4巻
高校生の松本一成には苦い恋の思い出がある。それは、12歳の時に初めて出したラブレターを掲示板に貼りだされるというものだった。彼はそれ以来、女の子に興味を持てないでいた。ある日、一成のクラスに転校生がやってくる。その転校生こそ、誰あろうラブレターを渡した相手の佐倉一子だった。一成が二度と会いたくないと思っていた女の子が目の前に現れたのだ。しかし、一成は偶然一子の着替えを見てしまい、一子にばらされたくなかったら何でも言うことを聞くようにと脅される。こうして一成の、一子に下僕のように扱われても抵抗できない悲惨な高校生活が始まったのだ。