気持ち良くなっちゃいけないのに――身体が言うことを聞かなくて…「ここはもう、蜜がはしたなく溢れかえってるぞ」復讐相手なのに、身体は甘く乱されて――。シェルヴィは両親の敵を討つべく、ビィと名乗り、両親を手にかけた隣国の美しく若き王ファディルの元へ妾妃として潜り込んだ。だがせっかく訪れた暗殺のチャンスを逃し、拘束されてしまう。死を覚悟したものの、拘束は直ぐに解かれ、なぜかそのまま妾妃として彼の元に置かれることになったシェルヴィ。諦めず暗殺の機会を狙うが、共に暮らし、彼の新たな一面を知るたび、そして毎晩甘い時間を過ごすうちに、持ってはいけない感覚が芽生えはじめ…。
僕の妻になってくれないか――偽りの妻に「気持ちいいと、君の体は言ってるけど?」下級貴族の娘ジュリアーナは、容姿端麗・頭脳明晰、王子様のようなレナートに頼まれ偽りの結婚をすることに!?名家の令嬢に遊びで手を出し結婚を迫られている彼は、ジュリアーナを偽の妻に仕立て、令嬢には諦めてもらおうと企てたのだ…。周囲に悟られぬよう、本物の夫婦のようにジュリアーナを愛撫し甘やかな快楽を与えるレナート。恋心を抱くジュリアーナに対し、「愛がなくても濡れるのはただの現象だ」と言うが…!?★ヴァニラ文庫のコミカライズ版★