3巻
自分を助けたことで大けがを負ってしまった拓也から逃れることが出来なくなった紗月は、拓也と向き合っていくことを決意する。右手を怪我し、中学最後の総体に出られなくなってしまった拓也だが、足に怪我を持ちながらもシュート王を目指しトレーニングに励むマルケンを見て、自分も左手だけでも戦えるよう鍛え始める。ある日、拓也と紗月は剣道部の先輩である植松に再会する。植松が彼女と別れたことを聞いて、拓也との関係をどうしてよいのか分からなくなっていた紗月は、植松と付き合い始める。そんな紗月に動じない拓也の姿を見て、紗月は当てつけのように植松との仲を見せつけるのだった。