創立一年目の私立・扶桑高校。ラグビーの元全日本監督でこの学校の校長・蓬莱は、最強のラグビー部をつくるために全国各地から選手をスカウト。だが、この部員たちは全員がラグビー経験のない札つきの悪たればかり。毎日練習そっちのけで、非行のかぎりをつくす。そこに、新監督としてやってきた冴木麗緒は、女ながらこの悪たれ集団をまとめようとするが…。そんな矢先、全国大会の常連で強豪の堂園高を相手に練習試合が行われることに。もし、この試合で負けても200点以内の差であれば、冴木は裸でグランドを逆立ちして一周すると約束。これに燃える部員たちだったが、試合は堂園の一方的な展開になる。
3.00
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発刊: 1984.04.01 ~
既刊2巻
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発刊: 1980.08.20 ~
既刊2巻
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発刊: 1985.11.15 ~
既刊1巻
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a幻魔大戦とはいうものの全2巻なので幻魔大王と戦うことはなく、その下っ端や司令官みたいなのが地球に出張ってくる。並外れた超能力を開花させ徐々に覚醒する丈。テレポーターのサンボ、サイボーグのベガ、これを束ねるルーナの4人がメイン。 壮大な物語の一端を感じるし魅せ方が上手い。流石は巨匠石ノ森章太郎。作品自体50年以上前に描かれたものだけど現代に生きる若者が読んでもしっかりと面白い。全2巻なのに仲間集め、死別、成長などお約束と言われるものもちゃんと描いてあるし超能力ものという目に見えないものをかっこよく描く描写力は凄まじい。 超能力ものだし途中で自分の体をボール状にする肉ボールのサメディという敵もでてくるから大友克洋が影響を受けたと言ってもなんら不思議ではない。 ひとつだけ。ルーナが途中で超能力を失う展開があるのだけど、これで離脱か…と思った矢先に突然復活する展開には「ハァ?」と内なるうさぎが出てしまった。復活した経緯も一切描かれず、大した期間もなかったのに復活と同時に超能力者の仲間まで連れてきた。これに関しては当時の読者も納得しなかったんじゃないか?と思う
by 山形 (340)