結婚3年目。優しくていい旦那。でも毎日に何かが足りない… そう感じていた主婦・澄香は隣人の有名デザイナーに言い寄られ、はじめて“不倫”をしてしまった。そしてその過ちは、不倫相手の妻である志乃との出会いを呼び家庭をもつ“女同士の不倫関係”を作り出してしまい…
3.33
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発刊: 2019.09.25 ~
完結・全2巻
新刊通知
a転生者であるダリヤは、婚約破棄を言い渡されたことをきっかけに、「もう、うつむくのはやめる」と決意する。できる限り生きたいように生きようと、美味しいものを食べ、行きたいところに行き、大好きな魔導具を気ままに作っていたら、なぜだか周囲が楽しいことで満たされていって――?
ある日、ミキオは、いきつけの居酒屋でピアノを弾いている文と知り合う。文のピアノに合わせミキオは歌をうたい、盛り上がったその日、ミキオは文を家まで送るが、そのまま文の家に泊まってしまう。“文にもう一度会いたい”と思ったミキオは、居酒屋で待つのだが……。
原秀則はかつて大量に読んでいて、「冬物語」とか「いつでも夢を」とか「SOMEDAY」とか持っていたはずなのですが、引越し時のドサクサで捨ててしまったのか家に残存しているのはなぜか本作だけでした。そのうち買い直したいです。 ある晩、居酒屋で意気投合した大学生「塩村ミキオ」と、ピアノの演奏を仕事にしている女性「水沢文」が、同じベッドで一夜を共にして目覚めた朝からドラマが始まります。 その後、半同棲状態となった二人、一方はがむしゃらにカメラマンで食うという夢を追いかける大学生、一方はピアノ教室の先生とバーやレストランでの演奏を生業にしている大人の女性、二人に待ち受ける試練を描いた作品です。 大人の愛を描いた作品で、時に今のため、愛よりも仕事を選択したり、相手の成功を素直に喜べない自分がいたりと、他作品にも言えることですが、とにかく原秀則は登場人物の心理描写に長けた漫画家だと思います。 皮肉にもすれ違った二人の距離の分だけ夢に近づいて、その果に得たもの、得られなかったものについて描かれています。 もう古い作品なので、電話が固定だったり、職場での喫煙が可能だったり、今の時代から見ると違和感があるシーンもありますが、人の感情は時代が流れても変化しないものなので、今の人が読んでも面白いと思います。 ただ、本作は非常に悲しい終わり方をしています。 最後があまりにも悲しすぎる。多分、本作は奥へ仕舞っていたために断捨離から逃れたのかなと思います。 途中まではとても良かったのですが、終盤、雲行きが怪しくなって、そして、そして、そして。 最終7巻の表紙の楽しそうな二人の絵がまた悲しさを誘います。 男と女のありふれたストーリー。おすすめするかは微妙なところです。 個人的には展開に無理があってもなんでも良いので、ハッピーエンドで終わるドラマにして欲しかったと思いました。
by うにたべたい (525)マタギの少女が撃つは、人か魔か――!!山に生まれ棲むマタギの少女・椿鬼(ツバキ)。人間たちの醜い所業が山を穢すたび、彼女は村田銃(シロビレ)を手に彼らの前に姿を現す。その瞳に深い哀しみの色を湛えて――。大自然の狭間に生きる人間の業を描く新シリーズ!
3.39
831
発刊: ~
完結・全6巻
新刊通知
a昼間は聖(セント)ポーリア学院に通うふつうの女の子、羽丘芽美(はねおか・めいみ)。だけど、夜になると怪盗セイント・テールとなって、親友のシスター見習い、深森聖良(みもり・せいら)に救いをもとめてきた人たちのために大活躍!!パパ譲りのマジックの腕前と、神のご加護を受けて、今夜もまたとっておきの夢を見せてあ・げ・る。
幼少期に、おもちゃ全部持ってるくらい大好きだった! 今更見直してみて…めちゃくちゃ面白くてびっくり。 くっつきそうでくっつけないこのもどかしい感じ、たまらないです! 最強の焦らしプレイ。 素晴らしいです。 教会に参った人が修道女に失くしたものを相談・神様にお祈りする→修道女が参拝者の悩みを怪盗に他言→怪盗が失くしたものを取り返して参拝者に戻す→参拝者は神様が加護したと思い込む、目出度。 怪盗セイントテールは、最強の宗教撲滅アニメかもしれない。神様の力なんて存在しない、誰かが裏で動いている、というメッセージが込められているのだとしたら、マジパネェ。 アスカジュニアLOVE!
by POCALI (239)これは、永遠を強いられた少女たちの物語。絶海の孤島にある全寮制学院へと集められた少女たち。不老を司る特別な因子を持つ彼女たちは、永遠を目指す実験体として生き、そして死んでいく。縋るもののないなか、より永遠に近いものが崇められる学院に現れた転入生・永見千剣(ながみ・ちはや)。彼女は、少女でありつづけることを拒み、大人になることを望む。千剣の登場により、学院の生徒たちの運命は大きく動き出す!