山で出逢った二人が織りなす、登山恋記。夫の遺した“山日記”を辿り登山する、麗しき未亡人……“大切なもの”を失った女と、“大切なもの”に出逢った男のセンチメンタルで雄大な登山恋記。―――――――――風の音、虫の動く音、沢を流れる水の音、心臓の音――「山に登っているときだけ、生きている心地がする」と山に魅せられ、山を愛する男――加賀山峻(かがやま しゅん)。彼がある日出逢ったのは、山には似つかわしくない風貌の独りの女性、千堂椿(せんどうつばき)だった。 見るに見かねて同行した加賀山は、彼女が”山を登る理由”を知ることになり…!?
伝説、再始動……あの『孔雀王』の最新作! 『孔雀王』『孔雀王 退魔聖伝』『孔雀王 曲神記』の3部作に続き、 連載開始より20余年の時を超えて あの伝奇コミックの金字塔『孔雀王』の最新シリーズが、還ってくる!! 人間の果てなき欲望のすきをつき、この世に現れる魑魅魍魎を、 呪法を用いて退治する最強の"退魔師"孔雀!! 果たして孔雀はいかにして力を得、成長したのか? 舞台を裏高野に、チベットより日本へと戻ってきた幼少期から 孔雀が退魔師となるまでの、その謎に包まれた修行時代を描く 『孔雀王』新シリーズ、いよいよ開幕!!
▼第0話/黒い羊、もしくは狼▼第1話/過去よりの男▼番外編/黒×羊×獅子●主な登場人物/角坂翔(若手ながら数々の賞をとった人気俳優。その素顔とは…?)●あらすじ/とある新作映画の撮影現場。今や押しも押されもせぬ人気俳優ながら、人なつっこい笑顔を見せてやってきた青年の名は、角坂翔。貴公子から軍人、強盗までどんな役でも演じ分けられる角坂は、ここの監督をして「あいつは演技ができすぎる」「素でいる時ですら、あいつ自身が角坂翔という俳優役を演じているかのようだ」と言わしめる男である。そしてその日の帰り道、彼に“依頼”を持ちかけるひとりの少女が…(第0話)。●本巻の特徴/角坂翔。職業・俳優。そして、殺し屋。“羊の群れの中には、黒い羊もいる”――彼の目的とは、そして存在理由とは?「月刊スピリッツ」大人気連載作品、待望の第1集!
ある朝、平凡な会社員・青田みつる(28歳)が、会社を休んで出向いた先は警察署。そこには彼を含め5人の人間が、国民から無作為に選ばれ強制的に集められていた。その目的とは、彼らが「警察官とともに犯罪者を取り締まる」こと。そして説明もそこそこに、早速チカンの常習犯の出没する駅で実戦に臨むハメになるが…。
映画「ゼブラーマン―ゼブラシティの逆襲―」に伴い5年振りに宮藤官九郎×山田玲司の大ヒットコミックス「ゼブラーマン」も堂々復活!!かつて愛する街を集団テロ組織・銀河教会から救ったヒーローおたくのダメ教師・市川新市は、一時的に本物のヒーローとなった。しかし、街の治安は再び悪化し、犯罪者によって妻と娘、さらには初恋の人まで失うことに………失意の新市は、街から姿を消した。10年後、街はゼブラシティとなり、怪しい者は容赦なく逮捕されるゼブラタイムが実施されていた。人生に白黒つけるゼブラーマンの戦いは、思いもよらむ結末へ…!!
