昭和32年、雄飛の仇、峻堂 巌は裏社会の組織、旭翔会を率いており、組織は拡大の一途をたどっていた。侠客である雄飛の養父、大垣とも、港湾荷役の仕事を巡り、対立を深めていた。不満が募った大垣の子分、実(みのる)は、一人大垣の屋敷に侵入するが、捕らえられ、むごたらしく殺されてしまった。だが、雄飛は悲しみに暮れる間もなく、雄飛は新人王の座を懸けて峻堂ジムの勝太郎と戦うことに!峻堂への憎しみ、そしてボクシングへの思い。複雑な気持ちと、大きなプレッシャーを背負いながら、雄飛はリングへ上がり――!?各界でも超話題の本格人間ドラマ、必読の第4集!