漫画一覧

『わたし、オタリーナですが。』の書影

わたし、オタリーナですが。

3.00

128

発刊: 2008.4.4 ~

既刊1巻

恋にも、おしゃれにも興味を示し、一見、ごく普通女子。ただ、救いがたいほどオタクである。類語は腐女子。 男子の話題が、ガンダムやスラダンであったとき……、「語りたい! だが一度語り始めたら最後、リミッターが外れる→男子がドン引く」ことを恐れて、人知れず葛藤している女性の方、いませんか? 作者の吉川景都もかつてはその一人でした。オタバレしないようにひっそりと、棲息してきました。でもまあ、この本が出ちゃったら、もう、開き直るしかありません。とはいえ、オタバレした今も「基本姿勢は、”すみません”」の、腰の低いオタリーナなんです。

『夢の木の下で』の書影

夢の木の下で

3.27

127

発刊: 1998.6.3 ~

既刊1巻

私の描いた絵を見せました。中原淳一先生のような少女のペン画です。そうしたら、「描きなはれ!」いきなり藤原さんが言いました。漫画を描きなさいと言っているのです。びっくりです。楽天的な私は「要するに、絵と文章があればいいのだろう」と考え、物語に中原淳一ふうの絵をつけた漫画もどきをこしらえました。『紫の妖精』という、花の妖精のお話です。ペンの使い方も知らないのに物語に少女の絵をつけ、漫画ふうなものを描いたわけです。(本文より)少女漫画、女性漫画家の草分け的存在として現在も活躍中の漫画家・花村えい子さんが、活動歴50周年を迎えるにあたってまとめる初の「自伝エッセイ」。川越の大きな旅館に生まれ、やや複雑な家庭環境の中で成長し、戦争をはさんで、美大に進学→結婚→貸本漫画時代→少女漫画時代→レディースコミック時代→ミステリー・文芸ジャンルへの移行……といった、生い立ちから現在に至るまでの半生を綴る。カラー口絵(4P)も挿入して、おもな作品の原画や完全版「作品リスト」も掲載する。

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