暗い部屋でひとり身支度を整える、ライブ前の竹之進。幕の外から聞こえてくる観客の声に耳を傾けながら、徐々に自身のボルテージを上げていく。満を持してステージに登場すると、そこには大声援を送る観客の映像が映ったテレビと、イタズラ用の固定電話機があって…。これは現代の神話なのか、それとも単なる古典的ナンセンスユーモア漫画なのか…?奇才・長尾謙一郎が全宇宙へ向けて放つ魂の叫びを聞け!!
僕の親友は“魔法使い”に成り果てた―― 昭和二十八年、矢萩真は時計店で働く傍ら、失踪した親友・藤堂ナツメを捜していた。矢萩はやがて藤堂家の私蔵図書館でナツメと再会を果たすのだが、ナツメはとある理由から魔女によって図書館に囚われ、“言葉”と“文字”を操る魔法使いに成り果てていたのだった――。 図書館という閉鎖空間で巻き起こる昭和魔法奇譚
潔癖男子の青山くん――。 サッカー日本代表の天才イケメン少年はプレイスタイルも「潔癖」に仕上げます。ヘディング、タックル当然、NG。スローイン? グローブしてれば、まあOK。こんな男子が許されていいの!? 無菌系攻撃型サッカー部コメディ、キラリとスタートです。
まず読み終わって最初に感じた事は、色々とケリが付いていないというか、スッキリせずに終わったなと感じました。 1.青山と小田切の前世設定 結局完結後も青山が小田切に触られても不快感が感じない理由が不確定でした。 結局は前世に小田切(姫)と青山(猫)の関係だったから触られても不快感を感じないという設定だったのでしょうが、前世でも生き別れ現世でも振られ離れ離れになるという結末が悲劇すぎて後藤とくっついているのを素直に祝福できませんでした。 2.梅屋の存在 後藤とのカップリングを素直に祝福できない理由として梅屋の存在があまりました。 後藤の幸せを心身に願い優先する。そんな彼だからこそ幸せになって欲しかったですが、誰に気を移すわけでもなく、ただひっそりと木の影から微笑んでいた彼を見ていると本当にこれで良かったのかと疑問に思います。後藤は1度だって梅屋を異性として、男として見ている場面は覚えている限り1度もなかったので本当に報われない可哀想なキャラだなと感じました。 3.銭湯で振った後 銭湯で1度後藤の告白を断りましたよね? 数年後何故ああなったのか話が切られすぎてよく分かりませんでした。今の自分はまだ後藤に対して潔癖が発動するから相応しくないって理由で振ったんだったら更に理由が分かりません、潔癖なのが青山君だからと言ってくれてる人に対してその論は通らないと思いますし。最後の展開は総合的に色々とあやふやだなと感じました。 4.その他もうすこし深く触れて欲しかった所 ・成田のその後(恋愛面に関して) 振られ終わりだったので少し気になりました。 ・お漏らしボーイその後 別に気にはならないのですが、出す意味あったのかなとふと思いました。 ・全国大会の結果 多分優勝したのかな?メンバーが喜んでいる場面が見たかったです。 ・君塚先生その後 美和に告白して完全に諦めたんですかね? ・青山とサッカーを出会わせた和也 どこかで出てきましたか?見逃してたらすいません。 潔癖男子青山君というタイトルをしていますが、個人的には主人公は後藤だと思っています。 ただ小田切との設定が上手く組み込まれすぎてて青山と後藤が結ばれてもなんか釈然としませんでした。スポコンとしては好みのオチですが恋愛としては少し微妙なオチかなと感じました。
by げま。 (1)がんばってる人々を、今日も熱心に送り届ける「終電ちゃん」。「お前たち、明日はもっと早い電車で帰るって約束しな!」。終電には、日々を生きる乗客のドラマがある。中央線の高尾行きの終電は、午前1時37分に終点・高尾に到着する。これは全国の鉄道で最も遅い。疲れてて眠いのに、彼女に会えて、なんだかうれしい――。不思議な高揚感と一体感のある、終電物語開幕!!
