深夜0時。通夜と告別式の合間、街の明かりが消える時間。大切な人を喪った依頼者の話を聞く青年・槙柊夜。朝起きると夜の記憶を忘れてしまう彼は、“聴き屋”として通夜の間に話を聞き、告別式の朝までに依頼を遂行する。今日もまた“想い”を抱えた依頼者が彼の元を訪れる。“死”を聴いて生きていく青年と残された人たちが立ち上がり、再び前を向く、そのドラマ――。
「放課後、絵描くん手伝ってくれへん?」クラスメイトのナオミに誘われ、僕…レンジは人気のない美術倉庫室へ足を運ぶ。そして彼女のひそやかな「創作」のアシスタントをすることになる…。大阪の美術高校に突如現れた異形の才能・ナオミを前に、努力型の秀才・レンジのプライドはズタズタに引き裂かれる。「あんな発想、僕にだってできる…」強がるレンジだが、彼女の才能に徐々に魅入られていく。自意識と劣等感の間で身悶えるレンジ。彼女はライバルなのか、それとも…!? 放課後に行われる、エキセントリックで官能的な、秘密の創作…。大型新人が放つ鮮烈なアートと青春の物語。
昨日、娘が家を出た。主婦のハルコは「子育ての終わり」と「娘の独り立ち」をうれしく思う反面、寂しさも感じる。娘と離れ、「お母さん」としての役割を持て余す日々の中で、娘に知らず知らずのうちに依存していた「私」にハルコは気づいてゆく。これは「訪れた別れ」と向き合う「新しい私」に出会う物語。
3.18
5
発刊: ~
既刊2巻
新刊通知
a人付き合いが苦手な女子大生の紬は、実家から届く大量の野菜に困り果てていたところ、英国人のセドリックに出会う。彼の営むびんづめ専門カフェ「竹善」に連れて行かれ、野菜たちは保存食として生まれ変われることを教えてもらう。この出会いがきっかけで紬の世界が広がっていく――。集英社オレンジ文庫の大人気作品をコミカライズ!
3.27
4
発刊: 2020.07.06 ~
既刊4巻
新刊通知
a身体は女、心は男。自分の性別に悩む高校生の凌。2年生になり、スカートを強制されることに嫌気がさしていた頃、彼のクラスに派手な恰好をした留年生・迅が現れる。ヒゲを生やし、ピアスを空け、長い髪を一つに纏め、自由奔放に生きる姿は自分とは真逆そのもの。翌日、凌のもとにやってきた迅はこう言うのだった。「俺と一緒にブランドやんねェ!?」名もなき少年たちによる、革命を起こす服づくりが始まる!!
同性愛が許されていた時代から長い年月がたち、同性愛が犯罪とされる今の世界では、同性愛者たちは犯罪者とされていた。未成年者による同性愛行為がみとめられた場合は、“男女健全基盤基本法”に違反したとみなされ、少年院のような矯正施設「不蘂体聖化院(ふずいたいせいかいん)」、通称「聖化院」に強制送還され、徹底的な教育が施されていた。15歳の少女、不由美は、同じクラスの少女、しおんを異常なほど愛していた。クラスメイトたちに嫌煙されている不由美とは反対に、しおんはクラスの人気者だった。正反対なふたりだったが、しおんも不由美の愛を受け入れていた。そんなある日、何者かに不由美が同性愛者だと密告されてしまい、パートナーであるしおんと一緒に聖化院に送られることとなる。そんな二人を待ち構えていたのは、差別的な聖化院の職員と、様々な過去を抱えた個性豊かな少年少女たちだった。