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発刊: 2012.12.19 ~
完結・全4巻
新刊通知
a一人暮らしの美奈子さんが飼っているのは、美奈子さんを誘惑しまくる美少女(美奈子ビジョン)猫・モエちゃん! ネコが好きすぎて、頭がやばい美奈子さんの日々は、猫中心にまわっていて…!? かつてない猫LOVE!女子・美奈子さんのにゃんこ萌えライフ!
七色(なないろ)いんこは、どんな役をもこなす天才役者。しかも、突然の代役でも完璧にこなし、舞台の出演料はいっさい取らないのだ。そこには、劇場にやってくる金持ちから金品を盗みとるという裏の目的があった――。古今東西の演劇をモチーフにした、軽妙洒脱な連作犯罪活劇! <収録作品>ハムレット/どん底/人形の家/修禅寺物語/ガラスの動物園/検察官/電話/ゴドーを待ちながら/アルト=ハイデルベルク/誤解/ヴァージニア・ウルフなんかこわくない/ピーター・パン/幕間/化石の森/じゃじゃ馬ならし/彦市ばなし/シラノ・ド・ベルジュラック <手塚治虫漫画全集収録巻数>手塚治虫漫画全集MT341~343『七色いんこ』第1~3巻収録 <初出掲載>週刊少年チャンピオン 1981年3月20日号~1982年6月4日号 連載
『カラオケバカ一代』とはいうものの、カラオケうんぬんを抜きにしてもこれは立派な「バカ」であろう。しかも天才的なバカさ加減だ。 <p> 表題作の「カラオケバカ一代」は、容姿端麗スポーツ万能でモテモテだが、実は破壊的にオンチであるという欠点をひた隠しにしていた主人公の桜宮達也、通称タッちんが、ライバル的存在である鈴木にカラオケで勝負を挑まれて窮地に陥るところから始まる。その後特訓をするべく1人でカラオケボックスにこもっていたタッちんは、なぜか馬に乗って乱入してきた女性に思わず弟子入りしてしまう。馬に乗っている時点で相当怪しいのだが、特訓シーンはさらにメチャメチャ。海に潜ってアワビをとらされたり野球の球拾いをしたり、カラオケとはまったく関係ないことのオンパレード。そんなバカバカしいシーンを絶妙なテンポと強烈なテンションの高さで、ひたすらおもしろおかしく読ませてしまう。 <p> さらにこの本で驚かされるのが、そんなバカなことをやっていながら、いけしゃあしゃあとオトメチックな恋愛モノの短編「猫日和」「星の名前」を併録していることだ。しかもこれが読んでみると、実にまっとうに少女マンガとしてのおもしろさを発揮しているのだから恐れ入る。 <p> ジョージ朝倉の作風は振れ幅が大きい。それが恋愛方向に振れるにしろギャグ方向に振れるにしろ、共通しているのは非常にエネルギッシュであるということだ。この単行本は作者の初作品集の復刻版であるが、それだけにまだその才能が荒削りなものであったころの、生のエネルギーが暑苦しいくらいに満ちあふれている。(芝田隆広)
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発刊: 2002.02.06 ~
既刊4巻
新刊通知
aピアノ教室に通い始めて5年になる、16歳の小川加恵。ピアノ教室の五嶋先生に恋心を抱きつつも、いつもクールな先生に子供扱いされてばかり。ピアノのレッスンを通して少しずつ成長する二人の恋は…!?文庫用描き下ろしおまけまんがも収録。
「ピアノ講師と、女子高生の生徒」の二人の関係を描いた作品。 ヒロイン「小川カエ」は小学五年生からそのピアノ教室に通っていて、活発でどちらかというとピアノを弾くのは苦手なタイプだったのですが、講師の「五嶋」先生に密かに憧れていたため5年間も続けることができていた。 クールで意地の悪い五嶋は、彼女の成長に戸惑いを覚えつつも、自分の内の感情を父性とごまかしていた。 そんな中、カエは五嶋のシャツを掴んで無理やりキスをする。 もう子供扱いさせないという宣戦布告ともとれるキスをする、そこまでで第一話。 以降、小さな恋の鞘当てが行われつつも、五嶋とカエのアダルトな恋愛ドラマが繰り広げられる内容になっています。 カップルがやるような、いちゃついたり、街を食べ歩きながらデートするようなシーンは本作中はなく、等身大の高校生が主役の少女漫画よりも背伸びした内容となっています。 女子高生が主役の少女漫画には珍しく学校行事系 (文化祭、修学旅行など) のイベントもありません。 キスシーンはもちろん、タバコに火をつける仕草、リップをつける仕草などが艶っぽく、魅せられる作品だと感じました。 ピアノが本作品のキーアイテムとなっていて、読むとクラシックを聴きたくなるというよりも、ピアノを弾きたくなる作品です。というかなりました。練習中です。 難曲であっても五嶋は何気に弾きこなすので、音が聞こえるような作品というわけではなく、ピアノってなんてセクシーでカッコいいんだろうと思わせてくれる作品です。こんなふうにピアノを弾いてみたいと思わせるというか。 今ピアノを習っている人、弾いている人にはおすすめの作品です。 ただ、妙にオシャレというか、意識の高い系の作品なので、コーヒーと言えばスタバのフラペチーノなティーンにはちょっと疲れる作品かもしれません。 ちなみに私は限定のフラペチーノにセルフのハチミツやらシナモンやらシロップやらドバドバ入れて2倍量くらいにするのが好きな、意識の高低でいうと意識失っている系なので、本作は何も考えずに楽しめました。 五嶋は超人のように敵なしで、カエも他の男性の誘いは雑音としてしか捉えられない一途なキャラで、裏を返せば波乱が起こりづらい淡々としたストーリーとなっています。それなのに、不思議とおもしろく読めました。独特な雰囲気のある作品だと思います。 マツモトトモ作品は本作しか読んだことないのですが、他作品も読んでみたいと思います。
by うにたべたい (585)