3.38
14
発刊: 2015.06.23 ~
完結・全5巻
新刊通知
a『その「おこだわり」、俺にもくれよ!!』ーーそれは日常の退屈と喜びを描いたノンフィクション漫画の白眉である。著者の清野は、あたたかい眼差しで我々の生活を見つめ、日常に潜む「おこだわり」を抽出する。「僕は貧乏な人は格好がいいと思う」と清貧に生きる人々を賛歌したのは、劇作家の山田太一だったか。清野もまた、ツナ缶、ポテトサラダ、白湯、さけるチーズなど、ゼニのかからぬ喜びを賛歌して余りない。実にタマラン。
遺伝子操作が産業として発達した世界。水没した街の残骸で暮らす人々の中には、“異種キャリア”と呼ばれる異種遺伝子を持つ者が存在する。遺伝操作を生業とする生体操作師・音喜多(おときた)。自身も何種もの“異種キャリア”を抱えている彼の元に、様々な事情を抱えた者たちが訪れる――。「人間と他の生物を分かつものは何か」――普遍的なテーマを、作者の専門知識に根ざした緻密な設定と、広大無辺な想像力で描き出す!
関東甲信越のとある田舎街……。犬猫くらいにしか見向きもされない“残飯おとこ”登場!!『行け!稲中卓球部』『ヒミズ』の古谷実、2年ぶりの新作は、塩味たっぷりきいたシニカルコメディ。14年間、引きこもっていた残飯おとこが、自立をするため立ち上がる……。とはいえ、何もできるはずもなく、周囲に大迷惑をかけるだけ。己のため、“愛”のため、この想いをつらぬけるか!?
「将棋=難しい」と思ってる人にこそ読んで欲しい、南Q太の将棋愛あふれる新作!!WELOVE将棋!!親子で将棋が面白い。――将棋に夢中な、小学四年生・宝(たから)。将棋にミーハーな、宝の母。似ているようで、ビミョーに違う親子の目線。南Q太が描く、“二人だけで紡ぐ魅惑のひととき”!
唯一無二の「嗜好の迷作」!「没!」か「男物のYシャツ一枚になって霧吹きの水をかけられる」か……選ぶべき正解はどっち!?課題の合否に際して、そんな選択を迫る飯野(めしや)教授率いる変態生理ゼミナールに在籍している松隆奈々子(まつたかななこ)と仲間(変態)たちの、下ネタ、セクハラ、ぶっかけ大放出な日々!かわいい絵柄とは裏腹に、食事中の読書は危険!!変態を科学するアブノーマルキャンパスライフコメディ。
舞台は1966年の東京。夢と希望を胸に抱き、早稲田大学法学部に入学した島耕作。東京で芽生える新たな友情、刺激的な人々との交流、そして心惹かれる女性との出会い――。学生運動まっさかりの激動の時代に、多くの邂逅や経験を経て一人の青年がどう成長していくのか、後に大企業のトップに立つ男の「原点」となる青春時代、開幕!!
連載順としては『係長島耕作』の次に描かれた、島耕作・学生編。 戦後のベビーブーム期に生まれた島耕作ら団塊の世代の大学生生活はいかなるものであったかが描かれています。 単独のタイトルで書籍化されている島耕作シリーズでは、現時点で一番時系列的に古い作品のため、島耕作シリーズを読み始める場合、本作からというのもありだと思います。 本作時点では初芝電産は一企業としてしか登場しないため、初芝のクセの強い面々は登場しません。 初芝入社以降、ライバル兼友人として登場する「樫村健三」、そして今後、伴侶となる「岩田怜子」、探偵の「木暮久作」は本作からの登場ですね。 初芝入社以降のサラリーマン島耕作とは舞台が全然異なるため、基本的に役職が変わるだけの連続シリーズであるヤング以降と比較すると、独立しています。 ただ、大学4年の1年間は『学生島耕作 就活編』とタイトルを変えています。 本作と就活編はタイトルだけ変えたひと続きで、本作ラストもストーリーに区切りは特についていないので、本作と就活編2作で一作品として読むべきだと思います。 ストーリーは、山口から大学受験のため上京するところから始まります。 入学試験、大学入学からバブル期の大学生のリアルな日常が描かれていて、その頃新宿の赤線地帯で流行っていたヌードスタジオ、大学生主催のダンスパーティー、恋人とのセックス、酒、麻雀、バイト、そして学生運動と、当事者は本気ながらも、傍から見ると思わず「勉強しろよ」と思ってしまいます。 特にマルクス主義に被れた学生たちの紛争は象徴的で、島耕作の友人が反ブルジョワ運動の中心までのめり込んでしまいます。 (本人もブルジョワ層にも関わらず) ベトナム戦争反対を持ち出して羽田空港などで蜂起した学生がゲバルト棒なる角材を持って機動隊と戦うシーンなどがあり、非常に興味深く読めました。 当時の大学生がみんな学生運動に関わっていたわけでも無いと思いますが、本作で描かれる学生たちの姿も一つのドラマだと思いました。
by うにたべたい (581)