3.13
6
発刊: 2021.09.21 ~
完結・全1巻
新刊通知
a死んだ息子は実は異世界に転生して生きていると主張する母親と、彼女の元同級生(オタク)が繰り広げる、悲しみに向き合う物語。誰かが死んだ時、残された人々はどうやって前を向き、立ち上がるのか。
※電子版は本文がカラー付きになります。ファッション業界に憧れて上京した新道開、妻と子どもと東京で3人で暮らしている。今でもガチのファッションオタクで、東京コレクションに通い、後輩のセレクトショップのバイヤーもしているが、テレビの電飾がメインの仕事。ある日、熱くてものづくりに真摯な希望に燃えた若者に出会ってしまう。彼のような若者が未来に希望を持てるために出来ることがあるんじゃないかという使命感にかられ、自分が持っているアイディア、時間、人脈、信用、全てを若者に捧げ、妻を説得し、一緒に東京コレクションに参加することを決意する。しかし信じた若者の本性がだんだん明らかになっていき……。
近未来。全世界的に出現した「超人」たち。人類は科学技術を駆使した武装「リモデリング」を駆使し、その脅威を克服した。そして今、世界は反転し、超人は差別の対象となり、息を潜めて暮らしている。超人の少女、リアンナ・ヒルデブランドはある日、正体が発覚し捕まってしまう。絶望の底にいたリアンナを待っていたのは更なる絶望、リモデリングによる超人殺戮ショー「リモデリングバトル」への参加だった――。
速度について。 『ひゃくえむ。』『チ。──地球の運動について──』の魚豊が再発見させてくれたことのひとつは、アートにおいて「速度」はひとつの美しさ──本質と言い換えてもいい──だということ、これだと思っている。 魚豊のマンガと共通する「荒削りさ」。しかも、そこに何か奇妙な「美しさ」が宿っていること。 アートの「速度」とは何か?いわゆる「勢い」、しかも(魚豊が気付かせたような)「美しい勢い」とは何か? それは「いま描かなければ間に合わなくなる」という焦燥感だと考える。締め切りとかそういう小さな話をしているのではなくて、「世界に対して間に合わなくなる」ということを言っている。いまこの世界に刻み付けなければ。そのためには小綺麗に整えている時間なんてない。ローザ・ルクセンブルクが「革命とは常に時期尚早である」つまり「待っているうちは"機"など絶対に来ない」というようなことを言ったらしい。「世界に対して間に合わなくなる」という焦燥感、そういう感覚の鋭敏さは普通は持っていないほうが幸せだと思うのだが、一方でアーティストにとっては特異な才能として機能すると思う。 そんな「速度」でもって作品が描かれているということは、その作品は「世界を変える」ために描かれているということだ。そんな「荒削りさ」を、憧憬とともに、美しいと感じる。 不条理について。 無垢な存在が徹底的に酷い目に遭う、もっと言えば世界の過酷さを引き受ける──しばしば「これが現実」というかたちで──という構造からして、『リモデリング』には「まどマギエピゴーネン」的な面が確実にある。 この「まどマギエピゴーネン」的なるもの全般について考えるとき、思わざるを得ないのは、結局そこから抽出されて残ったのが「シニカルな嗜虐性」に過ぎなかったということ。まどマギ自体はクライマックスにかけてそういうシニカルな嗜虐性を批評的に撃つわけなのだが、どういうわけか後発の作品においては「無垢なものを傷つけること」ばかりが強調されていたように思える。それは結局のところデスゲームに帰着する。 『リモデリング』でも主人公のリアンナは徹底的に痛めつけられ蹂躙される。ほとんど唐突で過剰な暴力性によって。が、そこからだ。 このマンガの不思議な部分は、そうした暴力の次に起こることだ。 これについて私は説明する言葉を持たないし、ただ体験してもらうしかないと考えるのだが、つまるところ、それを体験したあとの、このマンガの読後感は、ただこの一言に尽きる。ストレート。 このマンガの中で頻繁に使われる言葉がある。「愛」だ。それはアイロニーでもシニカルな形でもなく、まっすぐに放たれる。 たぶんこの作品はそのことを信じていると思う。シニカルな嗜虐性、不条理を超えて、人間の善性──言い換えると「愛」──や苦難を乗り越えようとする人の意志──別の言葉で「勇気」──に回帰する。 ここではどこか白々しく見えてしまうこれらの言葉が、このマンガの中で立ちあがってくる。このマンガはそれだけ「速い」から。 