3.41
650
発刊: 2019.08.26 ~
既刊1巻
新刊通知
a映画の都ニャリウッドには、きらびやかな映画界を目指して夢追い人が集まってくる。フランチェスカもそのひとり。いまは、映画会社近くのダイナーでバイトの日々だけど、夢は銀幕で輝く“女優”になること!
映画大好きポンポさんのスピンオフで、前半はポンポさんとは少し異なりオムニバス的な作品となっている。 役者を中心に作曲家や脚本家などの面から映画制作について語られており、客観的視点から繰り出される鋭いパンチライン的セリフは健在で時々ハッとさせられる。 本編とクロスオーバーしており、特に後半はスピンオフというより別角度からのお話といった感じでニヤニヤできます 本編と比べ毒は少なめで、さらに真っ直ぐで王道の成長譚が描かれているが、やはりこのタイプの成り上がりストーリーは悔しいながら期待感に溢れてしまうので好き… 自分は詳しくないけど、今作は特に映画が好きな人ならより面白く読めるのでは
by サ (572)3.33
640
発刊: 2006.02.03 ~
既刊2巻
新刊通知
a3.55
601
発刊: 2010.04.23 ~
完結・全4巻
新刊通知
a島耕作、初めての昇進!主任となり初めてできた部下のなかに、ハツシバアメリカからやってきた問題児がいた。初芝のロゴデザインを手掛けた世界的デザイナーの息子、亀渕雄太郎だ。社長や専務とも親しく、アメリカ式を押し通そうとする彼に、島は頭を悩ます――。サラリーマン社会の悪習や不条理な要求と闘いながら、島は着実に出世の道を歩む!!
主任になり、初めて名刺に肩書きがついた島耕作シリーズ、主任編。 『ヤング島耕作』からタイトルが変わっただけの、引き続きの続編です。 タイトルが『主任島耕作』ではないのは、作中設定によると"主任"は以降の役職と比較すると重みがなく、問題がなければ誰でもなれることからだと思います。 とはいえ、"主任"というポジションに配置され、初めて明確に部下を持った上司となった島耕作の苦悩の日々が綴られるものとなっています。 部下というほど年が離れているわけではない後輩社員と共に、上司の命令の元、業務を遂行していく姿が語られます。 その時々の判断があっているのか悩みながら、時に叱責されながら、また時には上司の行動に感銘を受けながら、社会人として会社人として成長する内容です。 同シリーズの他作品もそうですが、サラリーマンが仕事を追われる毎日が描かれており、リタイアするまで終了しない、終わらない社畜の日常が描かれているため、ある意味では日常系と言えなくもないです。 ただ、仕事とセックスの比重がすこぶる高く"日常系"と呼ぶにはゆるさがまったく感じられないので、こんな世間の荒波に揉まれる日常系は癒やしにならないですね。 本作では結婚のエピソードや、妻の懐妊など、プライベートでの事件も多く登場するのが特徴だと思います。 仕事に追われ、大事なイベントもすっぽかしてしまい、おおっぴらではないものの社内の女性とヤッちゃう島耕作を仕事だからと許容する妻「怜子」は、実は結構聡明で寛容な女性だったんだなと思いました。 課長島耕作スタート時点で夫婦仲は冷え切っていたので、新婚時代は何か新鮮な感じがしました。 また、主任編序盤で、「亀渕雄太郎」という社員が島耕作の下につくのですが、彼のエピソードはネット上でやや有名と思います。 アメリカ経験が長いため、和を重んじず、実績や後ろ盾があるが個人主義な仕事をする彼と島耕作の口論シーンは、現在も物議を醸すものとなっています。 時代背景もあって島耕作の主張は旧態依然な感じもしますが、亀渕のやり方が正しいとも言い切れず、ある程度経験をした社会人に読んでほしい話だと思いました。 あと、終盤のホラー回が普通に怖かったですね。 凄くインパクトがあって不意を突かれました、夜一人で読んでいてゾッとしました。 ラストはお決まりの昇進です。 次回はまたタイトルが代わって、『係長島耕作』に続きます。
by うにたべたい (525)加治隆介、39歳。一流商社のエリートサラリーマンである彼には、政治家である父・元春と父の下で働く兄・春彦がいた。ところが、突然の事故で二人はこの世を去ってしまう。残された隆介は、選挙への出馬を要請されるが、総理直々の要請も蹴ってしまうが…政治不信の今、若き政治家・加治隆介が登場!永田町に風穴をあけられるか!?
