マンガ好きが選ぶ読書記録&新刊通知サービス
大暮維人西尾維新
3.82
9711
新刊通知
発刊:2018.06.15 〜
完結・全40巻
242件の評価
うにたべたい
4.4
講談社BOXから刊行されている西尾維新原作小説で、アニメも有名な<物語>シリーズのコミカライズ作品。<物語>シリーズは2024年4月現在、ファーストシーズンから始まり第6部まで書かれていますが、漫画版はファーストシーズンが主です。基本的には化物語全編と傷物語をなぞったような形になっていますが、途中から他のストーリーで語られる部分が見られるようになり、ノベルスに忠実なコミカライズというわけではないです。特に死屍累生死郎のあたりで顕著に感じたのですが、オリジナル要素も多くありました。主人公は男子高校生・阿良々木暦。とある事情により、とてもマニアックなフェチ向け雑誌を購入して帰途を急いでいるところ、瀕死の吸血鬼に出会い助けてしまう。それがきっかけとなり、紆余曲折の末、吸血鬼まがいな肉体になってしまう。「怪異の王」である吸血鬼・キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの存在によって霊的に乱されてしまっている街で、阿良々木暦が街に出没する様々な怪異に憑かれた(あるいは怪異である)少女たちを助けるストーリーとなっています。作画は大暮維人で、作画は安定してめちゃくちゃきれいです。エア・ギア、天上天下などでも実績のある通り、アクションシーンも迫力があって読みやすく、なにより女の子がエロくてかわいらしいです。化物語の魅力って、ストーリーや西尾節全開の掛け合いも重要ですが、キャラクターの比重もかなり高いと思うんです。そういう意味で、戦場ヶ原ひたぎは妖艶で、八九寺真宵は活発でかわいらしく、神原駿河は元気系で誘惑が激しく、千石撫子は無垢で無知で妹キャラ、そして羽川翼は猫耳巨乳眼鏡委員長に描かれていてとても良い。原作と作画がいい意味で化学変化を起こした作品だと思います。マンガは原作小説より先に終了した形になりましたが、できればこのまま斧乃木余接のフィギュア化するのが難しいあたりまで描いて欲しかった。なお、大暮維人といえば、著作は序盤は良いが途中から散らかってきて何が起きているのかわからなくなるようなことが多いのですが、本作は最後まで散らかりすぎることなく風呂敷に収まっています。ただ、前述の通り、オリジナル展開も多く、終盤では偽物語やセカンドシーズンのストーリーが足早に描かれます。終盤では忍野扇も登場、戯言を並べ去ってゆく役回りをしており、そのあたりは割と原作ありきな内容になっていると感じました。とはいえ、正直、化物語をマンガから入る方がそんなにいるとは思えないので、どちらかといえばファンサービスなのかなあと思います。ファーストシーズンではそれほど登場しないはずの貝木泥舟も登場するのですが、小説やアニメを知らない場合はなぞのキャラで終わってしまっているところがあります。もしマンガで入って興味が出た場合、小説、アニメの方も見てみるのをおすすめします。
z7ae296fd7rq48nW23YW
4.0
前半は1話に内容の代わりにメタファーであったり心情を入れておりそれはギリギリ追えていたのだが、後半内容がメタメタに濃くなるにつれ悔しいながら分からなくなった。まだまだだなと漫画に思わされるとは思わなかった
@まこも
4.3
最高レベルの画力で化物語を表現したすげえ作品。演出もさることながら西尾維新の複雑怪奇な世界を十二分に具現化したのは絶句もの。これ以上は語るに如かず読めばわかる
rikki
漫画も普通に良い 神原駿河きゃわ
ゆき
4.5
エアギアや天上天下の作者がコミカライズしているので画力はトップレベル。内容も原作を壊さない程度に作者らしさも出ていて良い。人によってはそれが邪魔に思えてしまうかもしれないが原作とアニメを見ている身からするとコミカライズにも個性があって楽しめた。原作とは違う終わり方をしているのも個人的には良い。
COL
世界観
まぐ
3.8
大暮先生は、流石ですね。原作の世界観×大暮先生の世界観で化学反応が発生しています。
オラフ
4.2
とにかく絵が上手くて漫画としての表現力もとても巧み。パースや画角のような背景の技量にキャラの描き分けに加えてフキダシやコマ割りの種類も豊富。要所の字体によるパワー溢れる演出力もすごいし、デフォルメされた緩い感じのキャラも可愛くてバランスが良い。キャラ同士のやり取りは勢いと味わい深さと面白さがあって良き。ストーリーは序盤から広がりすぎていて難しそうには見えるが一つ一つ解決していくので納得して読み進められる。
九九守
5.0
大暮維人先生は絵がうますぎてヤバい。最高の作画で化物語が読めて嬉しい!
おいす
3.6
展開知っちゃってるから
漫画を探す
話題のニュース