2016年09月10日発売
10巻
"待望の第二子誕生を待ちわびていた杉浦一家。しかし臨月のある日、産婦人科の担当医からお腹の子どもが「水頭症」の可能性があると告げられる。診断の結果は重度の脊髄髄膜瘤(せきずいずいまくりゅう)。これから生まれてくる子どもに障がいが現れる可能性があると知ったとき、母親は何度も繰り返し葛藤する… 時は遡り、昭和40年代の札幌。戦後の高度経済成長期を迎えた時代、義男は孤独の中で生きる意味を模索していた。一方、主将に任命されたラグビー部では知恵を出し、一人ひとりの能力を活かして、勝利を目指し突き進む! 第15回文化庁メディア芸術祭〔マンガ部門〕審査委員会推薦作品に選出された、実在する一人の医師と、その「仲間(かぞく)」の物語。"