3.10
468
発刊: ~
通常版・他1作品
新刊通知
aピアノ教室に通い始めて5年になる、16歳の小川加恵。ピアノ教室の五嶋先生に恋心を抱きつつも、いつもクールな先生に子供扱いされてばかり。ピアノのレッスンを通して少しずつ成長する二人の恋は…!?文庫用描き下ろしおまけまんがも収録。
「ピアノ講師と、女子高生の生徒」の二人の関係を描いた作品。 ヒロイン「小川カエ」は小学五年生からそのピアノ教室に通っていて、活発でどちらかというとピアノを弾くのは苦手なタイプだったのですが、講師の「五嶋」先生に密かに憧れていたため5年間も続けることができていた。 クールで意地の悪い五嶋は、彼女の成長に戸惑いを覚えつつも、自分の内の感情を父性とごまかしていた。 そんな中、カエは五嶋のシャツを掴んで無理やりキスをする。 もう子供扱いさせないという宣戦布告ともとれるキスをする、そこまでで第一話。 以降、小さな恋の鞘当てが行われつつも、五嶋とカエのアダルトな恋愛ドラマが繰り広げられる内容になっています。 カップルがやるような、いちゃついたり、街を食べ歩きながらデートするようなシーンは本作中はなく、等身大の高校生が主役の少女漫画よりも背伸びした内容となっています。 女子高生が主役の少女漫画には珍しく学校行事系 (文化祭、修学旅行など) のイベントもありません。 キスシーンはもちろん、タバコに火をつける仕草、リップをつける仕草などが艶っぽく、魅せられる作品だと感じました。 ピアノが本作品のキーアイテムとなっていて、読むとクラシックを聴きたくなるというよりも、ピアノを弾きたくなる作品です。というかなりました。練習中です。 難曲であっても五嶋は何気に弾きこなすので、音が聞こえるような作品というわけではなく、ピアノってなんてセクシーでカッコいいんだろうと思わせてくれる作品です。こんなふうにピアノを弾いてみたいと思わせるというか。 今ピアノを習っている人、弾いている人にはおすすめの作品です。 ただ、妙にオシャレというか、意識の高い系の作品なので、コーヒーと言えばスタバのフラペチーノなティーンにはちょっと疲れる作品かもしれません。 ちなみに私は限定のフラペチーノにセルフのハチミツやらシナモンやらシロップやらドバドバ入れて2倍量くらいにするのが好きな、意識の高低でいうと意識失っている系なので、本作は何も考えずに楽しめました。 五嶋は超人のように敵なしで、カエも他の男性の誘いは雑音としてしか捉えられない一途なキャラで、裏を返せば波乱が起こりづらい淡々としたストーリーとなっています。それなのに、不思議とおもしろく読めました。独特な雰囲気のある作品だと思います。 マツモトトモ作品は本作しか読んだことないのですが、他作品も読んでみたいと思います。
by うにたべたい (525)467
発刊: ~
既刊2巻
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a3.19
465
発刊: ~
既刊3巻
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a3.34
464
発刊: 2015.12.25 ~
既刊1巻
新刊通知
a年の差ガールズラブの金字塔。教師と生徒、年の差以上に遠い距離――な二人の、眩しい位に真っ直ぐな恋を描いた著者の代表作が、未収録の後日談ほか計3本を含めた完全版で登場。描きおろし多数!
両親を惨殺され、死刑星キマエラに落とされた双生児の少年・トールとラーイ。2人を待ち受けていたのは、食肉植物が支配する過酷な自然環境と肌の色で4つに分かれた人間社会。試練の中で少年たちは生き延びることが出来るのか…!?
459
発刊: ~
既刊1巻
新刊通知
a900万部突破!の大ヒットコミック「ふたりエッチ」初画集。93センチEカップ優良さんの悩殺BODY&究極の癒しSMILE満載。ここでしか見られないカラーコミック収録。ポスターつき。
3.23
459
発刊: 2017.12.26 ~
完結・全2巻
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a両親を亡くし、野球好きの祖父と二人暮らしの高校生・善次は、顔を見ただけでその人の不調部位がわかるという特技を持っている。けれど同時に、野球部のエースだった父のようになれず大好きな祖父の期待に応えることができないこと、貧弱で女っぽいことにコンプレックスを抱えていた。そんな善次の密かな日課は、同じクラスの前の席の野球部のヒーローで、クラスで少し浮いている花岡の授業中の居眠り姿を見守ること。逞しい花岡は、善次のなりたい姿そのものだったのだ。ある夜、祖父と喧嘩をし家を飛び出した善次は、大泣きしているところを花岡に見られ、思わぬ接点が出来て!? 憧れと恋が複雑に絡み合う、甘酸っぱい青春ストーリー! 電子限定描き下ろし 「パーカーのゆくえ」収録! (このコミックスには花丸漫画 Vol.14-18に掲載された第1話~第5話を加筆修正して収録しています。)