「人間讃歌は勇気の讃歌」というセリフを、このマンガを読みながら思い出した。 ここで言っている「速度」はもうひとつ別の言葉で表現することもできる。 「熱」がそれ。 シニカルな「アツい」を超えて、ただまっすぐに読み手に「熱い」と呟かせるような何か。表現の熱量。熱狂的に描くこと。 このマンガのもっとも美しいと思う部分について書く。 その表現の熱をもってマンガの中で描かれるのが「熱」であるということ。リアンナの力は「熱」であって、このマンガはそれについての物語になっている。 中身、描くことと、外身、描かれるものが一致しているから、このマンガは確かに「熱い」のだと思う。 あんな烈しい暴風(あらし)の中で 掴んだひかりだ はなすものか どんなことがあつても おゝ石になれ、拳 此の生きのくるしみ くるしければくるしいほど 自分は光をにぎりしめる 山村暮鳥 "自分は光をにぎつてゐる"
by 鈴木 (34)元宝塚歌劇団・雪組トップ娘役真彩希帆様 推薦!!「この作品は何てリアルなのでしょう!!主人公・瑞穂、彼の言葉一つ一つに大きく頷く自分がいました。」僕が娘役として舞台に立つ理由、それは君だったのです。吉祥寺少年歌劇は「男子のみ」で構成される伝統の歌劇団。入団へは、付属の音楽学校への入学が必須である。81期生の進藤瑞穂は、男役に憧れて入学したのに娘役と判定されてショックを隠せずにいた。首席候補の白井寿に、娘役への不満をこぼすと、 「じゃあ早くやめろ」と冷たく言い放たれてしまい…。 2人はまだ知らない。その出会いは、互いを舞台の上へ導く運命だったのだと……ーー!自らの理想と、思い通りにならない現実の間で、少年達は己のすべてを懸けて夢の舞台を目指す。舞台芸術を愛するすべての人に捧ぐ青春輪舞曲!
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発刊: 2021.10.20 ~
既刊4巻
新刊通知
a三姉妹の中でいちばんの出来損ないと言われて育ち、父親の借金で一夜にして没落貴族の身になったデイジー・ド・フィルベルン。父は夜逃げし行方不明、資産家の男性と結婚した姉にも見捨てられ、幼い妹を守るため、針仕事でなんとか生計を維持しながらも幸せに暮らしていたが、愛する男性に裏切られ、殺されてしまう…。だけど、目覚めると昔住んでいた部屋にいて――!?「あの日」…、すべての不幸が始まった日に戻ったデイジーは、自分や姉妹の悲惨な未来を変えるため、一家を破滅させる原因となった、キリアン・ド・エッセル侯爵に取引を持ち掛けるのだが…。
【電子限定描き下ろし付き】小さい頃から「かわいい」と褒められ続けてきた南は、それが原因で、あるトラウマを抱えてしまう。面倒事を避けるべく、大学生活では顔を隠し、友達も作らない日々。たまに喋るのは、同じゼミでいつも黒マスク姿の馬淵だけ――……。しかし、ひょんなことからお互いの素顔を見てしまい、馬淵が元モデルで驚くほどの美形であることを知った南。馬淵の顔を隠す理由に親近感を覚えたものの、深入りしたくない気持ちから「自分はゲイだ」と告白し距離を取ろうとする。それなのに、馬淵は南を追いかけて、更には突然キスまでされて…!? 元モデルの超絶イケメン×トラウマ持ち美少年の、もだキュンラブ。
【クレイジーでファンタジーちょっぴり奇怪ワールド!?】ヘビみたいな体をもつ女の子・ニョロリンは謎の生き物のパパ、ヘビのママとヘビっぽい弟と暮らしている。ちょっとおかしな仲間たちとの日常はエキセントリックで予測不能!? すこーしダークでちょっぴりやさしい、新感覚コミック!
現実世界で生きる意味を見いだせない、少年・トモ。そんなトモがある日の下校中に出会ったのは、天真爛漫な異世界の住人で?ひょんなことから迷い込んだ世界は、人も町もとっても奇妙で不思議な世界!?異世界日常ファンタジー、開幕。
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発刊: 2021.11.27 ~
既刊1巻
新刊通知
a高校生の穂時勘太郎は最近悩んでいる。夢の中でクラスの女子・結目ねむりさんとあんなことやこんなことをしているからだ! コスプレや混浴、いきなりラブなホテルに移動したりと、夢の中なのでなんでもあり! さらにどうやら、同じ夢をねむりさんも見ているようで……!? でもなぜかねむりさんは強くは拒まない。むしろ、シテくれなくもない!!?