将来を嘱望された青年の歯車が、ある女性との出会いをきっかけに、微妙に狂い出す――。怪談文芸の大家・田中貢太郎の傑作怪奇小説集『黒雨集』に収録された退廃的怪異譚を、偉才・近藤ようこが鮮烈に視覚化。
“ちいさこ”と人が紡ぐ、大人のための童話 森に棲むといわれる“ちいさこ”たち。絵本好きな少女、恋愛小説家と編集者、引きこもりの男子中学生…… 生きる時代も性別も立場も違う人間たちが“ちいさこ”に出会い――? “ちいさこ”と人間の不思議な体験が詰まったファンタジックオムニバス
表題作はじめ「制御に関する考察」「通学路のたしなみ」「かくれんぼの心得」「担いだ縁起」等、著者ならではの描写が輝く19篇。日記も併収。
有坂祐二は娘・あかりを男手一つで育てるお父さん。しかし2人暮らしを始めてから、あかりに奇妙な超能力が開花!? 超常現象が噂にならないよう、揉み消しに回る毎日を送るけど…!? トラブル&ハッピーな子育てコメディ!
3.56
9
発刊: 2017.06.20 ~
既刊3巻
新刊通知
a「そんなに締めるなよ? かわいいな」「や…あッ…!! …イ…イクぅ…!!」――加納真知子(30歳)は突然、コンドーム営業部に飛ばされてしまう。…事実上の左遷。そんな彼女の新上司は、黒い噂満載のトップ営業マン早瀬。チャラいと思ってた彼と過ごすうちに、意外な素顔を知り心揺れる真知子。そして「企画開発」のため、彼と身体を重ねることに。「ここ、イイだろ?」早瀬の太く硬いアレが最奥を突き、全身トロトロに…。仕事のための行為なのに、早瀬への想いが加速し始め――!?
さくらももこが描く、地味なアナザーワールド 国民的漫画『ちびまる子ちゃん』から飛び出した! さくらももこによるセルフパロディ漫画『ちびしかくちゃん』!! 「子供の世界にも人間関係がある」のは『まる子』と同じ、だけど本家よりも“何かと角が立つ"のが「しかくちゃん」… 世知辛い世間を生き抜く、「しか子」をみんなで応援しよう! 合言葉は「がんばれ、しか子!」!!!
さくらももこご乱心の『ちびまる子ちゃん』セルフパロディマンガ。 『ちびまる子ちゃん』っぽいキャラクターが登場しますが、内容は全く違うブラックコメディです。 主人公の「ざくろしか子」は、ドジでおっちょこちょいな小学3年生です。 友達の「だまちゃん」は、人の不幸を喜ぶという最悪の性格をしていて、よくしかこを陥れます。 基本的にしかこに仲間はおらず、祖父の友象もしか子に厳しく、祖母もよく怒鳴ります。 理不尽な日々に苛まれ、口癖のように謝罪するしか子の、おどおどとした日々が描かれています。 『ちびまる子ちゃん』では、調子にのったまる子が余計なことをして、自業自得でオチがつくことが多いですが、しか子の場合、彼女自身に落ち度がほとんどないにも関わらず、嫌な目にあって終わります。 例えば、給食のプリンが足りないことが発生し、なぜかしか子のせいということになってしまいます。 濡れ衣で同級生に責められるしか子ですが、その日の夕方、母がうっかり姉のプリンを食べてしまいます。 それをごまかすために、それもしか子に押し付けて終わるという、とにかく酷いだけのストーリーが延々と続きます。 全く救いがない、さくらももこのブッラクなところがフルオープンされた、怒りと苦しみに満ちた作品です。 ちびまる子ちゃんが好きな方は、絶対に読んではいけないですね。 そんなろくでもないマンガですが、謎の中毒性があります。 普通に考えて笑えるものではない"いじめの現場"のような内容なのですが、勢いが激しく、怒涛の理不尽に逆に笑うしかないという気持ちになります。 登場人物は全員がとんでもない毒舌でやたらと沸点が低く、そんな人々に比較的善良なしか子が翻弄されるという地獄のような日常系です。 楽しんではいけないと思いつつ、酷い酷いと言いながらそこそこ楽しんで読んでしまいました。
by うにたべたい (585)3.51
9
発刊: 2017.07.06 ~
既刊3巻
新刊通知
a『7人のシェイクスピア NON SANZ DROICT』の序章にして前日譚が、超オトクな新装版に! 『ロミオとジュリエット』『ハムレット』『マクベス』‥‥数々の名作を著した、史上最高の劇作家にして詩人。人間のすべてを描いたと言われるシェイクスピアとは、いったい何者だったのか? 『BECK』『ゴリラ―マン』『RiN』ハロルド作石が世界的文豪にまつわる“世紀の謎”を解き明かす異色作、極厚520P!
