410
発刊: 2010.12.15 ~
既刊1巻
新刊通知
aキャラクターデザイナー・瀬戸田あかり、口癖の「べき」からついたあだ名は「ベッキーさん」。生真面目な彼女が生んだキャラ「ネコミン」の売上が低迷し、落ち込んでいたところ、プランナーの須藤から猛アプローチを受けるも…!? 好きなのは私? それともキャラクター?デザイナーとプランナーの二人、恋と仕事の逆転劇!!
「カスタムコミック」連載の傑作コミックのアクションコミックス版・A5判サイズ・1989年発行。著書のあと書きもあります。
じゃりン子チエのはるき悦巳が、じゃりン子チエと同時期くらいに連載していた作品。一巻で完結しています。 じゃりン子チエは中盤頃からテツが弱体化したり、内容に盛り上がりが欠けてくるのですが、本作は序盤のじゃりン子チエの画風のまま書ききっているため、中だるみがなく一気に読めます。 具合的な地名の示唆はないですが、じゃりン子チエ同様、大阪の下町を舞台にした人情モノです。 時代的にもじゃりン子チエ序盤あたり、インターネット普及より全然前、コンビニやスーパーマーケットができはじめる前のあたりの話です。チエが西成が舞台で、作中にテツがカメオ出演するので、本作の舞台も西成近辺と考えられます。 主人公の悪童4人組は高校を中退し、毎日グータラ過ごしている。 近所の豆腐屋にはミッちゃんという4人のアイドルがいて、彼女も店を継ぐために高校を中退し、毎日店を手伝っている。 そんな中、ヤクザと付き合いがあるという噂の迫丸がミッちゃんと付き合っているという話を聞き、4人は迫丸がミッちゃんを脅して無理やり自分のものにしようとしているのではと考える。 実際にはそんなことはなく、ミッちゃんは迫丸と一緒になり、溜まり場にしていた映画館も潰れ、近所にスーパーができるという話からいつまでもこのままというわけにもいかないことに危機感を覚え、彼らの青春は幕を閉じるという話。 大変切ない話です。 じゃりン子チエも名作ですが、後半はだれてくるので、はるき悦巳では本作のほうがおすすめです。
by うにたべたい (525)402
発刊: ~
既刊1巻
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a中学時代、何かと「長」がつく役職を押し付けられ続けてきた主人公・芹生一路。高校ではそんな自分とおサラバだ!と言わんばかりに、誰も自分を知らない新設校・矢汐学園高等学校へ進学するも、なんとも不条理な方法でいきなり「生徒会長」に任命された!?全くやる気のない少女や頭の悪い武士娘、シスコン双子やゴスロリ人間という個性豊かすぎる面々と共に、一路の苦難と波乱に満ちた生徒会生活が幕を開ける!
宇宙に出た人々が大切な記憶に想いを馳せる時、ふらりと立ち寄る場所があった――。不思議な女主人・もとかの酒と料理に癒される店、「もとかの食堂」。そこは木星の衛星にひっそりと佇む、彷徨い人の心のとまり木。星の海で綴られる、ちょっと不思議なグルメ漫画の始まりです。
左目に眼帯をつけながらも、明るい性格でクラスの皆から慕われている女子高生シイナ、彼女には“裏の顔"があった。シイナの同級生で、かつて自殺志願者だった少年のカナメは、ある日、『思想ノート』と題された彼女の秘密のノートを見て、それを知ってしまう。彼女は最高の自殺をするために、毎日を生きていた。徐々に彼女に惹かれていくカナメだったが、案内されて足を踏み入れた死臭の漂う廃校で、彼女のもう1つの秘密を知ることになり……――「私の左目は潰されたの……」狂気100%の彼女と無感情な僕の戻れない恋路を描く、恋愛ホラーコミックス。エブリスタ原作。
3.00
398
発刊: 2019.11.30 ~
既刊7巻
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a人類最強の大賢者に拾われ、山で育ったフィル。賢者からの英才教育を受けた彼女は、素手でドラゴンを倒せるほどになっていた。ある日、賢者は孫を呼び出し、こう言った。「フィルよ、実はお前は女なんじゃ」「マジ? ところで女ってなに?」 性別すら知らない常識外れのフィルは常識を学ぶべく王立学院に入学することに。無自覚チート少女のワクワク学園生活が始まる!