶の底に埋没されていたものが採掘されたような気がしました。 フィギュアをキャストオフするためには壊さないといけないので大事に取っといた記憶があるのですが、あれどこにやったんだろう、忘れた頃に見つかると危ない気がします。 他にも、GAの主題歌が流れたり、ニニンがシノブ伝のキャラがゲスト出演したりするので、懐かしさで切なくなりますね。 絵も掲載誌に合わせて萌えを意識したような感じがしました。 ただ、読者サービスに乏しいくるみちゃんがメインの作品なので、絵はかわいらしいですが、サービス展開や萌えはあまり無いです。 オタクが内輪ネタでキャッキャするだけでちょうどいいような内容だと思います。 ぱにぽにからのキャラも一部登場しますが、ベッキーやめそうさは登場せず、読んでなくても問題なく楽しめると思います。 どちらかというと、2巻後半にサービスで絵が載っているこつえーやYUGなどで喜べるかが問題かと思います。 そういった意味で、上級者向けの作品です。 テンポはいいのですが、他作品の小ネタが多いです。 個人的には本編より楽しめましたが、人を選ぶ作品だと思います。
by うにたべたい (581)突然神様になった中学生、一橋ゆりえ。彼女の周りで起こる日常/非日常を描く青春恋愛コメディ。同名アニメのコミカライズ作品。
3.17
5
発刊: 2004.09.10 ~
既刊1巻
新刊通知
a一子は16歳、ロリコン体型の処女である。ところが、実家の事業が立ち行かなくなり、借金のかたとして人身御供となる…。しかも旦那はロリコンSM亭主!こう記すと、お涙ちょうだいの残酷ストーリーかと思われるが、全然そんなことないんです!ほのぼのタッチの不条理漫画!超オススメ!
作者のリアルな体験と強烈なキャラ達が、すべての女子校に憧れと幻想を抱く男達と共学校に通う女子達に生々しい現実を叩きつける!ギャグあり下ネタあり、これが女子高生の実態だ!
「カスタムコミック」連載の傑作コミックのアクションコミックス版・A5判サイズ・1989年発行。著書のあと書きもあります。
じゃりン子チエのはるき悦巳が、じゃりン子チエと同時期くらいに連載していた作品。一巻で完結しています。 じゃりン子チエは中盤頃からテツが弱体化したり、内容に盛り上がりが欠けてくるのですが、本作は序盤のじゃりン子チエの画風のまま書ききっているため、中だるみがなく一気に読めます。 具合的な地名の示唆はないですが、じゃりン子チエ同様、大阪の下町を舞台にした人情モノです。 時代的にもじゃりン子チエ序盤あたり、インターネット普及より全然前、コンビニやスーパーマーケットができはじめる前のあたりの話です。チエが西成が舞台で、作中にテツがカメオ出演するので、本作の舞台も西成近辺と考えられます。 主人公の悪童4人組は高校を中退し、毎日グータラ過ごしている。 近所の豆腐屋にはミッちゃんという4人のアイドルがいて、彼女も店を継ぐために高校を中退し、毎日店を手伝っている。 そんな中、ヤクザと付き合いがあるという噂の迫丸がミッちゃんと付き合っているという話を聞き、4人は迫丸がミッちゃんを脅して無理やり自分のものにしようとしているのではと考える。 実際にはそんなことはなく、ミッちゃんは迫丸と一緒になり、溜まり場にしていた映画館も潰れ、近所にスーパーができるという話からいつまでもこのままというわけにもいかないことに危機感を覚え、彼らの青春は幕を閉じるという話。 大変切ない話です。 じゃりン子チエも名作ですが、後半はだれてくるので、はるき悦巳では本作のほうがおすすめです。
by うにたべたい (581)