この街は、居心地が良すぎる… ある日突然、眠りから目覚めることができなくなったスズメは、「ルテティア」という“さめない街”に迷い込み、喫茶店「キャトル」で働くことに。いったいなぜ目覚めなくなってしまったのか、美味しい喫茶メニューと魅力的な夢の住人たちとともにひも解いていく、新感覚のグルメファンタジー。新進気鋭の人気作家、商業初の単行本。
本州の99%は、横浜駅で覆われた――。 絶え間ない改築の続く横浜駅が、ついに自己増殖を開始して二百年後の日本。徹底した監視下にある「エキナカ」に「18きっぷ」で侵入した外界出身の主人公・ヒロトの旅を描く、話題沸騰のSF大作がコミック化!
史上最も“エロかわいい"ギャンブラー爆誕! ! デリバリーカジノ「メイデンズ」。 そこは“性"と“金"が賭け乱れる伏魔殿──。 気弱で冴えない女性・アイが借金のカタに沈められた風俗店・メイデンズで出会ったのは、「メイ」と呼ばれるひとりの嬢だった…。 ギャンブルに負ければ“処女喪失"!? デリヘル×カジノの複合店を舞台に、エロかわギャンブラー・メイが、ヤっちゃいます。
3.30
9
発刊: 2002.06.01 ~
完結・全1巻
新刊通知
a1995年から2002年にかけて「ビッグコミックオリジナル」誌上で連載され大反響をよんだ『MONSTER』に関するノンフィクション「風」読みものである。2000年のある医院での惨殺事件を発端に、ヴェルナー・ヴェーバーというジャーナリストがヨハン・リーベルト事件の謎を「取材」する、という体裁で、現地の写真や資料を差しはさみながら進行していく。もちろん答えは明白であるのだが、最後まで本書がフィクションなのかノンフィクションなのか、はっきりと記述されることはない。 ヴェーバーの取材をうけ、エヴァや、ルンゲ警部といったあの面々の口からさまざまな真実が語られていく。「顔写真に関しては、撮影を固辞する人が大多数を占めたため、インタビュー後、わたしの記憶にある彼らのスケッチを載せることで代用した」とあるように、スケッチ風に生き生きと彼らが描かれているのはファンにはうれしいところ。
愛に飢えてる、ふたりとも。イケメンな転校生・田ヶ咲充が追いかけ回すのは、地味な先輩・悠木唯人。過去のトラウマが原因で暗闇では身動きがとれない唯人は、好きな人とのデートに失敗して以来、人付き合いを諦めていた。しかし、そのことを知った充はますます唯人に執着するようになっていき、暗闇で何度も抱かれてしまう…。フェチズム溢れる描き下ろし22ページ収録。
「扉」の向こうは、美味しすぎる異世界でした。 オフィス街に程近い商店街にある食堂「洋食のねこや」。 猫の絵が描かれた扉が目印なことと、洋食以外のメニューが豊富なことを除けばごく普通の食堂…だが、一つだけ秘密がある。 毎週土曜日の店休日、「ねこや」は“特別な客"で溢れ返るのだ。“こちらの世界"の人間なら食べ慣れた料理でさえも、彼らにとっては見たことのない絶品料理。 そのため、特別な客"たちは、「ねこや」をこう呼んでいる―――「異世界食堂」。 読めば必ずお腹がすく、美味しい異世界ファンタジー、開店です。