アルキメデスの大戦4

三田紀房

3.58

5504

発刊:2016.05.06 〜

完結・全38巻

アルキメデスの大戦4巻の表紙
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アルキメデスの大戦(4)のあらすじストーリー紹介

水雷艇転覆事件に端を発する海軍全艦艇の改修事業。その総指揮を執る事で海軍内での発言力を増した平山造船中将は、櫂に白紙に追い込まれた戦艦「大和」計画の復活を目論む。それを危惧した櫂直は、海軍内で蔓延る大艦巨砲主義そのものを無くすべく、高性能な新型戦闘機の開発に参画する。そして山本五十六仲介のもと、三菱の設計士・堀越二郎氏と出会うが……。

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78件の評価

5.0

26巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

めちゃくちゃ面白い。
櫂がどういう理論でその場を切り抜けるのか毎回スリルがあり楽しみ。
櫂自身が善良な人間なので(マキコに対しても利用するだけポイではなく思いやりがある、戦争反対、民の血税を大切に使うべき等) うまくいってくれと心底応援したくなる。
論理的で天才だが、人の感情には疎い(正しいことを言って何が悪い)ところも推せる。

長編漫画には珍しく、中だるみしない。
1話の長さ、テンポがちょうど良い。

マイナスポイントは、キャラの描き分けがあまり得意ではないのかこの人誰だろうになる。
まあストーリーに差し障りはないので問題ない。

自分のためにストーリーをメモ
予算のいんちきを暴き、大和製造を阻止する
戦闘機を作る(三菱、中島と競う)
平山造船中将が大和建造を諦めていなかったが直談判して阻止。
米国との戦争を回避するという内なる目的のた、櫂が大和製造に動くことに。
ドイツに行く ユダヤ人亡命に協力しユダヤ人科学者にミサイル製作してもらう
226事件勃発
マキコを二重スパイにする
チャハル侵攻 櫂上海へ
日米和平交渉(18〜23巻)
櫂、山本長官とこじれる スパイ容疑で拷問にあう
櫂が艦隊勤務になる 田中中尉とお別れ
艦内にて兵棋練習 櫂(米国チーム)が勝利
大和の火災、材質不備、尾崎造船の不正発覚 大和建造致命的(26巻〜

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