自分の居場所を見つけられず、日々流されるまま生きる専門学生・文子。彼女が偶然知ったのは、魅惑のトルコ文化。そして、世界の食文化が溶け込んだ、トルコ料理。この出会いは運命……!?気鋭の女流作家、初の長編連載。エキゾティックな青春成長ストーリー。
服飾学校に通う主人公が、成り行きでトルコ料理屋のバイトを始め、トルコ文化に惹かれていく物語。 ヘタレクズの松尾、いちいち攻撃してくるリリカ、自意識の塊の雪… 自信も強い意見もなくてフラフラしてる文子が、そんなクセのあるヤツらと織りなす人間模様は、ドロっとモヤっと心に澱が溜まるよう。 でも、それと対極にあるような、麗しく丁寧で優しいトルコ文化の描写(グルメとかダンスとか)が、モヤモヤを中和する。 綺麗なだけじゃなくて、特にムスリムが絡む話には諍いや緊張感もあるんだけど。 それもまた一つの真摯さゆえ、という気がしてある意味気持ちいい。 今まで知らなかったトルコ文化の丁寧な描写と、 身近にあるような人間模様の生々しさが融合して、 楽しいような苦しいような不思議な気分になる作品でした。
by ささ (147)3.59
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発刊: 2015.10.07 ~
既刊1巻
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a厳選したお気に入りの読み切り9編を収録した自選傑作集。 各作品の創作秘話的な解説と 執筆当時のアイデアノートから抜粋したメモやラフも収録。 収録作品は… 「中古レコード」 「寒気」 「首吊り気球」 「ファッションモデル」 「あやつり屋敷」 「画家」 「長い夢」 「ご先祖様」 「グリセリド」 さらに描き下ろしの新作ショートストーリーも収録。 伊藤潤二ファン必携の一冊。
3.17
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発刊: ~
既刊5巻
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a「ガロ」2000年4月から2001年12月号に連載されたものに加筆・訂正したものが収録されています。舞台は大正12年、体の一部がくっついている男女のシャム双生児(医学的には存在しない)が、関東地方を襲った大震災で家族を失い運命に翻弄されていくストーリーです。ラストシーンは弘前駅に向かう線路を眺める二人の描写です。
実体験を元に描かれたインド貧乏旅行記。カースト、宗教……ディープなインドの文化がわかる1冊。ハマるか二度と行きたくなくなるか。そんなインドの秘密が。
3.13
14
発刊: ~
既刊4巻
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a主人公灯里が火星のネオ・ヴェネツィアで 一人前の水先案内人を目指しながら、日常 の出来事を綴るお話です。
自身の書店でのアルバイト経験を元としたエッセイ漫画 漫画なので多少の誇張表現はありますが、体験を元に本屋さんのお仕事について1話完結型で描かれたものになっています。 私も2,3年ほど書店バイトをしていてバイト中に本作に出会ったのですが、本作の内容は書店員ならかなり「分かる」内容となっています。 シュリンクが神の域に達してしまったり、注文通りの入荷数が入らないから多めに注文したら注文数通り入荷してしまったりなど、書店員なら共感できるネタが満載です。 また、著者は当然ながら書店で働きつつも本業は漫画家のため、サイン会や版元営業など、ならではの話題も記載されていて興味深く読めました。 書店好きというよりも、店員だった方におすすめします。 書店勤務経験がない場合は体験が伴っていないので違った感想になると思いますが、一見として知的なお仕事に見える本屋さんは、実はこんなんですという幻想をぶち壊す的な意味でおすすめします。
by うにたべたい (585)独特の色遣いの絵に魅了された少年・伊藤栄は、壁画を描いていた絵の作者・菅野清子と出逢い、その個性にさらに翻弄される。