女たらしの阿美健一郎はある日、元彼女に刺されて死んでしまった。 しかし目を覚ましたのは病院でも霊安室でもなく橋の下。 冷たい体に脈打たない手首――どうやら自分は死んでしまったらしい。 これからどうしよう......と途方に暮れる健一郎の目の前にとつぜん現れた2人の少女カタリナとノラ。 ノラはどうやら健一郎と同じ"リビングデッド"で、カタリナはノラや健一郎のような"リビングデッド=ゾンビ・不死者"を研究している科学者だという。 アミはカタリナ達に拾われ、3人での奇妙な共同生活がはじまったが――。
『ファイル1・高層恐怖症』一流商社の女性総合職として意欲的に働く冠野あずさは、高層恐怖症とゾンビの悪夢に悩まされ「楷恭介心理研究所」を訪ねる。楷は「心の病」の原因があずさ自身気づいていない「幼少時の記憶」にあることを突きとめ、必死に処方を施す──。
182
発刊: 2015.02.25 ~
完結・全3巻
新刊通知
a角川ホラー文庫の同名人気小説(櫛木理宇著)を原作にしたコミカライズ作品。主人公の八神森司は極端な怖がりであるにもかかわらず、困った事に幽霊が「視えてしまう」体質の大学生。片想いしている美少女・こよみのそばにいたいがために、彼女が籍を置いているサークル“オカルト研究会”に不本意ながら森司は入部する。だがその“オカ研”は学生たちの、霊に関する困り事、悩み事、心配事などが次々と持ち込まれる心霊駆け込み寺の様相を呈していた。持ち込まれる案件の相談を聞き、奇怪な心霊現象の謎にせまるべく事件に挑む“オカ研”所属のクセのあるメンバーたち。彼らに引きずられるようにして、いやいやながら行動を共にせざるを得ない森司のかたわらには、思いを寄せるこよみの姿があった。頼りない霊感を駆使して森司は心霊現象の裏に隠された真実をさぐりつつ、こよみを邪悪なモノから守ろうと奮闘するが……。弱気なヒーローとクールビューティーなヒロインの、じれったい恋の行方から目が離せない青春オカルトミステリー。『Nemuki+』連載中の読み切り連作をコミックス化。16ページの描き下ろし作品を収録。