3.20
562
発刊: 2001.10.15 ~
既刊8巻
新刊通知
aコータローの母登場!! なんと忍者の末裔である彼女は忍法を巧みに操り、息子も舌を巻くほどの無軌道っぷりで周囲の人間は大混乱。しかも面倒な敵に狙われているようで……!?
"新・コータローまかりとおる!"に続く、コータローまかりとおる!シリーズ続編。 "新"連載終了後にマガジン本誌で連載開始し、その後、マガジンSpecialに移籍し連載続けてましたが、作者体調不良のため長期休載、そのまま掲載誌も廃刊となってしまいました。 そのため、2022年8月現在では、2004年10月に発売された8巻が最新刊です。 休載となったまま約18年経過しており、続刊は難しいと思います。 登場人物や設定は引き続きです。 ただし、柔道編で新登場となったメンバーはほぼ登場しておらず、後百太郎のみが端役で登場しました。 再び天光寺輝彦や如月剣次などがメインキャラになっているため、"新"よりは無印のコータローまかりとおるに雰囲気としては近いです。 ストーリー開始早々、懐かしのD地区が登場し、蛇骨会の騒動について振り返る展開があり、そのため、前提として"新"よりは無印を読んでおく方が楽しめると思います。 なお、無印の連載は1982年開始なので、さすがにそこから読み続けている方のみをターゲットにするわけにいかない様子で、コマの左右の余白に解説が入ったり、コミックス版では各話の間で過去ストーリーの振り返りが描かれています。 陽気でお下品で、テンポが良いのは相変わらずなので、本作からでも十分楽しめると思います。 本作ではコータローの母が登場し、コータローの家が忍者の家系であったことが明かされます。 アメリカから帰国したコータローの母・功流美だが、同時にアメリカから、新堂家に伝わる秘伝の虎の巻を狙うアメリカ忍者を連れてきてしまう。 襲いかかってくるアメリカ忍者と、コータローたちの戦いを描いた内容となります。 ただ、前述の通り、途中休載になっています。 8巻時点では、さらわれた功流美を助けるため、コータローたちがアメリカ忍者の敵地に乗り込んで大暴れしているところまでで、虎の巻とは何なのか、なぜそれを狙っていて、奪われるとどうなるか、そもそもタイトルの"L"はどういう意味なのか等、不明のままです。 すごく面白くて読みやすいので、過去作を読んだ方は引き続き楽しめると思いますが、キレイに解決しておらず、中途半端にぷっつり途切れるのが残念です。 難しいと思いますが、続編を心待ちにしています。
by うにたべたい (525)加勢はコンピュータ会社に勤める営業マン。口うるさいだけの上司やドジな部下に手を焼きつつも、仕事はそれなりにできる男。しかし、仕事の忙しさにかまけるうち、なんとなく家族との距離を感じてしまう今日この頃だった。ある日のこと、いつものように深夜に帰宅した加勢が疲れてベッドに横になっていると、突然見知らぬ美少女が現われる。彼女は自分のことを幽霊だと自己紹介するが……。
3.10
546
発刊: 2005.01.22 ~
完結・全6巻
新刊通知
aUC0133、木星圏付近ではMSを利用して海賊行為を働く「クロスボーンバンガード」が出没していた。その一味となった少年トビアは木星帝国と戦うことに…。「F91」の続編に当たるコミックオリジナルの物語!