3.59
14
発刊: 2015.10.07 ~
既刊1巻
新刊通知
a厳選したお気に入りの読み切り9編を収録した自選傑作集。 各作品の創作秘話的な解説と 執筆当時のアイデアノートから抜粋したメモやラフも収録。 収録作品は… 「中古レコード」 「寒気」 「首吊り気球」 「ファッションモデル」 「あやつり屋敷」 「画家」 「長い夢」 「ご先祖様」 「グリセリド」 さらに描き下ろしの新作ショートストーリーも収録。 伊藤潤二ファン必携の一冊。
全く違うふたり、そうしとめぐみはじつは相思相愛。 付き合い始めたふたりの仲が深まるにつれ、なぜか愛情表現はキレッキレになっていき…? 金髪ガチヤンキー×黒髪真面目女子の恋愛は、キュンキュン不可避のほんわか教室ラブ♪ 可愛すぎる両想いをお贈りします。
自分の居場所を見つけられず、日々流されるまま生きる専門学生・文子。彼女が偶然知ったのは、魅惑のトルコ文化。そして、世界の食文化が溶け込んだ、トルコ料理。この出会いは運命……!?気鋭の女流作家、初の長編連載。エキゾティックな青春成長ストーリー。
服飾学校に通う主人公が、成り行きでトルコ料理屋のバイトを始め、トルコ文化に惹かれていく物語。 ヘタレクズの松尾、いちいち攻撃してくるリリカ、自意識の塊の雪… 自信も強い意見もなくてフラフラしてる文子が、そんなクセのあるヤツらと織りなす人間模様は、ドロっとモヤっと心に澱が溜まるよう。 でも、それと対極にあるような、麗しく丁寧で優しいトルコ文化の描写(グルメとかダンスとか)が、モヤモヤを中和する。 綺麗なだけじゃなくて、特にムスリムが絡む話には諍いや緊張感もあるんだけど。 それもまた一つの真摯さゆえ、という気がしてある意味気持ちいい。 今まで知らなかったトルコ文化の丁寧な描写と、 身近にあるような人間模様の生々しさが融合して、 楽しいような苦しいような不思議な気分になる作品でした。
by ささ (147)ある雨の日。青蘭中学の入学式を待ちわびる「塙さほ」は、傘もささずに青蘭の制服を着て立っている少女と出会う。「あたしがみえるの?」と語りかけてきたその少女は、みつあみで、幽霊で、名前は「ちえ」。それを聞いた両親は、その子は、「さほ」の亡くなったお姉さんだという。だが、母のお腹の中で死んだはずの自分が、なぜ成長して、青蘭の制服を着ているのか? 疑問に思った「ちえ」が、あることに気がついた、そのとき……。「ちえ」と「さほ」、ある姉妹が遭遇した不思議なものがたり、その真実はどこに?
死んでしまった飼い猫の生まれ変わりを想像するありさ。大病から回復し、「まるで不思議な何かに押し戻されるようにしてここにいる」と感じる利根川まい。『わがままちえちゃん』に描かれる少女たちは、いずれも、起こってしまった出来事の偶然性と正面から向き合うことができず、それらに事後的に意味を与えようとする。 私たちは、出来事がただ起こっただけだ、という事実をそのまま引き受けることができない。理由も救いもない偶然に直面したとき、つい「そうであってほしい物語」を語ってしまう。本作品でいわれる「わがまま」とは、そうした半ば身勝手な想像力のことをいう。 亡くなった妹・さほの声が「聞こえるような気がする」と語る塙ちえも例外ではない。ある時は妹が生きていて、代わりに自分が死んで幽霊になっている夢を見たかと思えば、またある時は自分が子どもを産むとき、「その子がさほだったらいいな」と思いを巡らせる。彼女は単に現実逃避をしているのではない。そこに見え隠れするのは、無意味さの中に放り出されるよりも、どこか歪んだかたちであれ意味を選び取ろうとする必死さだ。おそらく彼女が興味を持つ占いも、単に未来を知るためのものというよりかは、偶然や無意味さに意味を付与するための儀式である。 「さほはさほで、弟は弟で、ちえはちえでしかない」 それにさほはあのときただ単に、理由もなく死んだのだ。彼女自身もそれを理解している。理解していながらも、どこかアイロニカルに「わがまま」を言う。あの日のことを後悔しながら、気休めにすぎないかもしれない「わがまま」を呟きながら、後ろ向きのまま前に進んでいく。「わがまま」を呟くこと、呟けるということは、私たちが生きる上でつねにすでに与えられている条件のようなものだ。
by 動物的データベース (150)3.29
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発刊: 2007.03.01 ~
既刊6巻
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a新品で、購入後、本棚にしまってました。 1~2巻セットです。
独特の色遣いの絵に魅了された少年・伊藤栄は、壁画を描いていた絵の作者・菅野清子と出逢い、その個性にさらに翻弄される。
3.08
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発刊: 2001.12.01 ~
通常版・他1作品
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a自身の書店でのアルバイト経験を元としたエッセイ漫画 漫画なので多少の誇張表現はありますが、体験を元に本屋さんのお仕事について1話完結型で描かれたものになっています。 私も2,3年ほど書店バイトをしていてバイト中に本作に出会ったのですが、本作の内容は書店員ならかなり「分かる」内容となっています。 シュリンクが神の域に達してしまったり、注文通りの入荷数が入らないから多めに注文したら注文数通り入荷してしまったりなど、書店員なら共感できるネタが満載です。 また、著者は当然ながら書店で働きつつも本業は漫画家のため、サイン会や版元営業など、ならではの話題も記載されていて興味深く読めました。 書店好きというよりも、店員だった方におすすめします。 書店勤務経験がない場合は体験が伴っていないので違った感想になると思いますが、一見として知的なお仕事に見える本屋さんは、実はこんなんですという幻想をぶち壊す的な意味でおすすめします。
by うにたべたい (585)