いい出汁でてる!「匠」風新人、デビュー! 新人なのに、匠の域。 日常なのに、ファンタジー。 笑えるのに、沁みる。 「手乗リーマン」「人間電子レンジ器」「インフムエンザ」etc・・・ 日常から、ちょっと浮き足だった不思議な世界を 「笑い」と「涙」と「人間くささ」をたっぷりお出汁に効かせて、 毎回8ページで描ききる未体験ギャグ世界! 新コミ審査員を泣き笑いの渦に叩き込んだ驚異の新鋭が放つ、 世にも奇妙な「じんぶつ園」only 8pages !! 巻末特典として、第59回小学館新人コミック大賞[青年部門]入選作、 「水遊記」も収録! (第59回小学館新人コミック大賞 「水遊記」審査員講評より↓) 「才能を感じました。すぐ掲載すべきです。新人の漫画を読んでこんなに笑ったのは初めてです。絵もこれで十分。なんの申し分もありません。」 江川達也氏 「導入部がすでに笑いを誘うこのアホらしい発想は凡庸な作家にはなかなか思い浮かばないと思う。落語に似た面白さがあり、得難い才能だ。」 池上遼一氏 「なんといってもセリフが上手い!キャラもテンポもOK。出だしから引き込まれました。面白かった!」 原 秀則氏 「あざとい出だしだと思ったが、いつの間にかはまってしまった。他の方はどう評されるかわからないが、僕は応募作の中で一番面白かった。オチは秀逸!!」 山田貴敏氏
もしも自由に記憶を取り出すことに出来る社会だったら…覚えておきたい想い出、忘れ去りたい記憶、あなたにはありますか?「メモリーセーブキャンディー」…通称「MSC」と呼ばれるキャンディーのようなメディア。お値段、一つ10万円。トラウマになった記憶を取り出したり、大事な想い出を保存できるこのサービスを取り扱うMSC社のミオの元に、今日も新しい顧客が尋ねてくる。…たとえば、高校生の時、好きだった彼女に「童貞なの?」とバカにされたトラウマに苦しめられている大学生。…たとえば、死を間近に控え、遺言をMSCにこめてドラ息子たちにいじわるをするおじいさん。――彼らは、その果てに何を想い、何を見つめるのか?
チャンスなら転がっている!! ちょっとだけドキドキする……でも、進展しない!! 盛り上がりそうで盛り上がらない毎日を悶々と過ごす男女の人間模様を描く、全く新しい草食系恋愛コメディー。作者は創作系同人誌即売会で絶大な人気を誇るサークルItamiWorksの伊丹澄一とさぬいゆう。商業誌初連載にして、既に円熟の域に達したパフォーマンスにご注目ください!!
その名も、かばやし。小林でも木林でもなく、かばやし。名前からして不思議…しかしその実態はもっと不思議な男子高校生・かばやし先輩。「プールは飲み物」であり、「自転車は乗るものではなく、乗せるもの」であり、「ファミレスはやまびこが聞える場所」というのが常識の、かばやし先輩。そんな、ちょっとどうかしてる高校生・かばやし先輩とその界隈の高校生のすごくどうかしてる日々を紡いだ、学園ギャグ!かばやし先輩の他にも、「日本一モテる男子高校生」や日本初の「自転車暴走族」を率いる高校生など、珍妙で愛すべき高校生達が続々登場。異常なのに、なぜか懐かしくて甘酸っぱくもある…つまり意外とマジで青春の真髄!なギャグなのです。
3.20
275
発刊: 2010.04.28 ~
完結・全3巻
新刊通知
a「ともだちが、ほしい!!」………家庭の事情で高校にも進学せず、大阪・淀川べりの小さなあげ工場で働く瀬川かよ、16歳。大人たちに囲まれ、黙々と仕事するかよの職場にある日、那子という美少女がパートタイマーとして働くことになり…?ひとりぼっちのかよの小さな願い……同世代の親友を作ることはかなうのか?思春期の少女たちが抱える痛みと、喜び。一生に一度、かけがえのない16歳の青春が今、始まる!!
『熱病加速装置』(小社刊)『中央線ドロップス』『あねおと』(それぞれ双葉社刊)など、次々と単行本が刊行され、今もっともブレイクに近い注目の俊英・元町夏央。思春期のモヤモヤを描かせたら随一の彼女が、真っ正面から「青春」に挑んだ野心作です。父親への反発から、無難に生きようとする青年・星野大。「熱くなる」ことを拒否する彼が、出向先の会社の人力飛行機製作チームと出会ったところから、物語は大きく動き出す…。女子高生パイロット・葵、暑苦しいチームリーダー・吉野社長、天然な女子チーム員・シノ…。彼らに巻き込まれるうちに、主人公・大はいつの間にか空を飛ぶ快感に目覚めてゆく!!!!