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作品数:34
全336件
ゲームプロデューサー
4.6
思い出補正はあるかもしれない。それでも、自分のギャグセンスの礎になった作品であり、ゆうきまさみ先生で最初に思い出すのはこの作品。小学生の頃に見ていた、ドタバタ系ギャグ漫画のノリとは違い、ゆうきまさみ先生の独特のボケ、ツッコミ、間が炸裂するわけなのだけど、ギャグ漫画であるこの作品こそ、最もその技術が生かされているようにも思う。とぼけたロボットあ〜る君とそれを取り巻く愉快で応援したくなる仲間たちの学園系ギャグ漫画ですが、特に部室攻防戦の件が最高潮。とにかく、この作品以降、独特のテンポを活かした間が漫画に取り入られるようになったんじゃないか、という感覚を持つほど、当時僕に与えた影響は大きい傑作で、未読の人は是非、この空気に触れていただきたいですね。
究極超人あ~る
レビュー(31)件
完結・全9巻
Ikuru
3.4
不思議な恋愛
白暮のクロニクル
レビュー(34)件
完結・全11巻
うにたべたい
4.4
ゆうきまさみがパトレイバーの後に書いてた競走馬育成を生業とする牧場漫画です。主人公は都内の進学校に通う高校生。北海道で行き倒れていたところ競走馬生産牧場の娘に拾われたことをきっかけに、やがて日本一の競走馬を育成することを目標とするようになるというストーリー。騎手、調教師、あるいは競馬ファンを題材とした作品は多いですが、牧童を題材とした珍しい内容となっています。馬房の環境整備、繁殖、馬の世話などはもちろんのこと、牧場の信頼(強い馬を作れる)に関わる生産馬のレース結果や血統についてもしっかり描かれています。レースに関しては実際にあるレースを使っていて、競馬場で走る馬たちの裏を見ている気分になれるため、競馬ファンには興味深く読めるかと思います。何らかの実在の出来事に基づいたストーリーではなく、馬の血統や登場する騎手などは架空のものになっています。馬に関わる人々はもちろん、各馬たちのドラマも大変出来がいいと思います。話はテンポよく進むのですが、テンポが良すぎて理解が追いつくのが大変なのが難点です。牧場では何某と呼ばれていた馬が、競走馬になって何某と名前が変わって、どのレースで何着となったか、馬の生産牧場やその時の騎手なども含めて理解しないとその馬の注目度がわからないです。ただしこれは実際に馬券を購入する際の検討材料も同じことなので、普段競馬場に行って馬券を買う方にはそういう意味でもとっつきやすいというか、楽しめる内容だと思います。一方で、主人公の成長や恋愛にスポットのあたる部分もあるので、競馬のことをよく知らない方もその入口として楽しめる作品だと思います。
じゃじゃ馬グルーミン★UP!
レビュー(55)件
完結・全26巻
4.3
ゆうきまさみの伝説的ギャグ漫画。ある程度より上の年代の漫画好きは当然のように知っている作品だと思います。転校生のアンドロイド、R・田中一郎と個性的な光画部の面々が織りなす文化部日常系マンガ。文化部日常系では走りというべき作品で、学校行事があり、生徒会との闘いがあり、幽霊騒ぎや顧問の問題など、今ではテンプレート的ともいえる内容を、とんでもないやりかた(ゲリラのように部室で籠城、ロードバイクで新幹線に追いつくなど)で解決していきます。腹を抱えて笑える内容というわけではなく、まったりと読めます。ただ、当時のタレントや声優などのマニアックなネタが多く、楽しむためにはある程度の前知識のようなものが必要かもしれません。特撮好きな私としては、ニヤリとするネタが多かったです。内輪ネタだったり、絶対に誰も知らないであろうコアすぎるネタを織り込むこともあるので、全部わかるということはまずないかと。本作で有名な下山ダッシュはOVAで登場するエピソードで、本作中には登場しませんので、念のため。
塩犬
4.1
みんな可愛い。こういう文化系サークルみたいな話、今になっても憧れる。もっと小さい頃に読んでおきたかった。9巻という尺もスッキリしてて良い。
Rodan先生
4.0
◆こんな方にオススメ・ロボットが好き・長編ストーリーが好きスコアは該当する方へ◆感想◎ストーリーシナリオライターがいるのかな?と思わせるくらいストーリーの展開がよくできています。現実社会の中にフィクションを盛り込むのは、なかなか難しいと思うのですが、上手に合わさっています。また、どの登場人物もキャラが立っていて、そのやりとりはシットコム(決まった数人の登場人物が、同じ舞台で毎回ドタバタするようなドラマ)的なものがあり、読んでいてホンワカします。ただ、エンターテイメント性はとても良いのですが人を選ぶような渋い展開はありません。◎画クセのない、どんな人にも抵抗なく受け入れられそうな画です。どなたかがおっしゃってましたが、線の太さを丁寧に変えながら描いているそうです。
機動警察パトレイバー
レビュー(71)件
完結・全22巻
Shungo Kasuga
5.0
全11巻
おおがらす
3.6
作者のシンプルでサッパリした絵柄と「武士のリアル」「ウィンウィンの関係」など台詞にちょいちょい現代語が混じるので、全体にどことなく現代っぽい。でも時代考証はしっかりと、内容は本格派時代劇。アクションの派手さも、大袈裟な演出もない分、真正面から時代劇を描こうとしているなーという印象。大河ドラマ好きな人にオススメ!
新九郎、奔る!
レビュー(19)件
既刊21巻
ぽてとたろう
暴走に見えるものが実は自律だったりすること。ロボットマンガの歴史がつまっている。ロボットたちがあまりに普通にモノローグでしゃべりまくるのだけ、うーんとなる。
アトムザ・ビギニング
レビュー(29)件
既刊17巻
3.9
ロボット開発に明け暮れる2人の若き研究者。彼らの目標は「心を持つロボットを作る事」しかし目指すゴールは根本的に違っていた。ヒロシ(お茶の水)は人間と並び立ち共感しあえる「友」。ウマタロウ(天馬)は人間を超える超越的存在「神」。自我はロボットに必要か否か?彼らが開発したロボットA106(エーテンシックス)は、人間には認識されない領域で自我を既に目覚めさせ、周囲のAIと対話を試み始めていた…。鉄腕アトムの後日譚「アトム今昔物語」に通じるエピソード満載でファンとしては胸熱!!AIの進化、自我、感情を持つとはどういう事か?この世界に「アトム」の存在が及ぼす影響とは。…面白すぎるっもっと早く読んでれば良かった!!
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