※【電子限定おまけ付き】紙コミックスとは別バージョンの描き下ろしを収録!※【加筆修正・描き下ろしを追加】この作品は、バラ売り配信中の「彼女はもう死んでいるのに!」に加筆修正を行い、未公開エピソードとオリジナル描き下ろしを追加して再構成したコミックス版です。「死んでしまった彼女に、また会える?」人間とアンドロイドが共生している世界。「アンドロイドより不出来だから」という理由で親に捨てられた16歳の人間の少年・朱(あか)は、風変りな姉弟が二人で暮らすアパートの住み込み管理人の仕事を任されることになった。傷ついた朱を温かく迎え入れる霞(かすみ)と、アンドロイドを治す医者の千秋(ちあき)。親に捨てられた傷は癒えないままだったが、姉弟との穏やかな日常生活の中で朱は次第に安らぎを見出していく。だがある日、病弱だった霞が突然死んでしまって――?
警視庁特殊機動捜査隊2課 特殊公安部―― 通称“特公(トッコー)”。昨今頻発する無差別殺人やテロに加え、原因不明の猟奇犯罪を取り締まるために設立された特殊部隊だが、実体は、“ファントム”と呼ばれる異形を狩る、スペシャリストたちで構成されるチームだった――! 狩るものと狩られるもの。生命と尊厳を賭したサヴァイヴァル・アクションがいま、始まる――――。
「ここはどこだ? これは…一体どうしたっていうんだ?」。不快な警告音のため月島光希と品川明日美が目覚めると、そこにはとんでもない光景が広がっていた。倉庫のような場所には日本人らしき数十人の男女が同じ服を着て死んだように横たわり、窓外には荒野が果てしなく広がっている。やがて目覚めた30数人の男女全員に、寝る前の記憶がまったくないことがわかる。自分たちは海外に拉致監禁されたのか? 携帯も財布も持たず、不安でパニックとなる人々。事態の打開を求めて、性急に外部へと脱出を試みた一群を待ち受けていたのはあまりに悲惨な出来事だった…。衝撃のソリッド・シチュエーションスリラーからスタートし、人類の終末と再生をめぐる骨太で壮大なSFファンタジーへと物語は深化していく。