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発刊: 2013.05.30 ~
完結・全1巻
新刊通知
aシズオ再び!おっさんコメディー本気短編集 日本一気になる中年男・大黒シズオが帰って来た! しかも“もっと本気出してない人々”を引き連れて!! 堤真一主演映画化でも話題の、ナイス!おっさんコメディー『俺はまだ本気出してないだけ』(全5巻)。そこから飛び出た「本気」のスピンオフ読切短編集。『俺まだ』の世界に生きる、“もっと本気出してない”5人の主人公を巡るドラマが繰り広げられる! 今回のシズオは完全脇役。1話ごとに違う主人公の物語が展開する中、毎回登場。果たして、どこで、どんな形で主人公と交わるのか? そして、バラバラな5人が最終話に――!!!?
「コミックビーム」誌連載の異色のサスペンス漫画、第1巻。 <p> 仕事、家庭、人生に行き詰まった編集者、安対武。起死回生をねらう彼は、人気漫画家、差能構造の新連載を取るべく、差能の住む沖縄に向かう。しかし大ヒットというひとつの頂点を極めた差能は、今や漫画を描くことに対する一切の熱を失ってしまっていた。なんとか差能に漫画を描かせたい安対は、話し合いのために彼を夜の繁華街に連れ出す。しかし、そこでヤクザに絡まれた結果、2人はどうにもならない大きなうねりに巻きこまれ、その渦中で差能は新たなる「熱」を発見する。その「熱」とは、「人を拳銃で撃つこと」であった…。 <p> 漫画家と編集者としてではなく、対等のヤクザとしてコンビを組むことになった2人のバランスなど、設定がとてもおもしろい。1つのめぐりあわせで始まった連鎖反応で展開していく物語は、後戻りの出来ない緊張感に満ちていて、牽引力がある。そして何よりも、狂気と恍惚(こうこつ)の入り混じった圧巻の表情描写が凄い。常識的な考え方では納得できないところも多々ある登場人物の心境や行動に、素晴らしい説得力を与えている。 <p> どこに飛んでいくかわからない物語の行方は、1巻収録分だけではまだまだ見えてこない。だが、この一寸先は闇の道を高速で突き進んでいくかのような、狂ったドライブ感は、体感の価値充分にあり、である。(横山雅啓)
▼じみへん第1~80話 ●本巻の特徴/5年の単身赴任後、帰った家にはまったく居場所がなくなってしまったお父さん(第10話)、1千万円の賞金に目がくらみ、会社を休んでまで街のキャッチコピーを考えようとする男(第34話)、平凡な人生を全うしようとしているのに、宇宙人に遭遇し拒否反応を示す会社員(第60話)などなど、特徴のない、どこにでもいそうな人々が続々、登場。著者のコラムは「じみへんについて」「海について」「競輪について」「写真について」「オートバイについて」「女について」「野球について」を収録。巻末のあとがきは限りなくまじめで、じみへん。自画像付き。
▼第1話/ビチグソビデオ▼第2話/温泉旅館▼第3話/まことちゃんのデンワだよ▼第4話/キョンシーあっちむけピョン▼第5話/大笑いビーチ▼第6話/カレーでヒ~~~▼第7話/美香ねいちんの予定日記▼第8話/まことのせんどうさん▼第9話/ぼくちゃんの預金通帳▼第10話/花子先生のナゾ▼第11話/イボイボうつれ▼第12話/フシギの人(前編)▼第13話/フシギの人(後編)▼第14話/恐怖の水せんトイレ▼第15話/ママリンの同窓会▼私のUMEZZ体験(祖父江慎) ●あらすじ/沢田家で「グランプリ大賞をとった人が、その年の主人公に選ばれる」というホームビデオコンテストを開催することになり、家族順番でカメラを回して撮影していくことに。ようやく最後に自分の番がきたものの、何を撮ればいいのか分からないまことは、公園にあったビチグソに狙いを定めるが…(第1話)。●本巻の特徴/’70年代に一世風靡した伝説的ギャグの続編にして、1988年から「少年サンデー」で連載された“平成版”まことちゃんが、21世紀に堂々復活! 聖秀幼稚園うめ組・沢田まことが繰り出す超絶ギャグの数々に、ビチグソ級の衝撃必至!! グワシッ!!
効能:頭がよくなる所用時間:5~10分副作用:中毒性高しどんなバカでも生命の危機にさらされたとき、1+1の解答をたたき出す。それが、「火事場のバカIQ」!!ということではないけど、とりあえず読むとアタマがよくなります。ショートストーリーから、様式美の極地までよりどりみどり。ポロリもあるよ。最短1ページ~最長16ページまで、変幻自在の24エピソード[IQ000]~[IQ023]を収録。何回も何回も読み返したくなる中毒性の高さにご注意。マンガの可能性を拡大し続け、あなたの頭脳を挑発する。日本よ、これがマン○だ!!
女にウケる服装、最初のデートで失敗しない方法など、世界一モテる男・女多幸(おんなだこう)が読むだけでモテる裏技を教えます! ゆうきゆう・ソウの黄金コンビがお届けする恋愛心理指南マンガ!
『マンガで分かる心療内科』の作画・ソウ、原作・ゆうきゆう コンビのマンガ。 "モテるにはどうすれば良いのか"、"異性と仲良くなるにはどうすれば良いのか"、"友達以上の関係になるにはどうすれば良いのか"など、毎話モテるための秘策をテーマに取り上げ、具体的な方法やテクニックについて解説するものとなっています。 ボケとツッコミの応酬が激しいギャグマンガ調の作品ですが、書かれている内容は実践的で、今日にでも、今にでも使える内容となっています。 気になる女性がいる方、より親しくなりたい方、逆にうまく別れたい方、女性と縁がないことに悩んでいる方は手にとってみるべきだと思います。 一応、ストーリーがあります。 モテすぎて危険なため逮捕され、拘束姿を着せられて危険物として搬送される「女多 幸(おんなだ こう)」という身も蓋もない名前の男をモテなくするため、世界一モテない会社"モエソフト"に搬送されます。 声をかけるだけで罵倒される「忠野 貢」を始め、モテないメンバーの跳梁跋扈するモエソフトでモテないオーラに囲まれると幸もモテなくなるだろうという試みだったのですが、おっぱいが大好きな幸は、逆にモエソフトのメンバーにモテのテクニックを伝授して、モテない男に染まらずにすむようにしようと考える、いう展開となります。 展開はアレですが、書かれていることは全うで、納得感があります。 また、原作者のゆうきゆう氏は、メンタルクリニックを経営する精神科医なので、モテないという相談するのも憚られる悩みに対し、精神科医がマンガという形で応えてくれる良書だと思います。 既に彼女がいる方、既婚者にも、パートナーとの関係をより良好にするために心がける方法が書いているので、男女関係全般における教科書となると思いました。 なお、良いことが書いているのですが、高頻度でギャグが挟まります。 私的には楽しく読めたのですが、人によっては逆に読みづらさを感じる可能性があります。 ただ、多分そういう方はゆうきゆうのマンガではなく普通に本を読んだほうがいいと思います。 個人的には下品なネタの類は大好物なので、ゲラゲラ笑いながらちゃんと学ぶこともできる良作だと思いました。
by うにたべたい (525)夢野久作の代表作完全漫画化についに挑んだ『瓶詰の地獄』から、丸尾テイストが横溢する待望のオリジナル作『かわいそうな姉』まで、世界で彼にしか描き出すことのできない、猟奇と陶酔に満ちた、漆黒の物語の花束。