14世紀初頭、アルプス地方。イタリアへと通じるザンクト=ゴットハルト峠には、非情な番人が守る関所があった。難攻不落をもって知られるその場所を、人々はこう呼んだ。ヴォルフスムント―――“狼の口”と。フェローズ誌に隔号連載を続けている『狼の口~ヴォルフスムント~』がいよいよ単行本化決定! 圧倒的な作画によって再現される中世人の生活様式や、鎧甲冑、鎖帷子、武器、兵器の数々……。そして、圧政者に立ち向かう市井の人々の身を賭したドラマをダイナミックに描き上げる作劇!
『狼の口~ヴォルフスムント~』久慈光久の情熱を一冊に! 戦場で槍を振るう大柄の敵武者。味方がことごとくなぎ倒されるなかで、すらりと現れたのは小柄な覆面武者。槍武者vs小兵、そのアクションのすべてをつぶさに描く――「鎧光赫赫」より。2005年発表の「夢侍」から2009年フェローズ誌掲載の「鎧光赫赫」まで、久慈光久がこれまで描いてきたすべての作品を収録。もちろん“舞子プラズマ”名義で発表したコメディーシリーズも!
3.04
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発刊: 2011.01.15 ~
既刊2巻
新刊通知
a女子中学生×サバゲー!? ステラ女学院中等科のクラブ「C3部」には表と裏の顔があった……!! ファミ通コミッククリアで4月より日刊連載を続けている『特例措置団体ステラ女学院中等科C3部』がいよいよ単行本に!主人公の霧島れんとが入部した(させられた?)「コミッククリエイションクラブ」(通称C3部)は、表向きコミック制作など創作活動を行なうクラブ。しかし、彼女たちには秘密の顔があったのです……。女子中学生とサバゲーというありえないネタをミックスした日常系4コママンガがいよいよ登場です。通常の4コマコミックだけではなく、スペシャル回だったフルコマ部分やイラストももれなく収録しました!!
40歳オタク日本人の元に中国から嫁が来た!! 2010年の7月の開始以来、あっという間に話題をよび、メディアでも多数取り上げられた大人気ブログ「中国嫁日記」がついに書籍化!! 公衆トイレに紙があることに感動! 味噌汁に香菜!? 中国嫁・月(ユエ)の珍行動と慣れない日本語に思わず吹き出すこと間違いなし! そして、いつの間にかこんなお嫁さんがほしくなる!? 書籍化にあたり、ふたりの出会いを描いた約50ページの書下ろし漫画を収録!!
新感覚の麻雀ホラーバトル、ここに開幕! 行方不明の父の故郷に戻った中学生・山里卓次は、その村の掟により「マジャン」という遊戯に指や手足、はては命までもを賭けることに…。 マジャン=麻雀の勝者がすべてを支配するこの村で、はたして彼は生き残れるのか!?
カミムラ晋作氏の変則的麻雀マンガ。 掲載誌は『E ☆ エブリスタ (現・エブリスタ)』というWebコミック誌。 2巻までは紙媒体で出版されましたが、3巻以降は出ず続きは上記サイトでしか読めない状態でした。 2020年9月現在、マンガ図書館Zで全話無料公開されています。 行方不明となった父が生まれた村・麻上村に転校した「山里卓次」。 その村では麻雀によく似た、"マジャン"と呼ばれる儀式的な遊戯で村内の発言力が決められていた。 卓次はふとした事から、指や腕などの人体のいちぶを賭けた勝負を挑まれる。 変則ルールの麻雀に、体の一部など、クリティカルなものを賭けた勝負をする作品で、カイジなどと感覚的には似ていると思います。 マジャンのルールはほとんど麻雀と一緒で、そこに追加の特殊ルールが加わる形になっています。 特殊ルールは、"常に役が1つ付いて上がれる"、"後追いリーチにより前のリーチがキャンセルされる"などで、正直、麻雀のルールを知らない人が読むとそれのどこが異常なのかピンと来ない可能性があります。 本作は前提として麻雀のルールを知っている必要がありますね。 特殊な麻雀勝負を描く上で、寒村の因習を繋げたのはうまいと思いました。 カイジみたいな特殊ルールの麻雀をするシチュエーションとか日常ではまずありえないですからね。 なお、主人公はそれら特殊ルールを一人知らない状態で卓についていて、ルールを推測しながらゲームを進めるという展開をするのですが、それも含め、絶望的な状況に陥りながらも、最終的にはルールを裏手に取った逆転劇が描かれています。 とても楽しく読むことができました。。 特殊ルールも、麻雀というゲーム自体を破壊するものではなく、微妙なエッセンスとして働く範囲のため、なかなか考えさせられる展開だと思いました。 設定が設定のため、麻雀に対する造詣は必須ですが、麻雀ファンであれば楽しめる作品かと思います。 想定以上におもしろかった。掘り出し物でした。
by うにたべたい (525)悲しい過去の記憶から自由になることができないスナックのママ・映子。彼女の元に無理矢理預けられた無垢な少年・タイジ。寄る辺ないふたりの、たどたどしい生活が始まる。異能の女流作家が贈る、「普通の家族」を夢見るものたちの、ある奇跡への物語。
その少年の名は百音(もね)。正体は男装した美少女だった――。 「なにものにも縛られず、自由に文學(ぶんがく)を愛する」、それが文學倶楽部。 だが、その倶楽部は女人禁制であった――。 「女」の自由に制約があった時代、なにをするにも「女のくせに」と咎められていた時代。 幼い頃から読書を好み、本を愛し、文章を書く喜びを知っていた少女・百音(もね)は、 長い髪をばっさりと切り、男物の服を着て倶楽部の門を叩いた。 「頼もう、僕を文學倶楽部に入れてほしい」……。 正体を隠し、仲間を裏切りながらも、自分の夢に向かってまっすぐ進んでいく"文學ガール"! 笑顔、苦悩、喜び、不安……、思春期のくるくる変わる少女の表情を鮮やかな筆致で描き上げる、俊英・天乃タカの最新作!
0世紀の半ば、アメリカの近代主義から生まれた新しいデザインの流れ「ミッドセンチュリー」。 レイ・イームズ、ル・コルビジェ、柳宗理らによる建築・家具・デザインをこよなく愛する青年樋山大成(ひやま・ひろなり)は、美しく、魅力に満ちた、自分だけの理想の部屋に暮らしていた。 ところが壁をはさんだ隣りの部屋から鉄パイプが壁を突き破って侵入。その穴から大量のゴキブリがはい出し、お気に入りの家具はメチャクチャに! 怒った大成は文句を言いに隣りのチャイムを押すが、現れたのは絶世の美女・雪乃(ゆきの)。美部屋と汚部屋、美女と凡人、いまでこぼこなふたりの新生活が始まる……!