架空の同人誌即売会「こみっくパーティー」を舞台にした漫画作品。 原作はLeafのエロゲーで、本作はそのコミカライズ作品です。 主人公は美大に落ちて表現の場を失った学生「千堂和樹」。 彼は特にアニメや漫画が好きというわけでもなかったのですが、悪い友人「九品仏大志」に唆され、同人作家の道に引きずり込まれる。 初めて漫画を描いてみて、挫折や経験を積み、いろいろな人に出会い、成長する話となっています。 原作はエロゲーなので、ヒロインは複数おり本来は個別のルートがあるのですが、隠しキャラだった「立川郁美」以外のルート回収は一通り行われており、全5巻と短いながらもうまくまとまっています。 原作を知らなくても楽しめますが、そもそも即売会に行ったことがないという方は、一度参加してみたほうがより臨場感を感じることができると思います。 人の多さ、暑さ、異様さ、臭さを一通り知った上で読むと、漫画からよりリアルに現場の臭さが伝わってきます。 また、同人誌を作ってみたい、同人活動をしてみたいと思わせてくれるようなできになっていて、絵を描くのが好きな人は自分もやってみようという気持ちにさせてくれます。 ちなみに私も、本作に感化されたというわけではないのですが、サークル参加経験があり、参加当日の朝などはまさにこんな感じだったなーと思い出しました。 絵はきれいで、汚いオタクも可愛い女の子も上手です。また、漫画に勢いがあって、読んでいて楽しいできになっています。 なおかつ、原作の雰囲気を壊さないできになっています。原作のゲームもノリと勢いが大事な雰囲気だった気がするので、漫画家と原作の波長があったのかなと思いました。 ヒロインは、非オタの同級生、コスプレイヤー、駆け出しのアイドル声優、壁サークルの女王、中堅の関西弁同人作家などなど、業界ならではのキャラクターとなっており、それぞれの思い、信念、悩みを持っています。 即売会という、やりたいことがストレートにできる、ある意味では夢が叶う場所だからこそ真剣になれる彼らの物語は、希望に満ちて熱いです。 原作プレイ済みの方にももちろんおすすめです。 原作はフラグ立てが結構シビアなので、(18禁要素はないですが)手軽に読み返せる漫画版おすすめです。 なお、序盤で謎の男が登場するのですが、「立川郁美」ルートは無く、自分としては寂しさを感じました。 また、DC版から登場の「御影すばる」は登場します。 DC版を未だ以て未プレイなので、今更ですがDCを起動させてみようかなと思っている所存。
by うにたべたい (585)大地震が発生!!仲間と洞窟探検中に地震に遭遇したサトルは、一人とりのこされた。その後、大噴火や大洪水も発生、それら無数の自然の脅威に対し、少年サトルの生き残る戦いが始まった!冒険傑作
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発刊: 2004.09.10 ~
通常版・他1作品
新刊通知
a定本神の悪フザケ。 ~目次より抜粋~ ◆神の悪フザケ 第1部 たまみ編 ◆神の悪フザケ 第2部 桃子編 ◆花子の女子高生日記 ◆こども天国・ピーナッツ ◆ナチュラル・キッド ◆バカの時代(増刊号) ◆ごんぎつね
主人公アンヌの父は、奇病にかかって料理人の仕事からリストラされてしまいました。アンヌは父に代わって働こうと、ある寒い日の朝に面接先に向かいます。ところが彼女の乗った、面接先へ向かう海中エレベーターが大蛸に襲われてしまいます。そこにカッパの乗組員の蛸漁潜水艦が・・・。つげ義春ふうの画風で、幻想的なマンガです。
ピアノ教室に通い始めて5年になる、16歳の小川加恵。ピアノ教室の五嶋先生に恋心を抱きつつも、いつもクールな先生に子供扱いされてばかり。ピアノのレッスンを通して少しずつ成長する二人の恋は…!?文庫用描き下ろしおまけまんがも収録。
「ピアノ講師と、女子高生の生徒」の二人の関係を描いた作品。 ヒロイン「小川カエ」は小学五年生からそのピアノ教室に通っていて、活発でどちらかというとピアノを弾くのは苦手なタイプだったのですが、講師の「五嶋」先生に密かに憧れていたため5年間も続けることができていた。 クールで意地の悪い五嶋は、彼女の成長に戸惑いを覚えつつも、自分の内の感情を父性とごまかしていた。 そんな中、カエは五嶋のシャツを掴んで無理やりキスをする。 もう子供扱いさせないという宣戦布告ともとれるキスをする、そこまでで第一話。 以降、小さな恋の鞘当てが行われつつも、五嶋とカエのアダルトな恋愛ドラマが繰り広げられる内容になっています。 カップルがやるような、いちゃついたり、街を食べ歩きながらデートするようなシーンは本作中はなく、等身大の高校生が主役の少女漫画よりも背伸びした内容となっています。 女子高生が主役の少女漫画には珍しく学校行事系 (文化祭、修学旅行など) のイベントもありません。 キスシーンはもちろん、タバコに火をつける仕草、リップをつける仕草などが艶っぽく、魅せられる作品だと感じました。 ピアノが本作品のキーアイテムとなっていて、読むとクラシックを聴きたくなるというよりも、ピアノを弾きたくなる作品です。というかなりました。練習中です。 難曲であっても五嶋は何気に弾きこなすので、音が聞こえるような作品というわけではなく、ピアノってなんてセクシーでカッコいいんだろうと思わせてくれる作品です。こんなふうにピアノを弾いてみたいと思わせるというか。 今ピアノを習っている人、弾いている人にはおすすめの作品です。 ただ、妙にオシャレというか、意識の高い系の作品なので、コーヒーと言えばスタバのフラペチーノなティーンにはちょっと疲れる作品かもしれません。 ちなみに私は限定のフラペチーノにセルフのハチミツやらシナモンやらシロップやらドバドバ入れて2倍量くらいにするのが好きな、意識の高低でいうと意識失っている系なので、本作は何も考えずに楽しめました。 五嶋は超人のように敵なしで、カエも他の男性の誘いは雑音としてしか捉えられない一途なキャラで、裏を返せば波乱が起こりづらい淡々としたストーリーとなっています。それなのに、不思議とおもしろく読めました。独特な雰囲気のある作品だと思います。 マツモトトモ作品は本作しか読んだことないのですが、他作品も読んでみたいと思います。
by うにたべたい (585)