石川県、富山県で発行されている地方紙「月刊北國アクタス」で連載されていた作品。 作者は"黒いラブレター"の東谷文仁氏。 ある小学校の生徒「原我成久」と「小松恋路」を主人公にした、甘酸っぱい恋愛マンガ、などではなく、中を開けば変態ワンダーランド。 表紙の女の子・恋路はチョイ役でしか登場せず、貧乏ゆえにパンツも買ってもらえない成久が、イカれた連中と地獄のような日々を過ごす様を描いたギャグ漫画となっています。 表紙詐欺、タイトル詐欺甚だしい内容ですが、作者が黒いラブレターの人なので、逆に安心感がありますね。 黒いラブレターとは違い、オムニバス形式ではなく、主人公の成久は基本的に全話で登場します。 成久の家族や変態率の高いクラスメイト、街の変な人々や成久にアプローチしてくる恋路のババアなどとドッタンバッタン大騒ぎする1話完結型の内容で、ストーリー性のようなものは基本的にないです。 "黒いラブレター"もですが、テンポやスピード感がすごくて、めちゃめちゃ笑えました。 下ネタやババアネタを容赦なくぶっ込んでくるので、子供には大ウケしますが、女性向けではないと思います。 もちろん、子供心を忘れないおっさんにも大ウケですね。 ラストは打ち切られたのか、最終回もなく、すっぱり終わっています。 コミックスは3巻までで、続きはコミックスにするには話数が足りなかったため、連載されていた分は全て収録されていないままになっています。 この収録から漏れた部分について、本作のファンが有志で同人誌でまとめて、東谷文仁氏の許可の元、2015年の夏コミで配布されたという経緯があります。 現在、その同人誌も含め、「マンガ図書館Z」で閲覧可能です。 地方の総合誌に連載されていた作品なので知名度は低いのですが、それにも関わらず、熱心なファンがいるのは頷ける内容でした。 下品なギャグマンガが好きな方にはおすすめの作品です。
by うにたべたい (585)リスナーの一人のままだったらこんな感情、知らずにすんだのに――…。 内気な性格の大学生・樹の唯一の趣味は、ラジオDJの湯之口新(通称・ユノ)がパーソナリティを務めるラジオ番組を聴くこと。そんな樹はある日、街の本屋でユノと遭遇する。思い切って彼に声をかけると、何故か一緒にお茶をすることに。緊張しながらも「ユノさんみたいに話し上手になりたい」と打ち明けると、ユノは優しく励ましてくれた。それ以降、ユノからの言葉を胸に少しずつ自分を変えていこうとする樹。また会えるかもしれない、と思いもう一度あの日の本屋に行くと、そこにはユノがいた。少しずつ近づく距離に、二人にはそれぞれある感情が芽生えていくが――…。
人の中に入り込んでいくって、怖いな──……。 冴えない生物教師・木庭のファンである葉純は、わざと赤点を取ることで、二人きりの補習時間を有意義に過ごしていた。しかしある日、見知らぬ生徒・根井も補習を受けることに。ショックを隠せない葉純をよそに、人の顔色を見るのが得意だと言う根井は、葉純の恋心をすぐに見破ってしまう。その上「俺も先生のこと好きかも」なんて言い出して──? 一方木庭は、葉純に対してどこか意味ありげな視線を向けるが……。一方通行? 三角関係? 切なくも瑞々しい、中陸なかのデビューコミックス。
美し過ぎる転校生── 宗方聴久子の発するフェロモンは男も女も、そして虫さえも魅惑する! 兇気に蝕まれ死に呑み込まれていく日常。その先にあるものは…!? ホラー漫画のヒットメーカー外薗昌也と新鋭里見 有のタッグで贈る、戦慄の新世代ホラー!!
3.09
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発刊: 2013.12.18 ~
既刊1巻
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a繊細で儚い美しさ。鳩山郁子の幻の作品を収録した新装版! 誌的な台詞と、あまりにも繊細な描画により生み出される、美しく静謐な世界―――。少年の危うい美しさ、一瞬の煌きを閉じ込めた作品集『ミカセ』がよみがえる。単行本未収録だった「スパングル」「薄荷の諧楽(シンフォニー)II」の2作品を加え、カバーイラストとあとがきを新たに描き下ろした新装版。▼収録作 アネモネと風速計 インスレーター・トゥリー・ストーリー 美男葛 貴腐月 薄荷の諧楽(シンフォニー)II スパングル ミカセ復刊に寄せて(あとがき)
3.17
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発刊: 2014.12.20 ~
既刊1巻
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a3.08
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発刊: 2015.12.16 ~
既刊1巻
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a「新選組」×「忠臣蔵」時代劇鉄板ネタ豪華2本立て! 歴史大作『風雲児たち』で注目を集める、みなもと太郎。その著者が2003年に刊行した作品集に、新たに短編2本と新規語り下ろしあとがきを加えた増補改訂版が、復刊! 「新選組」と「忠臣蔵」、日本人なら誰もが知っている時代劇鉄板ネタを漫画化した異色作品集! 「冗談新選組」は、みなもと太郎にとって初の時代劇漫画、「仁義なき忠臣蔵」は、「歴史読本」で連載され、独自の忠臣蔵考察が話題になった問題作。劇作家の三谷幸喜が「冗談新選組」の大ファンだったことが縁で、2004年NHK大河ドラマ「新選組!」の連携企画として行われた、みなもと太郎と三谷幸喜との対談も完全再録しています。また、ボーナストラックとして、「慶喜」「チャカポンくん」を収録。さらには、あとがきを新規語り下ろしで収録。▼収録内容 ・冗談新選組 ・対談 三谷幸喜×みなもと太郎 ややこしい時代をますますややこしくした男たち ・仁義なき忠臣蔵 ・慶喜 ・チャカポンくん(その1~その4) ・語り下ろしあとがき
幽霊ってホントにいるの? 禍々しくも可笑しい実体験怪談コミックエッセイ! 幽霊って、こんなふうに見えて、そんなこと考えているのね・・・ 小さい頃にお化け団地で育った著者。 半透明なおばけ乳母たちの英才教育を受け、お化けの世界を教えこまれたそうです。 「幽霊ってホントにいるの?」とよく聞かれ、正直、「います」とははっきりいえないという。 「いる」とは言い切れないけれど、視えて、聞こえて、話して・・・と三巳華さんの日常の中でごく自然にありうる風景を描いのが本作品。 三巳華さんいわく、「自分はホラー好き=幽霊好きというわけではありませんが、幽霊達のみせる「人間らしさ」に、「怖い、悪い」だけの存在とは思えない部分があります。書くことで幽霊たちが浄化につながれば、という思いで描いています」。