アルキメデスの大戦37

三田紀房

3.58

5504

発刊:2016.05.06 〜

完結・全38巻

アルキメデスの大戦37巻の表紙
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アルキメデスの大戦(37)のあらすじストーリー紹介

最後の希望、あるいは最後の絶望。この瞬間、戦争が終わる。「大和」は使用されず、沈みゆく日本とともにある。軍令部は櫂が提案したミッドウェー海戦の採用を決定する。しかし、海戦に一極集中させるはずの戦力を事前の戦闘で多数失い、作戦の修正を迫られる。そこで櫂は「大和」の実戦投入を構想。巨大戦艦の大胆不敵な活用法を提案する。暗号が解読されたことを日本は未だ知らず……。田中は決死の覚悟でミッドウェー最前線へ! 戦後、櫂の処分はどうなる!? 戦争の終結、そして最終章へ突入する第37巻!!

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78件の評価

5.0

26巻まで読みました

このレビューにはネタバレを含みます。

めちゃくちゃ面白い。
櫂がどういう理論でその場を切り抜けるのか毎回スリルがあり楽しみ。
櫂自身が善良な人間なので(マキコに対しても利用するだけポイではなく思いやりがある、戦争反対、民の血税を大切に使うべき等) うまくいってくれと心底応援したくなる。
論理的で天才だが、人の感情には疎い(正しいことを言って何が悪い)ところも推せる。

長編漫画には珍しく、中だるみしない。
1話の長さ、テンポがちょうど良い。

マイナスポイントは、キャラの描き分けがあまり得意ではないのかこの人誰だろうになる。
まあストーリーに差し障りはないので問題ない。

自分のためにストーリーをメモ
予算のいんちきを暴き、大和製造を阻止する
戦闘機を作る(三菱、中島と競う)
平山造船中将が大和建造を諦めていなかったが直談判して阻止。
米国との戦争を回避するという内なる目的のた、櫂が大和製造に動くことに。
ドイツに行く ユダヤ人亡命に協力しユダヤ人科学者にミサイル製作してもらう
226事件勃発
マキコを二重スパイにする
チャハル侵攻 櫂上海へ
日米和平交渉(18〜23巻)
櫂、山本長官とこじれる スパイ容疑で拷問にあう
櫂が艦隊勤務になる 田中中尉とお別れ
艦内にて兵棋練習 櫂(米国チーム)が勝利
大和の火災、材質不備、尾崎造船の不正発覚 大和建造致命的(26巻〜

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