としろう。
4.0
読み進めていくうちにどんどん不穏な空気が漂ってくるが、それら全てが綺麗に回収されることはなかった。それは、日頃私たちがコンテンツにおいていかに不条理を回避しているかということで、登場人物と同じような不条理を味わいながら読んでほしいということなのかもしれない。しかし、この情報量とシュールさ(ギャグの受け取り方)の中で読み進めるのはしんどさもあった。なんにせよ、普通の日常は本当は特別なものなんだ、という。
スペシャル
レビュー(20)件
完結・全4巻