「美代子阿佐ヶ谷気分」「軍刀」「無頼の面影」「阿佐ヶ谷心中」「ピストル」「川」「静かなピンク」「落下傘」「恋愛」「キス」収録。私は三十二歳の頃に分裂病を発病し、以来、十七年間まともな考え方が出来にくくなった。今回の作品集は、分裂病以前の作品であるが、発芽の模様はすでにある。――私はいつ死ぬか判らないが、漫画も小説も油絵も死ぬまで画く事になるかも知れない。(安部慎一)
1970年半ばから80年代にかけて突如現れ、アッという間にポルノ劇画界を席巻し、その後消えた山村真介。彼の描く女性は、母ごとく優しく強く、読む人に訴えかける。まるで真介の妻、節子のように。その節子に初めて会った文芸誌の新人賞を受賞した里見は、1年後に彼女と肉体関係をもってしまい…。(ポルノ劇画家 山村真介)/ ほか、意趣返し・獣愛・愛奴・あいびき・こころ・親子将棋・淫らな娘・堕ちる・日の興奮 など、異色エロス作品、全10編を収録。
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発刊: 2017.01.27 ~
既刊1巻
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a歯が揃っていることが自慢の130歳になる老人と、広い家に二人きりで暮らしている青年。その青年が老人を怖がっているいることに興味津々の隣の家族が遊びに来た時…。(むし)/ 朝から頭痛に絶えきれなくなった青年は、薬局に行くため坂道を下りアスファルト道へ。だが、そのアスファルトは暑さでベトつき…。(アスファルト舗装)/ ほか、ある彫像・音・桃色遊戯・荒唐無稽譚・100キロ重量・カラスかんざぶろう・海女の季節 など、鬼才が描くシュールな世界、全9編を収録。
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発刊: ~
既刊1巻
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